2016年08月12日
お墓で涙
母の友人をお連れしました。
暑かったことは暑かったのですが
それでも和らいだ感のある夏の日差し・・・
立秋を過ぎて、暦の上では秋。
夕方に我が家へお連れして、
仏壇にお供え物を頂き
母の闘病中の話をした。
母が倒れたときの話・・・
お二方には以前にも話した内容・・・
それでも新鮮な面持ちで、まるで今初めて聞いているかのような、
そんな空気で話を聞いてくれていた。
エアコンを使わず、自然風の取り込みで持たせている空間。
全開の窓からは、外の音が入り込む。
突如として、聞いたことのない鳥の唄声が耳に入る。
東向かいのお宅の軒先で、時折羽を羽ばたかせながら唄っている。
なんていう鳥だろう・・・鳴きはじめると長い。
ウグイスでもない、ヒヨドリでもなければ、燕でもない鳴き声。
全く異質の鳴き声に思わず耳を傾けた。
求愛中なのだろうか・・・
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母の話は続いている・・・
私が話さない時は、妻が話していた。
母が辛そうにしていたこと・・・
それがいつごろからの事だったのか、ということ。
何も気付なかった・・・教えてもらえなかったと嘆くお二人。
なぜ気付いてあげることが出来なかったのか、と涙ながらに話す。
お二方は母よりも年上、
68歳で他界した母に、そんなに急いで逝くこともなかろうに・・・
お怒りの言葉を仏壇に向かって投げかける。
返事はない・・・
仏壇のお線香が終わったところで、そろそろ・・・
と、お墓に向かう準備が始まる。
お墓に居た時間は、10分少々だったと思います。
母はどんな想いでいるだろうか・・・
お二方が来てくれたよ・・・墓石を撫でるようにして触りながら
母に語り掛けた・・・涙が溢れた・・・
喜んでくれていますか・・・?
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