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2021年02月01日

ハンドボール三昧(正月廿九日)



 準々決勝が一番面白いなんてことを言う人がいるのは、サッカーのワールドカップだっただろうか。グループステージでは、実力差の大きいチームの対戦もあって一方的な試合になることもが多いし、準決勝、決勝になると長期にわたる大会の疲れが出てミスが増える傾向にある。今回のハンドボールの世界選手権も、水曜日に行われた準々決勝は、白熱したいい試合が多かった。

 特に、1試合だけ先に始まった開催国エジプトとデンマークの試合は、7メートルスロー合戦にまでもつれ込んだ。試合終了直前まで同点で、エジプトが最後の攻撃に向かうというところで、選手交代の際に焦った交代で出場する選手が、早すぎるタイミングでコート内に足を踏み入れるというミスを犯して退場。おまけにデンマークボールになってしまった。ただ、デンマークの最後の攻撃もなんかもたもたしていて得点には至らず、延長戦に突入した。
 今でも悔やまれるのは、この時点で、延長になれば自力に勝るデンマークが圧倒するだろうと油断して、いつも通りにニュースにチャンネルを変えてしまったことだ。ニュースも終わりに近づくころに、そろそろ終わっただろうとスポーツチャンネルに戻したら、7メートルスロー合戦が始まるところだった。お互い一人ずつ失敗した後の、5人目でエジプトが外し、デンマークが決めたことで決着がついた。

 ハンドボールの延長は、たしか10分の延長戦で、同点ならさらに二回目の延長戦を行い、それでも同点の場合だけ7メートルスロー合戦になるわけだから、7メートルスロー合戦なんて滅多に見られるものではない。グループステージなら延長なしで引き分けになってしまうのだから。大会前にエジプトがここまで強いことを予想した人がどれだけいたのだろう。チェコ代表がフルメンバーで出場できていたとしても勝てなかったかもしれない。
 試合後のダイジェストで確認したところ、最初の延長戦の終了間際に、世界最高の選手とされるハンセンがパッシブプレーの笛が吹かれた後に時間稼ぎのためのパスを出すという反則で、終了まで30秒を切っていたことからレッドカードが提示されて退場、再出場もできなくなった。二回目の延長ではエジプトの選手がレッドカードをもらったようだ。試合全体を通じて有利と不利が次々に変わる最高に面白い試合になったのに、延長戦をリアルタイムで見られなかったことが悔しくてならない。規制の強化、緩和で大騒ぎするだけのニュースなんて無視すればよかった。

 残りの同時に行なわれた三試合のうちテレビで放送されたのは、一番接戦になると予想されたスペインとノルウェーの試合だった。ちょっと急ぎの仕事があったのと、ほかの試合の経過も確認したかったので、テレビは見ずに仕事をしながらライブスコアで得点の経過を確認していた。そうしたら、前半ハンガリーが一方的にリードしていて驚いていたフランスとの試合がすごいことになっていた。後半に入ってフランスが逆転して、59分に3点差をつけているのを見たときには、フランスの勝ちは動かないと思ったのだが、ハンガリーが追いついて延長に入った。
 テレビで延長の部分だけでも放送してくれないかと思ったのだが、チャンネルを合わせたら録画放送で試合開始から放送し始めた。ハンガリーはポーランドとならんで、ハンドボールが盛んで、国内リーグのレベルも高い割には、代表はぱっとしない印象なのだけど、なかなかいい試合だった。パットしないとは言ってもチェコ代表よりは上に行くことが多いかなあ。チェコが出ていると他の国ことは二の次になってしまうので、あまり覚えていないというのが正しいかもしれない。

 ほかの二試合は、優勝候補のスペインが、ノルウェーに、チェコ系のパリチカがゴールを守るスウェーデンが、アラブの笛の援護のないカタールに勝利して、準決勝はスウェーデンとフランス、デンマークとスペインの対戦となった。後者の試合で笛を吹くのはチェコの審判である。本当はこのに試合を見たという話を書くつもりで始めたのに、例によって枕が長くなってしまったので、本題は次回に回そう。
 最後に、今大会最大の驚きはといわれたら、アルゼンチンの躍進である。南米でブラジルが強くなっているのは知っていたけど、アルゼンチンなんて日本が二次グループで対戦することになったときには、勝てるんじゃないかなんて思った自分が恥ずかしい。最後まで準々決勝進出を争い、カタール相手に前半は圧倒的に勝っていた試合を逆転されて1点差で進出を逃したのだ。もちろん開催国のエジプトの準々決勝進出も驚きだったけど、ハンドボールの場合はえてして開催国が過去最高の成績を収めるものだし、今大会最大の驚きはやはりアルゼンチンだな。
2021年1月30日11時。











タグ:世界選手権
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