2018年01月31日
シャッター商店街で営業している店舗から見る生き残り方
こんばんは、オフィスRです。
前回 の続きです。
本業の会社は思いっきりシャッター商店街のしかも一番端っこにあります。人なんかほとんど歩いていないこの通りの中でもさらに人がいません。昔はうちも今のコンビニ的な商店をやっていて、僕が小さい頃はいつもレジに行列ができていた記憶がありますが、最後はお客さんも全然いなくていても実は客ではなく万引きばかりされてました笑。シャッターはカッコ悪すぎるので今はシャッターの前に壁を張って「ただの壁」になっていますが、しっかりとシャッター街の一部になっています。
この商店街を改めて見てみるとハッキリとした特徴がありました。
現在シャッターがしまっているお店が営業していたのは、
服屋、靴屋、自転車屋、八百屋、魚屋、電気屋、服屋・・・等々…
営業しているのは、
米屋、新聞店、燃料屋、花屋、電気屋、服屋・・・等
シャッターが閉まっているお店はわかりやすいですね。今どきの田舎住民は1人1台車を持っているのが当たり前なので郊外型の大型店の方が何でも売っていて便利ですし安いです。
昔ながらの仕入れてそのまま商店街で販売しているようでは売れません。客が入っていない店舗に入るって勇気いるので余計に入らなくなり、量が売れないから安く仕入れられず利益はほとんど取っていないのに価格は高いままという負のスパイラルでシャッターを降ろす結果になってしまいます。
今でも営業ができているお店をピックアップしてみます。
米屋は前回書いた通りのビジネスモデルなので農家で支えられているこの町では店舗の場所に限らず農家があれば売り上げを上げることができます。
新聞店と僕の本業である燃料店については、どちらもストックビジネスです。ストックビジネスとは、一度契約をしてしまえば毎月継続的に売り上げが上がるビジネスモデルです。新聞も燃料(プロパンガス)も顧客と契約できれば、以降は何の営業もしなくても毎月毎月商品(新聞やガス)を買ってもらえます。なので、新聞離れや燃料の多様化で厳しいこのご時世でも昔作った顧客から今でも毎月売り上げが上がります。
花屋については商店街で見ると一見花屋なのですが、実は葬儀屋でもあり、その葬儀に出す花を売っているので店舗で売れなくても花が物凄く高値で売れます。インターネット時代でも人が亡くなるのは急なので色んな所で相見積もりを取るなんてことはありません。そうなると各家で一度使った葬儀屋は代々同じ葬儀屋を使うので、ある意味ストックビジネスであり、さらに全ての物が定価で売れます。その分死者に対する仕事は大変だとは思いますが。
電気屋と服屋は開いている店舗と閉まっている店舗が両方あります。
まず電気屋については、ただ家電を販売していた店舗については潰れています。存続している電気屋も家電は置いていますが、今の主たる売り上げは工事です。工務店に付いて新築の電気工事を請けているので仕事があります。
次に服屋ですが、この服屋についてはアパートをいくつも持っています。もはや店舗を開けている意味はあるのかと思いますが、時間があるのでちょっとしたお小遣い稼ぎなのでしょう。
総じて今でもしっかり営業している店舗の特徴は「商店街に店舗を構える必要がない」お店になります。もはや商店街である必要がない地域という身も蓋もない結論を出してしまいましたが、郊外型の大型店だけでなくインターネット社会が本格化した今となっては打つ手なし。そこで頑張り続けるよりも、潔く方向転換できる頭の柔らかさが必要でしょうね。
結局時代の変化に対応して変化できない会社から無くなっているのだと思います。今営業できていると紹介した会社だってずっと続けられるわけではありません。ストックビジネスだから毎月売り上げが上がると言った新聞店や燃料店にしたって、今はいいですが新聞離れや燃料の多様化で近い未来ダメになるのは目に見えています。この売り上げがある時に変化できるかがカギになります。
僕の場合は不動産賃貸業を始めましたが、今ガスの売り上げがあるうちにその利益を新しい事業に投資しなければならないと思っていて辿り着きました。そしてこの不動産賃貸にしたって人口が激減している日本でいつまで続けれるかはわかりません。
最終的には海外に目をやるか、不動産で出した利益で全く違うことをやるのか、いづれにしても変化しなければならない時は来ます。まだ先の話ですが、その時が来てから対応しては遅いので利益を出せているうちに次の一手を打つことが重要だと思います。利益が出ていると「これで食っていける」と思えちゃうから行動できるかが難しいんですけどね笑。
↓ここまで読んでいただけたら今日もポチッと♪
不動産ランキング
前回 の続きです。
