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2021年02月02日

ハンドボール三昧続(正月卅日)



 金曜日は引越し先の建物の管理体制がまだ出来上がっておらず、午後5時で閉めるというので、早めに仕事を切り上げて家に戻った。あれこれ詰め込んだ箱を開けて中身をぶちまけるなんて、特に現状の在宅勤務の人が多い中では、慌てる必要はない。水曜日は忘れていて、たまたまつけたらハンドボールの中継が始まっていたけど、金曜日は5時半から始まるのを知っていたから、遅くとも5時ごろには帰るつもりではいたのだ。

 最初の試合はスウェーデンとフランス。かつて代表の中心選手だったカレル・ノツァルやユジーチェクが活躍したフランスのハンドボールも嫌いではないのだけど、やはり北欧の端正なハンドボールのほうが好みである。しかもチェコ系のアンドレアス・パリチカがいるとなれば、スウェーデンを応援するしかない。
 意外だったのが、フランスが1990年代以降の大会で、6回の優勝を誇るだけでなく、ほぼ毎回準決勝に進出してメダルを獲得しているのに対して、スウェーデンが準決勝に進出するのは十年ぶりでメダルを獲得したら二十年ぶりになるという試合前の情報だった。イーハと並ぶ世界最高の選手キム・アンデルソンがセンターに君臨していたから、毎回優勝を争っているようなイメージがあったのだが、チェコ代表以外についての記憶、印象なんてこんなもんである。
 試合のほうは、スウェーデンが先制して、一度だけ逆転された以外は同点に追いつかれることもほぼなく、後半も少しずつリードを広げて、最終的には32−26という6点差で勝利した。内容的にはほぼ互角、ボールを失うミスはむしろスウェーデンのほうが多かったのだが、チェコ代表代理のパリチカが凄かった。要所要所でシュートを止めフランスの反撃の芽を摘んでいた。それに対して、フランスのキーパーはほとんどシュートを止めることができず、それが点差に反映されたといっていい。

 続いてはヨーロッパ選手権二連勝中のスペインと前回の世界選手権優勝チームのデンマークの試合。北欧対決が見たいので望むはデンマークの勝利である。スペインはイーハがバルセロナでお世話になったとはいえ、そのハンドボールはあんまり印象に残っていない。理由はおそらくスペインが強いヨーロッパ選手権をチェコテレビが放送できないので、試合をあまり見ていないことだと思う。
 こちらの試合もデンマークが試合開始直後から常にリードした状態で試合を進め、点差は最大でも4点差までしか開かず、終了直前には1点差に迫られたけれども、最後の攻撃で得点を挙げて、35−33で勝利を挙げた。内容的にもデンマークのほうが上だったと思うのだが、キーパーに代えてフィールドプレーヤーを出しているところでボールを奪われてディフェンスラインからのシュートを決められたり、選手交代でどたばたしている隙をつかれて失点したり、デンマーク側の試合運びのまずさが目に付いた。

 この試合の注目の一つはチェコ人審判が笛を吹くことだったのだが、あまり目立つこともなく堅実な笛を吹いていた。よかったのは、スペインの選手たちのちょっとバルカンの香りのするプレー、ことあるごとに7メートルスローよこせとか、今のは退場物だろうと圧力をかけてくるのを完全に無視して正確な判定を繰り返せていたことだ。ミスがなかったとは言わないが、準決勝の審判という重責を見事に務めたといってもいいだろう。
 それにしても、スペインは強かったのに、どうして判定に異義を繰り返すのかねえ。デンマークの選手たちが淡々と判定を受け入れていたのとは対照的だった。こうしてみると日本のハンドボールが北欧のハンドボールの系譜を引いているのは幸せなことだと思える。監督はアイスランドの人らしいし。バーレーンとの試合でも明らかにディフェンスの選手との接触があってシュートを外したのを見逃されても、ちょっと不満そうな顔をみせるだけですぐにディフェンスに戻っていた。

 よほどの誤審でもない限りは、いちゃもんをつけずにプレーし続けたほうが結果もよくなると思うのだけど、サッカーの悪影響なのか、最近審判に詰め寄って抗議するシーンが増えている気がする。それはともかく、明日も、すべてを放り出して午後からハンドボール三昧の予定である。
2021年1月30日24時。










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