2019年11月06日
小恍惚感
日没時間が早くなり、ライトをつけての練習が多くなった。
使わせているグランドには照明がないので、自前のライトである。
ボールが見えなくなるほど暗くなる問い、500W相等の強力LEDライトを何個も設置し、その明かりでできることをしている。
近隣の学校は、日没時間に併せて下校時間が決まっているので、この時期、部活は30分くらいしかできないようだが、私の学校では、夏と同じように活動することが許されてはいる。
だが、暗くなってできないことは多いので、自ずと練習に制限がかかる。
ふと彼らを見ると、今日はずいぶん人がいる。
このところ、臨時部員が増えてきたのだ。
「野球をやりたい」、という生徒が増えるのはうれしい。
彼らが、一人前に野球ができるようになるには、かなりの時間を要するが、それでも人は大勢いた方がいい。
新たに参加しているメンバーは、一年生なので、その面倒をもとキャプテンである二年生が熱心に指導している。
後輩たちも、先輩たちに教えてもらうと嬉しい。
暗くなり、あたりは真っ暗になっても、熱い練習が続いている。
このグランドは、ライトを消せば真っ暗になり、空には天の川が浮き上がるのだ。
ふと、小恍惚感になった。
「今が、一番幸せかも知れない…。何をするでもないが、なんか充実感がある。」
彼らは時間を惜しんで熱心に練習している。
朝練も自分たちで計画を立てて、実行している。
そんな折、高校野球部の監督が、今月いっぱいで退任するという一報が入った。
ご高齢で、体力の限界であるという。
いつかはその日が来るとは思ってはいたが、やはり淋しい…。
親しく接し、またお世話になった方が、ここ数年で次々と学校を去って行く。
「私はいつまで、ここに務めるのかな…。最近は、仕事が収束モードだな…。」
そんな思いが心をよぎる。
幸せ感と消失感が絡み合って、心を揺らす。
小さな幸せを大切にしたい。
使わせているグランドには照明がないので、自前のライトである。
ボールが見えなくなるほど暗くなる問い、500W相等の強力LEDライトを何個も設置し、その明かりでできることをしている。
近隣の学校は、日没時間に併せて下校時間が決まっているので、この時期、部活は30分くらいしかできないようだが、私の学校では、夏と同じように活動することが許されてはいる。
だが、暗くなってできないことは多いので、自ずと練習に制限がかかる。
ふと彼らを見ると、今日はずいぶん人がいる。
このところ、臨時部員が増えてきたのだ。
「野球をやりたい」、という生徒が増えるのはうれしい。
彼らが、一人前に野球ができるようになるには、かなりの時間を要するが、それでも人は大勢いた方がいい。
新たに参加しているメンバーは、一年生なので、その面倒をもとキャプテンである二年生が熱心に指導している。
後輩たちも、先輩たちに教えてもらうと嬉しい。
暗くなり、あたりは真っ暗になっても、熱い練習が続いている。
このグランドは、ライトを消せば真っ暗になり、空には天の川が浮き上がるのだ。
ふと、小恍惚感になった。
「今が、一番幸せかも知れない…。何をするでもないが、なんか充実感がある。」
彼らは時間を惜しんで熱心に練習している。
朝練も自分たちで計画を立てて、実行している。
そんな折、高校野球部の監督が、今月いっぱいで退任するという一報が入った。
ご高齢で、体力の限界であるという。
いつかはその日が来るとは思ってはいたが、やはり淋しい…。
親しく接し、またお世話になった方が、ここ数年で次々と学校を去って行く。
「私はいつまで、ここに務めるのかな…。最近は、仕事が収束モードだな…。」
そんな思いが心をよぎる。
幸せ感と消失感が絡み合って、心を揺らす。
小さな幸せを大切にしたい。
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