アフィリエイト広告を利用しています
<< 2024年02月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29    
検索
リンク集
最新コメント
チェコの銀行1(十二月二日) by ルイ ヴィトン 時計 レディース hウォッチ (03/20)
メンチンスキ神父の謎(四月卅日) by にっしやん (12/30)
メンチンスキ神父の謎(四月卅日) by にっしゃん (12/30)
メンチンスキ神父考再び(七月卅日) by にっしゃん (12/30)
カレル・チャペクの戯曲残り(二月朔日) by K (08/16)
最新記事
カテゴリーアーカイブ
記事ランキング
  1. 1. 『ヨハネス・コメニウス 汎知学の光』の刊行を寿ぐ(四月十日)
  2. 2. no img 『羊皮紙に眠る文字たち』『外国語の水曜日』(三月十九日)
  3. 3. no img コメンスキー――敬虔なる教育者、あるいは流浪の飲んだくれ(九月廿七日)
  4. 4. no img すべての功績はピルスナー・ウルクエルに(一月廿六日)
  5. 5. no img 「トルハーク」再び(三月廿日)
  6. 6. no img トルハーク四度(十月二日)
ファン
タグクラウド










ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

広告

posted by fanblog

2016年12月17日

ヨーロッパ選手権――ハンドボール女子(十二月十四日)



 現在女子ハンドボールのヨーロッパ選手権が、予選を勝ち抜いた十六チームをスウェーデンに集めて開催されている。すでに四チームずつの四グループに分かれた一次グループは終了し、二つのグループの上位三チームずつをまとめた二次グループの試合が行なわれている。二次グループは、六チームで構成されることになるが、一次グループで対戦したチームとは対戦せず、一次グループの勝ち点を持ち越すので、各チーム三試合ずつの試合である。

 さて、チェコ代表は、今回一次リーグで、ハンガリー、モンテネグロ、デンマークと同じグループに入った。チェコ以外の三チームはかつてヨーロッパ選手権で優勝したことがあるという非常に厳しいグループで、特にハンガリーとデンマークには勝てず、モンテネグロと三位争いをするものと予想されていた。
 それが、初戦の相手ハンガリーに五点も差をつけて勝ってしまった。勝ったのだけど内容がどうだったとかいうことは全くといっていいほどわからない。せっかくチェコ代表ががんばっているのに、チェコテレビでは、一次グループと同時期に行なわれていたフロアボールの世界選手権を中継することを選び、ハンドボールはまったく中継されていないのだ。

 本格的な冬が始まり、ウィンタースポーツのシーズンが始まったから、ハンドボールよりもウィンタースポーツが優先されるのは許せる。特に近年好成績を収めているバイアスロンは、シーズンオフにバトミントンのオリンピック代表のコウカルと結婚して、ソウカロバーから姓が変わったコウカロバーがいて、優勝争い、十位以内が期待できる選手が、男女合わせて数人いるから、ハンドボールよりも放送される機会が多いのも理解できる。
 同じウィンタースポーツでも、好成績が期待できる選手がいなくなったノルディックスキーは、クロスカントリーも、ジャンプも、複合も現時点では放送されていないし、放送枠が無限ではない以上、優勝、あるいはメダル争いが期待される種目が優先されるということなのだろう。それにしては、シーズン開幕以来3000m、5000mでは負けなしのサーブリーコバーを擁するスピードスケートの中継がないのが不思議ではあるのだけど。

 それはともかく、フロアボールとハンドボール女子、どちらがメダルに近いかといわれたら、フロアボールなんだろうなあ。ハンドボール女子のヨーロッパ選手権での最高の成績は八位らしいけど、フロアボールでは準決勝で負けて三位決定戦というのが多いようだから。でもなあ、フロアボールなんてホッケーの親戚のようなものを、ホッケーの中継が連日行なわれている中、わざわざ中継しなくてもいいじゃないかと思ってしまうのである。スポンサーという問題もあるはずなので、一概には言えないのだろうけど。

 閑話休題。
 ハンドボールに話を戻そう。チェコ代表は二試合目のモンテネグロ戦に勝つか引き分ければ二次グループ進出が決まるところだったのだけど、一点差で負けてしまった。ハンガリーとの試合では終始リードをしていたようなのだが、この試合では相手にリードを許しては追いつく展開で、最後はこれが決まれば同点というシュートが外れて負けてしまったらしい。この試合も、テレビのテレテキストで、得点の経過をちょこちょこ確認できただけなので、誰が活躍したとかいうのはわからない。

 モンテネグロには負けたものの、ハンガリーがデンマークに負けたおかげで、チェコの二次グループ進出が決定した。最終戦でデンマークに勝てれば、チェコが一位通過するかも知れないという大会が始まる前には想定もしていなかった状態である。
 しかも、デンマークとの試合、勝っていたのである。少なくとも前半は四点リードで終了したし、後半も途中までは勝っていたのだ。それが、自力の差は大きかったのか逆転され突き放されて、結局四点差で負けてしまった。後半だけを見れば八点差ということになるのか。結局負けてしまったとはいえ大健闘である。

 ハンガリーがモンテネグロに勝利したこともあって、チェコは一次グループを二位で勝ちぬけ、二次グループには勝ち点二とともに進出することになった。監督のバシュニーは、この時点で十分以上の成功だと言っているけれども、少しでも上を目指してほしい。印象としては、最初のハンガリーとの試合にあわせてコンディションを整える作戦がうまくいったのかなと思う。強豪国は二次グループ、その後の準決勝、決勝を見据えて調子を上げていくので、一次グループで格下に苦戦したり、負けたりすることが間々あるのだ。

 そう考えると、チェコの二次グループは厳しいものになりそうだ。初戦では、もう一つの一次グループから三位で勝ち点なしで上がってきたロシアに、接戦だったけど二点差で負けてしまった。次の試合もルーマニアに二点差で負け。これで準決勝進出の可能性がなくなり、最高でも七位ということになってしまった。次のノルウェーにも勝てそうにないので、現実的には9位争いかな。
 ヨーロッパ選手権でヨーロッパのトップチームと互角の接戦を演じられている点は、高く評価していいだろう。あとは、接戦を勝ちきる力をつけるだけだ。言うは安く行なうは難しなんだろうけどさ。

12月14日23時。


 結局ノルウェーにも負けて、チェコはこの大会最初に一勝したあとは五連敗ということになった。順位は十位。決勝に進出したのは、いつの間にか強くなっていたオランダと、ノルウェー。放送はなさそうだ。残念。12月16日追記。
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5727865

この記事へのトラックバック
プロフィール
olomoučanさんの画像
olomoučan
プロフィール


チェコとスロヴァキアを知るための56章第2版 [ 薩摩秀登 ]



マサリクとチェコの精神 [ 石川達夫 ]





















×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。