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2018年06月04日
久しぶりのペンドリーノ前(六月四日)
五月の半ばにまたまたプラハに行く用事ができたときに、その日はなぜかレギオジェットの乗車券が普段の倍ぐらいになっていて、さすがに手を出しかねたのと、約束の時間に合う便がなかったのとで、久しぶりにチェコ鉄道を使うことにした。こちらは、価格変動制ではないので、いつでも運賃は同じである。
プラハまで二時間から二時間半、座れないのは嫌なので、やはり座席指定のペンドリーノを使おうと考えて時刻表、ではなくてidos で探すのだけど出てこない。よく見たら、電車番号がIC510というのがあった。以前は500番台はすべてSCでペンドリーノだったはずだが、別の車両が使われているからICになっているのだろうか。所要時間は2時間5分とSCペンドリーノと全く同じである。
座席の指定も必要なようだし、到着もお昼ちょっと過ぎでちょうどよかったので、行きはこれを使うことにした。帰りはちょっと予定を遅らせてペンドリーノにする。以前と比べてどう変わっているのかも確認したいし、ペンドリーノと同じ番号で走っているものとの比較もしてみたい。
駅まで出向いて買おうかとも思ったのだけど、使う電車を決めたのが前日の夜のことで今さら駅に行くのもなあということで、最近使う機会が増えたネット上でのお買い物である。idosで買う(Kup)というボタンを押すと、チェコ鉄道のEショップに移動する。緑色の値段を表示するというボタンを押して値段を確認すると220コルナ、ポイントが22付くとか書いてあるのだけど、ポイントをもらうには多分登録が必要なはずである。できれば無駄な登録はしたくないので、そのまま手続きを進めた。
ペンドリーノと同じ番号だけあって座席の指定券は必須になっている。座席の指定もお任せにしてもよかったのだけど、一応自分で選ぶことにして、選択画面を開いたのだけど、わかりにくい。座席番号が赤のところと黒のところがあり、座席を示す□が赤く塗られているところと白のままのところがある。最初は、赤塗りの席が少なかったこともあって、赤い数字の席がすでに予約済みなのだろうと思ったのだが、そうではなくて、赤の数字は、特別な席を示しているようである。
特別な席って何だということで、車両の編成を確認すると、子供づれ用の席とか、女性の一人旅用の席とかあれこれ設定されているようである。子供用はともかく一人旅の女性向けの席とか存在を知っている人はいるのだろうか。
問題は、座席選択画面ではそんな座席の種類が表示されないことで、黒い数字の座席を選ぶしかなかった。空席が多かったからよかったけれども、これで込んでいたら座席を探すの大変だっただろう。とりあえず空いている車両の空席の多い辺りの二人掛けの席の窓側を選んでおいた。これだけ空いていれば隣に座る人はいるまい。
帰りのペンドリーノのほうは、空席はほとんど残っていなかったが、赤字の座席はなかったので、一人がけの席を選ぶ。ちょっと驚いたのは指定席の値段で、以前使ったときには、指定券が50コルナ、もしくは指定券込みで250コルナだったと記憶しているのだけど、今回指定券だけで70コルナ、運賃も合わせると290コルナになる。これだとレギオジェットのビジネスのほうが安いケースもかなり出てきそうである。四月の観光シーズンに入ってからレギオジェットの値段が上がっているという話もあるので、そこまで多くはならないかもしれない。とまれ、今回のチェコ鉄道の利用で次にプラハに向かうときにどちらを使うかを決めることになる。
2018年6月4日0時。