2020年01月28日
模試の受け方
ベネッセの学力水調査を実施したので、終了後、自己採点をした。
自己採点を始めるに際し、私はあるクラスに語りかけた。
「模試のために、勉強しましたか?」
すると、控えめかも知れないが、大半の生徒が、「あまりしていない…」、と言う。
「これから自己採点をしますが、やっぱり模試はある程度勉強して受けた方がいいです。採点して、やっぱり自分は頭が悪い、と自分自身にすり込んでしまう人がいますが、勉強しないで模試を受けて、それで点が低くて、その上、自虐的になっても、何もいいことはありません。言ってみれば、お金を払って、自分の成績の悪さを確認するという、愚かなことをしてしまうわけです。」
彼らの表情がさっと変わった。
「もう終わってしまったので、今回の模試についてはどうしようもありませんが、次回以降、同じ過ちを繰り返さないようにしてください。」
しばらく自己採点をしている中で、暇そうにしている見つけたので、また、全体に語りかけてみた。
「採点して、解答を赤朱書き写して、それで勉強したつもりになっている人、いませんか。それではやり直したことにはなりません。今回、お金を払って、いい問題の載っている問題集を買ったんです。その問題集を解き直し、実力をつけていくのが、解き直しの目的ですよ。」
またしても、彼らの表情が変わった。
今まで、こうした模試の受け方を教わってこなかったのかも知れない。
その後、必死にやり直しをしている生徒が増えたのは、このクラスが素直な生徒の集まりだから、だろう。
私は、模試の問題も試験範囲に入れる。
さらに、やり直しを求めるのためだ。
やりっ放しではもったいない。
正式な結果は、一月ほど待たねばならない。
その結果に、学校は一喜一憂するのだが、それは教員側というか、学校の事情だ。
生徒たちには、『今』与えられた環境を大切にしてもらいたい。
勉強することは、地味な作業だが、そのこつこつとした努力の積み重ねが、将来の彼らを形作る。
そのことは、私が身をもって体験している。
「もっと、勉強すればよかったな…。」
と、思いつつ、今からでも遅くないと、少しやってみる。
やっぱり、私は怠け者だった。
自己採点を始めるに際し、私はあるクラスに語りかけた。
「模試のために、勉強しましたか?」
すると、控えめかも知れないが、大半の生徒が、「あまりしていない…」、と言う。
「これから自己採点をしますが、やっぱり模試はある程度勉強して受けた方がいいです。採点して、やっぱり自分は頭が悪い、と自分自身にすり込んでしまう人がいますが、勉強しないで模試を受けて、それで点が低くて、その上、自虐的になっても、何もいいことはありません。言ってみれば、お金を払って、自分の成績の悪さを確認するという、愚かなことをしてしまうわけです。」
彼らの表情がさっと変わった。
「もう終わってしまったので、今回の模試についてはどうしようもありませんが、次回以降、同じ過ちを繰り返さないようにしてください。」
しばらく自己採点をしている中で、暇そうにしている見つけたので、また、全体に語りかけてみた。
「採点して、解答を赤朱書き写して、それで勉強したつもりになっている人、いませんか。それではやり直したことにはなりません。今回、お金を払って、いい問題の載っている問題集を買ったんです。その問題集を解き直し、実力をつけていくのが、解き直しの目的ですよ。」
またしても、彼らの表情が変わった。
今まで、こうした模試の受け方を教わってこなかったのかも知れない。
その後、必死にやり直しをしている生徒が増えたのは、このクラスが素直な生徒の集まりだから、だろう。
私は、模試の問題も試験範囲に入れる。
さらに、やり直しを求めるのためだ。
やりっ放しではもったいない。
正式な結果は、一月ほど待たねばならない。
その結果に、学校は一喜一憂するのだが、それは教員側というか、学校の事情だ。
生徒たちには、『今』与えられた環境を大切にしてもらいたい。
勉強することは、地味な作業だが、そのこつこつとした努力の積み重ねが、将来の彼らを形作る。
そのことは、私が身をもって体験している。
「もっと、勉強すればよかったな…。」
と、思いつつ、今からでも遅くないと、少しやってみる。
やっぱり、私は怠け者だった。
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