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2019年10月09日

冬来たり(十月七日)



 つい一月ほど前まで30度を越える暑さだったのに、気が付くと最低気温がマイナスになっていた。覚えているのは、九月の二日に、前日と比べて最高気温が一気に10度さがったことで、そのときにもチェコの天気を愚痴る文章を書いた気がする。いや、それを言うなら、ブログを初めて4年目、毎年この時期になると、寒い寒いという文章書いていないか? 書いた時期を比較してみると年毎の寒さの傾向が見えてくるかもしれないけど、4年じゃなあ、最低でも10年ぐらいやってからじゃないと意味のある比較にはならないだろう。

 九月の二日以降は、気温は上がったり下がったりを繰り返しながら、だんだん涼しさを増していた。体がまだ夏に慣れた状態だったから、着るものの選択に苦労させられた。職場についてしまえば問題ないのだが、そこまでで寒さを覚えたり、逆に暑くて汗をかいてしまったりと苦労させられた。そんな天気にも慣れはじめて、秋の到来を喜んでいた先週、朝晩の気温が10度を切るようになり、冬も近いと思っていたら、今日、昨日かもしれないけど、起きたらもう冬だった。
 長かった冬の終わりに慌てて購入して、履く機会のなかった冬物のズボンを引っ張り出す機会が来たのはいいのだけど、これでまた秋物の上着を買う機会を失してしまった。そろそろ買おうと思っていたら冬が来るんだもんなあ。来年の春に着ることを考えて今のうちに買うかなあ。秋物の上着を着るしかないという時期が短いのも、ずるずると買えないでいる理由になりそうだ。

 気温が急に下がったせいか、職場でも風邪をひいている人が多く、こちらにだけはうつさないでくれとひどいことを考えてしまった。冬の初めに風邪は引きたくない。ただでさえ、気温の急激な変化のせいで、体調がいいとは言えない上に、血圧の薬を飲まされていて、自分でも健康なのかどうかわからなくなってしまっている。これまで以上に眠くなるのは、一体何が悪いのか。年齢を重ねると睡眠時間は減るって聞いてたんだけどなあ。
 冬の寒い中、スキーなどのスポーツをすることもなく、職場への行き帰り以外は暖房の聞いた室内でぬくぬくとだらける生活をしているだけでは、寒さに強い体は作れないということだろう。でも一応南国の九州生まれの人間にはウィンタースポーツなんて無理なのだ。こんな点でも我が人生、いたずらに馬齢を重ねるだけである。ただ、「マスター・キートン」でキートンの父親が言っていたように、無駄な時間を過ごすと言うのも幸せではあるのだ。ただ、無駄な時間しかすごしていないのが問題なだけであってさ。

 今年は、雨も多く空が曇っていて、風が強いと、寒さをより強く感じてしまう。十月末には冬時間が始まる関係で、日没の時間が早くなる。そうなると、気分は落ち込む一方である。チェコ一年の絶望的な気分にはならないにしても、気がめいることが増えていく。今から憂鬱である。来年から夏時間が廃止になるというのが楽しみでならない。心配はイギリスのEU離脱と同等に、延期の繰り返しにならないかということぐらいである。

 冬が来るたびに思うのは、夏の熱気をどこかに保存しておいて、冬の暖房に使うことはできないかということである。逆に冬の寒さを夏まで保存するでもいいけど、可能になれば、暖房や冷房にかかるコストが、いわゆる環境コストも含めて大きく減ると思う。文系の人間には可能なのかどうかすらわからないけど、誰か研究している人はいないのかな。冬の寒さを夏に利用するものとしては、昔から氷室なんてものがあって、冬の間に保存しておいた雪や氷を夏になって消費するというものだった。それを現代的な方法で再現することは不可能ではないと思うのだけど。

 これから冬が来年の三月まで続くと予想される。「冬来れども春近からじ」という気分である。
2019年10月7日24時。
 







タグ:愚痴 天候
posted by olomoučan at 06:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 戯言
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