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2019年08月26日

創立百周年記念試合(八月廿四日)



 金曜日、珍しくオロモウツの試合がチェコテレビで放送されたので、チャンネルを合わせたら、いつもの青いユニフォームではなかった。白地に左胸に丸エンブレムがついていて、襟の辺りは黒く紐もついているようである。何でと考えて思い出したのが、今年シグマ・オロモウツが創立百周年を迎えるという話だった。
 創立百周年を記念して、かつてのユニフォームをモチーフにして現在の素材を使って復刻したらしい。もとになっているのは、残念ながら創立当時のものではなく、第二次世界大戦後の1954年に着用されたものだという。現在のごてごてとスポンサー名の入ったユニフォームと違って、すっきりしていてちょっとほしいと思ってしまった。

 興味のある方はこちらのページを。左からファルタ、イェメルカ、ホウスカというオロモウツ育ちの中心選手がモデルを務めている。ファンショップで買うこともできるみたいだけど、ほぼ1000コルナ。うーん、熱心な段というわけでもないからなあ。
 このレトロ・ユニフォームが金曜日のテプリツェとの試合で採用されて、チームは前半、後半とも、開始直後に得点を決めて2−0で勝利した。ビデオ審判がテプリツェのハンドを見逃さずにゴールを取り消してくれたおかげでもあるのだけど、縁起がいいといえば言えるのかな。しばらくこのユニフォームでプレーしてくれないかな。

 ところで、創立百周年を記念した最大のイベントが、「Zápas století」と銘打って九月八日に行なわれる記念試合である。これはオロモウツだけではなく、チェコ代表にとっても伝説の監督であるカレル・ブリュックネル率いる2004年のヨーロッパ選手権の代表を中心とした元代表チームと、オロモウツの伝説的監督、チーム状態が悪くなると呼ばれていたペトル・ジョン・ウリチニー率いるオロモウツで活躍した選手たちを集めたチームの対戦となる。

 現時点で出場がアナウンスされている元代表選手は、ヤン・コレル、ブラディミール・シュミツルの二人に、オロモウツ育ちのマレク・ハインツ、トマーシュ・ウイファルシ、ダビット・ロゼフナルの5人。オロモウツ育ちの3人はオロモウツチームでも出場するだろうから、まだまだ数が足りていない。大物ではネドビェットとかチェフとかも、都合がつけばという話にはなっているらしいので、もしかしたら来るかも知れない。その辺は、自らも運営にかかわっているというロゼフナルの交渉次第かな。
 バニークで現役を続けているバロシュとか、運営にかかわっているヤンクロフスキ、ズリーンのGMのグリゲラ、スパルタのGMのロシツキーなんかは、国内にいるんだし、都合つけてくれないかなあ。チェスケー・ブデヨビツェのオーナーを務めていたこともあるポボルスキーも国内にいるはずだよなあ。

 シグマ・オロモウツの伝説的選手では、まずマルティン・バニアクの名前が挙がっている。チャロデイ=魔術師と呼ばれたこのキーパーはシュートを止めるだけなら、世界有数の選手だったのだけど、古いタイプのゴールキーパーで足元の技術がいまいちで代表には定着できなかった。それでもギリシャとモストを経て移籍したスラビアでは、チャンピオンズリーグの予選で大活躍してチームを本選出場に導いたのだった。あのときはバニアクがいなかったら予選でボロ負けしていたはずである。引退後もオロモウツに住んでいるのか、何度か見かけたことがある。
 次に名前の挙がっているオルドジフ・マハラは、2000年ごろまでは現役だったような記憶がある。外国からオロモウツに戻ってきたんだったかな。確か、次のミハル・コバーシュもそうだけどディフェンスの選手じゃなかったかな。
 最後の二人はブラジル人のメリーニョとダニエル・ロッシ。シグマ・オロモウツのスロバキア以外の外国選手でもっとも成功した二人だといっていい。育成に定評のあるオロモウツでありながら若手選手があまり出てこなかったころ中盤を支えた二人で、当時の監督がウリチニーだったと思う。メリーニョがインタビューでウリチニーのあだ名のジョンの由来については聞いてはいけないといわれて、聞きに行こうと答えていたのを覚えている。由来自体は知ることができなかったけど。でもブラジルからわざわざ来るのかなあ。

 こちらも数はまだまだという感じだが、スパルタで仕事をしているはずのコバーチとかバラーネク、スラビアのブルチェク、ズノイモで監督をしているクチェラとコーチのムハなどなど、引退してコーチや監督なんかでサッカー界に残っている人は多いから数は集まるかな。そういえば今の監督ラータルもオロモウツで活躍してドイツに移籍したんだった。現役も呼ぶならさらに選択肢は広がるし。

 シグマ・オロモウツのホームページでは100年間のベストイレブンを選ぶ企画をやっていて、候補となる選手たちの名前が挙がっているのだけど、さすがに知らない選手が多い。このリストの中からどれだけの選手が集まるんだろう。ちょっと楽しみである。
 もし、オロモウツの近くに住んでいてこの試合、スタジアムで見たいという場合にはこのページから。八月上旬の時点で、すでに6割のチケットが売れているといっていたから、お早めに。
2019年8月24日24時。












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