日蓮宗の「南無妙法蓮華経」は、
「妙法蓮華経」というのは「法華経」の正式名称です。
これに日蓮が勝手に「南無」とつけてしまったんです。
ですので「南無妙法蓮華経」というのは
お釈迦さまの経典には一回も説かれていない、
日蓮の造語です。
もともと「法華経」というのは自力の出世本懐経ともいわれますので、
非常に大切なお経ですが、
この「南無妙法蓮華経」をいかにもヒゲ文字チックに書いたものがあって、
それを拝めば「病気治し」「借金無し」というゴリヤクがあると教えます。
今日新興宗教と呼ばれるもので最大のものは創価学会です。
もとは、日蓮宗の最小派閥であった日蓮正宗から喧嘩別れしたものです。
そこからものすごい勢いで宣伝活動して今日のように広まったわけです。
その他いろいろの新興宗教ありますが、この「南無妙法蓮華経」から出ているもの多いです。
それに対して親鸞聖人の浄土真宗の教えは「念仏」「南無阿弥陀仏」の教えです。
「南無妙法蓮華経」というのはお経には出てこない言葉です。
「南無阿弥陀仏」はお経に根拠があります。
『観無量寿経』にも出てきます。
仏教とは、お釈迦さまが説かれた教えを仏教といいますので、
お経に説かれていないことを教えるのは、仏教とは言えません。
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