本業の会社は思いっきりシャッター商店街のしかも一番端っこにあります。人なんかほとんど歩いていないこの通りの中でもさらに人がいません。昔はうちも今のコンビニ的な商店をやっていて、僕が小さい頃はいつもレジに行列ができていた記憶がありますが、最後はお客さんも全然いなくていても実は客ではなく万引きばかりされてました笑。シャッターはカッコ悪すぎるので今はシャッターの前に壁を張って「ただの壁」になっていますが、しっかりとシャッター街の一部になっています。
この商店街を改めて見てみるとハッキリとした特徴がありました。
現在シャッターがしまっているお店が営業していたのは、
服屋、靴屋、自転車屋、八百屋、魚屋、電気屋、服屋・・・等々…
営業しているのは、
米屋、新聞店、燃料屋、花屋、電気屋、服屋・・・等
潰れてしまう店
シャッターが閉まっているお店はわかりやすいですね。今どきの田舎住民は1人1台車を持っているのが当たり前なので郊外型の大型店の方が何でも売っていて便利ですし安いです。
昔ながらの仕入れてそのまま商店街で販売しているようでは売れません。客が入っていない店舗に入るって勇気いるので余計に入らなくなり、量が売れないから安く仕入れられず利益はほとんど取っていないのに価格は高いままという負のスパイラルでシャッターを降ろす結果になってしまいます。
シャッター商店街で生き残る店
今でも営業ができているお店をピックアップしてみます。
米屋は前回書いた通りのビジネスモデルなので農家で支えられているこの町では店舗の場所に限らず農家があれば売り上げを上げることができます。
新聞店と僕の本業である燃料店については、どちらもストックビジネスです。ストックビジネスとは、一度契約をしてしまえば毎月継続的に売り上げが上がるビジネスモデルです。新聞も燃料(プロパンガス)も顧客と契約できれば、以降は何の営業もしなくても毎月毎月商品(新聞やガス)を買ってもらえます。なので、新聞離れや燃料の多様化で厳しいこのご時世でも昔作った顧客から今でも毎月売り上げが上がります。
花屋については商店街で見ると一見花屋なのですが、実は葬儀屋でもあり、その葬儀に出す花を売っているので店舗で売れなくても花が物凄く高値で売れます。インターネット時代でも人が亡くなるのは急なので色んな所で相見積もりを取るなんてことはありません。そうなると各家で一度使った葬儀屋は代々同じ葬儀屋を使うので、ある意味ストックビジネスであり、さらに全ての物が定価で売れます。その分死者に対する仕事は大変だとは思いますが。
電気屋と服屋は開いている店舗と閉まっている店舗が両方あります。
まず電気屋については、ただ家電を販売していた店舗については潰れています。存続している電気屋も家電は置いていますが、今の主たる売り上げは工事です。工務店に付いて新築の電気工事を請けているので仕事があります。
次に服屋ですが、この服屋についてはアパートをいくつも持っています。もはや店舗を開けている意味はあるのかと思いますが、時間があるのでちょっとしたお小遣い稼ぎなのでしょう。
商店街は機能していない
総じて今でもしっかり営業している店舗の特徴は「商店街に店舗を構える必要がない」お店になります。もはや商店街である必要がない地域という身も蓋もない結論を出してしまいましたが、郊外型の大型店だけでなくインターネット社会が本格化した今となっては打つ手なし。そこで頑張り続けるよりも、潔く方向転換できる頭の柔らかさが必要でしょうね。
結局時代の変化に対応して変化できない会社から無くなっているのだと思います。今営業できていると紹介した会社だってずっと続けられるわけではありません。ストックビジネスだから毎月売り上げが上がると言った新聞店や燃料店にしたって、今はいいですが新聞離れや燃料の多様化で近い未来ダメになるのは目に見えています。この売り上げがある時に変化できるかがカギになります。
僕の場合は不動産賃貸業を始めましたが、今ガスの売り上げがあるうちにその利益を新しい事業に投資しなければならないと思っていて辿り着きました。そしてこの不動産賃貸にしたって人口が激減している日本でいつまで続けれるかはわかりません。
最終的には海外に目をやるか、不動産で出した利益で全く違うことをやるのか、いづれにしても変化しなければならない時は来ます。まだ先の話ですが、その時が来てから対応しては遅いので利益を出せているうちに次の一手を打つことが重要だと思います。利益が出ていると「これで食っていける」と思えちゃうから行動できるかが難しいんですけどね笑。
↓ここまで読んでいただけたら今日もポチッと♪
不動産ランキング
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7230554
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック