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2019年06月26日

オロモウツで飲めるPIVOHハイネケン系?(六月廿四日)



 最近パッとしないハイネケンに買収されたチェコのビールだけど、クルショビツェのビールが好きだという日本の方に何人かお会いした。ただこれは、レストランや飲み屋で飲む生ビールではなく、スーパーなどで買ってきてうちで飲む瓶ビールの話である。モラビアのリトベルと並んで、ボヘミアでは唯一「královský(国王の)」という形容詞をつけることを許されているクルショビツェのビールが飲めるお店は、オロモウツでは以前と比べると格段に減っている。

 今からもう十年以上も前、テレビでコマーシャルをバンバン流して、アイスホッケーのチェコ代表だったか、チェコで行われた世界選手権だったかのスポンサーを務めていたころは、オロモウツの旧市街でも、飲ませるレストランが何軒かあった。たしか市庁舎の一階に入っているレストラン、ツェーザルもクルショビツェが出てくるお店じゃなかったか。
 現時点で旧市街でクルショビツェが飲めるのは、ドルニー広場からテレジア門のほうに向かう途中にあるロックスター・カフェ&バーだけになってしまっている。この店の外にクルショビツェの看板が出ているので、飲めるのは確かなのだが、入ったこともないし、ネット上にメニューの情報も上がっていないので、実際にどんなビールが飲めるのかは確認できていない。この記事書くためだけに飲みに行くのもなんである。

 ハイネケン傘下のもう一つの雄、スタロブルノも、以前は共和国広場の近くのゴリアーシュで飲めていた。一度三月の半ばに行ったら、イースター用という緑色のビールがあって、思わず話の種に頼んだのを覚えている。しかし、この店も、ツェーザルも現在ではピルスナー・ウルクエルに蔵がえしてしまっている。

 どこかないのかと考えていたら、ホテル・パラーツのところからコメンスキー通りに入って、旧市街を出てムリーンスキー川を越えて、モラバ川に突き当たる手前の左手の角にあるブリストルに、ひげもじゃのおっさんがあしらわれた看板が出ていたのを思い出した。あれは、ブジェズニャークの看板ではないかということで確認したら、その通りだった。
 ブジェズニャークは、ハイネケン傘下に入る前のドリンクスウニオンの主力ブランドの一つで、2000年代に入ってズラトプラメンに力を入れ始める前は、このブジェズニャークがグループの看板だったはずである。日本への輸出も模索されていて、東京のチェコ大使館で開かれた試飲、試食会にも出品していた。

 人の顔をラベルに使っているから、ビール会社の創設者の名前かと思ったら、そうではなくて工場のある北ボヘミアのヴェルケー・ブジェズノから、ブジェズノの人という意味の言葉をブランド名にしたようだ。ややこしいのは、同じグループのズラトプラメンの工場があったのが、クラースネー・ブジェズノという形容詞ちがいの地名だというところである。ただし、ハイネケンでは生産の効率化と集約を進めているため、ブジェズニャークが以前と同じように、ベルケー・ブジェズノで生産されているかどうかはわからない。

 ブリストルのほうは、かつては小汚い、師匠が食中毒が発生したと言っていたようなお店だったのだが、いつの間にか小ぎれいなしゃれた店に模様替えしていた。昔しばしば通っていたころは、ガンブリヌスのお店だったと思うのだが、模様替えに合わせて、ハイネケンに鞍替えしたのだろうか。とまれかくまれ、ブリストルの情報である。

ブリストル
Adresa:
Web: http://www.olomouc.mujbristol.cz

Piva: Březňák 11°
  Starobrno Drak 12°
  Krušovice pšeničné 11°
  Krušovice černé
※スタロブルノのドラクは、以前は瓶ビール用の度数の高い、16度だったかなのビールの名前に使われていたものだが、12度のラガービールにも流用するようになったらしい。普通のスタロブルノの10度、11度なんかを飲むためには、オロモウツで探すよりはブルノに行ってしまったほうが早そうだ。
 クルショビツェのビールも、小麦のビールと黒しか置かれていない。他を試したい人はロックスター・カフェ&バーでどうぞである。お店の前の歩道のザフラートカで黄金色のビールを飲んでいる人を見かけるけど、あれが多分クルショビツェの12度じゃないかと思う。
 ブリストルでは、もう一つの看板ブランドのはずのズラトプラメンも、ノンアルコールのビールなら飲める。ただ、ビールのブランドとしてのズラトプラメンは、どうもハイネケンに見放されつつあるようで、HPで確認しても、ビールを使った果物風味の飲料の情報しか出てこない。広告資金をつぎ込んで規模の拡大を図って失敗した中小ビール工場の末路という感じで、哀れささえ感じさせる。
 さらに哀れなのは、存在していたことすら忘れられつつあるズノイモのホスタンや、クトナー・ホラのビールなどのハイネケン傘下の弱小ブランドなんだけどね。

Kudy: ここに行くなら、待ち合わせはホテル・パラーツの前がよさそうである。コメンスキー通りの反対側、ロシア正教のケバイ教会の前でもいいのだけど、現在モラバ川にかかった橋の改修工事中で、対岸に渡るのが大変になっている。
 ホテル・パラーツの前から、旧市街の外に向かって、コメンスキー通りを左側通行でまっすぐ歩いて行こう。モラバ川に出る手前の角にあるのがブリストルである。橋の改修工事で、店の前の頭の上に足場が組まれたりしてるけれども、歩いて行く分には何とかなる。
2019年6月25日22時30分。






[2CS] キリン ハイネケン (350ml×24本)×2箱










posted by olomoučan at 06:08| Comment(0) | TrackBack(0) | Pivo
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