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2018年12月10日

答案返却日

今日は答案返却日。一日中、答案を返却するための授業が行われた。
6時間授業なので、授業で返却できる教科は6つ。授業コマが入らない技能教科系は、SHRで担任より返却される。

期末考査が終わり、「今日で一気に返却して、先生方の成績報告を受け、一気に成績処理に突入」するのである。素点は校務ソフトに入力し、素点の個人成績表を印刷し、生徒にもう一度確認してもらう。そのあと、総合成績の算出に入る。

だから、私の授業中に、
「この時間内しか、採点間違いは受けつけません。」
などと、傲慢なことを言って、生徒にやり直しや再確認を促す。

幸い私のクラスでは、点数が下がる場合でも正直に点数を修正に来る生徒が多い。
ほとんどの先生は、上からの指示により、答案をPDFで保管している。
だから、不正があれば、証拠が残っている訳で、これがある程度の抑止力になっているのかも知れない。
だが、こうしたことがなくても、正々堂々とできる生徒を育てたいものだ。

点数に執着している生徒は、私が説明している最中に、
「僕の順位どれくらいですか?」
などと発言する。
そのたびに、私から注意を受ける。

あるいは、
「部分点もらえませんか?」
などと、いやらしく食い下がる生徒もいる。

どちらもも持って生まれた性格というか、私ごときの注意では、そうそう改善されるものではない。

慎ましやかに、じっと点数を見つめ、悔しさを胸に秘めながら、じっくりとやり直しをして、
「次は絶対に間違えないぞ!」
とばかり、真剣に解き直ししている生徒の方を、どうしても応援したくなる。

ただ、社会に出たら、自己主張をしてすぐに行動するタイプの方が、出世できたり、給料が高くなるようだ。

教師は、自分の好みの生徒になるように育ててはいけない。

夕方遅く、一番成績が悪かった生徒がぽつりと言う。
「先生、勉強、足りなかったですね…。ダメダメでした。」

私が何か語るい及ばず、彼は自分自身で分かったいるのだ。
きっと新たな一歩を踏み出してくれるだろう。

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