秘事法門とそれに類するものの特徴が7つある。
(1)「信心を早く獲させるコツがある」と広言し、個人教誨ししない。
もしコツがあるなら、親鸞聖人や蓮如上人が真っ先に教えておられる。
(2)求道者が感情の興奮によって泣いたり喜んだり踊ったり、激しく念仏
したりすると、獲信したように言う。
これを、三業安心というんです。
(3)獲信したと思っている周囲の者も、こぞって「めでたい、めでたい」
「よかた、よかった」と言うので、本人も獲信したつもりになる。
これで獲信したつもりになっているから、先に進まない。
これが恐ろしい「つもりの信心」安楽椅子ともいい
(4)そして、「我こそ信心を獲たり」「あんたらはまだ獲信できんのか」
と平然と言う。
何十年もこつこつとお金を貯めてやっと家を建てた人が、
やっと一回目のボーナスをもらったような人に
「お前まだ家が建たんのか」ということがあるか?
獲信と言う事が、まるで分かっていない。
こんなことを言うはずがない。
(5)本当に弥陀の本願に救われた人なら、より聞法せずにおれなくなる
ものだが、彼らは助かった後は、もう聞く必要はないとして、聞法する気がない。
獲信したら余計聞かずにおれなくなる。
好きな彼女からラブレターがきた。
一回読めば分かるが、十回も百回も読むだろう。
何度も何度も、抱きしめて、読まずにおれないだろう。
1回だけ読んで、捨てるものがいるかい。
(6)大衆の前で説法しない。
沢山の人の前で説法しない。
それじゃお釈迦さまの教えと違う。
(7)当然だが、堂々とした布教活動はまったく見られない。
自分たちも後ろめたい気持ちがあるんだね。
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