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2016年03月25日

オロモウツレストラン巡り(三月廿二日)



 二月の終わりから三月にかけては、日本から来るお客さんが多く、毎週誰か彼か来ていて、昼食、夕食を一緒にすることが多かった。毎回同じところではつまらないので、いろいろなレストランに出かけることになってしまう。最近オロモウツについてあまり書くネタがないので、今回出かけたオロモウツのレストラン(ビアホールかも)について書くことにする。

 一番よく行ったのは、以前も書いたミニビール醸造所のスバトバーツラフスキーである。ここでジェザネーという黒と金色が半分半分に分かれたビールを飲んでもらうのが、オロモウツに来て最初のイニシエーションになりつつある。最近は近くの郵便局だったところに、高級バージョンのレストランも誕生したので、落ち着いた雰囲気のスノッブな雰囲気に浸りたいときには、そっちに行くのもいいのかもしれないけど、オロモウツらしからぬ値段になっているのが問題である。
 ミニ醸造所のモリツもビールはとても美味しい。でも、混んでいることが多く予約しておかないと入れないのが玉に瑕である。今回は人数が四人と少なかったので何とか入れたけれども、数が増えると予約も取れないことがある。こんなビアホールで、大声でワイワイしゃべりながらビールを飲むのは幸せである。しかも、日本の居酒屋風にみんなで頼んでみんなで食べるという方式が使えるので、チェコにいながら日本で飲んでいるような気分になれる。これはモリツに限ったことではないけど。
 ピルスナー・ウルクエルが指定するオリジナルレストランになっているドラーパルにも、最近よく行くようになった。以前はたばこの煙がもうもうと立ち込めていて、あんまり行きたくなかったが、完全禁煙になったので行きやすくなった。ホルニー広場のアリオンの噴水のわきを通って広場から外に出ていく通りが大通りにぶつかるところの交差点にある。お店の前に一服のために人がたむろしているのはお店としてどうなんだろう。通行の邪魔になることもあるので、何とかしてほしい。
 この三軒は、食べるよりも飲むために出かけるので、料理はおつまみ感覚で、あまり意識したことはないのだが、連れて行った人から不満が出たことはないので、それなりには美味しいのだろう。一体にオロモウツのレストランの味は、この十五年で見違えるほどによくなっているので、よほど変なところに行って変なものを頼まない限り、まずくて食えねえと思うことはないはずである。

 そして今回初めて行ったのが、オロモウツ三軒目の醸造所付きレストランのリーグロフカである。小麦のビールと週替わりの特別ビール(果物などの風味の付いたビール。今回は西洋ニワトコの花風味のビールだった。飲んでないけど)以外には、ちょっと黒めのビールしかないのが残念だった。十分以上に美味しかったけど、普通の黄金のビールが一種類は欲しい。ホルニー広場からバチャの脇の通りを入ったところで交通の便は非常にいいところである。ただお店の入り口の看板などが完成していなくて、営業しているのかどうかわかりにくくなっている。

 クラシック音楽のファンには、ドルニー広場のモーツァルトの滞在した建物に入っているハナーツカーがお薦めである。再開店してから行ったことがないので、何が食べられるかは知らない。ハナー地方の料理だろうとは思うけど。それが、不安な場合には隣の赤牛の店(別名赤べこ屋)のほうがいいかもしれない。インテリアに古い家具や楽器などが、使われていて落ち着いて食事するにはいい店である。大人数で行っても大声で話さなくて済むのがありがたい。さらに隣の階段を登ったところに最近移ってきたのがネパール料理の専門店である。以前は少し離れたアイリッシュパブでネパール料理のカレーなんかを出していたのだが、それがドルニー広場に進出してきたらしい。ただ、この場所はレストランの入れ替わりが激しいところなので、近いうちにまた別の店に代わるかもしれない。

 それから、音楽ファンにはホルニー広場のシーザーの噴水の近くにある喫茶店マーラーと、その角の通りを少し入ったところにあるマーラーの住んでいた家に入っているカフェ・デスティニも薦めておこう。デスティニは、カフェという名前がついているけど、お昼の定食は毎日出している。夜はどちらかというとお酒を飲むお店になりそうな感じである。

 これも、今回、人に連れられて初めて夕食を食べに行ったのが、カフェ・ニュー・ワンというお店である。カフェーと言いつつ普通のレストランで、ただチェコ料理はなくイタリア料理のスパゲッティとかリゾットとかそんなのが中心だった。大通りを通るトラムの中からインテリアの大きな丸い形のシャンデリアが見えるので、高級店なのかなと思っていたら、みんな普通のジーパンなんかで来ていたから、そういうわけでもないらしい。ホームページを見ると本格的なコーヒーのお店のようにも見えるので、今度はコーヒーを飲みに行ってみよう。
 これから、新しく改修されたクラリオン・コングレス・ホテル(旧名シグマ・ホテル)のレストランベナダに行くことになっている。ホテルのレストランは、一年半ぐらい前にサッカーのスタジアムの近くのNHホテルに行って以来かな。あそこは何を食べるか悩んだけれども(その理由は察してほしい)、今回はどうだろうか。

 さて、つらつらと何軒かのレストラン(むしろビアホールかも)を紹介してきたが、今でも私にとってオロモウツで一番いいレストランは、ホテル・ブ・ラーイのレストランである。数年前に閉店してしまったのが残念でならない。それまでは、日本からお客さんが来ると、食事に行く場合には、必ずそこに連れていっていたのだ。復活してくれないかな。

3月23日15時30分。



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