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2023年02月09日

クレームは宝の山

かつて、商売においては、「お客様は神さまである」とされた。
その後、激しくしつこく苦情を言う人を、クレーマーと名付け、ある意味ブラックリスト化した。

私の学校では、『クレームは宝の山である』と徹底されている。学校としては珍しい方かも知れない。

かつて、「モンスターペアレント」と言われるほど、保護者の叛乱(?)が続いた学校現場だが、このところ、少し落ち着いてきているように見える。

大昔のように、親たちが教師を尊敬する時代ではなくなり、親の高学歴化などにより、今や、対等もしくは、自分より教員を下に見る傾向があるようである。

一方で、教員の不祥事ばかりが報道され、ますます親たちの不振は増すばかりである。
あってはならないことではあるのだが、ごく一部の出来事を、大きく大きく報道する姿勢によって、学校現場および教員たちが、どれほど苦しい思いをしているかは、マスコミは知る余地もなく、またお構いなしだ。

教育は国の礎を担うものなのだから、もっと気持ちよく、やりがいを感じられる環境になって欲しいと思うのは、私だけではないだろう。

もちろん、公務員としての身分に甘んじて、自らにも甘い生活をしている方も、一定数はいるものと推察される。

「熱意ある教員が、熱意ある指導」を行うことのできる環境を作ることも大切だろう。
そうした環境も、教育活動には重要なファクターになる。

一方で、教員そのものが、人格者であり、人徳者であることも、求められるべきことだ。
そうした漏れ来る光が、保護者や生徒たちの信頼を得るに到るはずだ。

親たちのクレームの中には、確かに度を超えたものもあるが、そこには納得できる部分もある。たとえ、それがほんの数パーセントであったとしても、その意見は、学校現場にとって貴重な改善項目になり得る。

その意味では、「クレームは宝の山」なのだ。

学校(教員)は、そう思えるような、広く、素直な心と、心の余裕も必要だろう。

「自分は悪くない」と思う心が自己保身を生み、健全なる進歩を妨げる…。





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