アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2018年11月10日

祭りと飲酒、喫煙

「祭りもいいんだけどね。これで、中学生が酒と煙草を覚えるんだよね…。」
近隣の先生が、そう嘆く。

確かに、祭りのお囃子の練習だの、祭り本番だので、
「ほれ、祭りなんだから飲んでみろ。」
などと、中学生が大人から酒を勧められることがある。
ちょうど興味を持ち始めた年頃でもあり、長老などから勧められれば、断るという選択肢はないだろう。
「俺なんて、中学生のときから吸っていたぞ。」
などと言いながら、煙草を勧められることだってあるだろう。

日本の祭りは酒を飲む。
御神酒というだけあって、お酒は神様への奉納されるものだ。
その御神酒は、ある意味、神様からの下さりもの。
頂かなくてはならないものでもある。

最近は少なくなっているだろうが、日本ではお正月にはお屠蘇をいただくが、これだって、子どもにも勧められる。

結局、酒だの煙草だのは、中高生が興味本位でというより、近くの大人が誘っている方が多いのかも知れない。

成人年齢が18歳になるそうだが、酒や煙草は20歳からの据え置きだ。
成長期の子供たちには、どちらも有害であったり、正しい判断基準ができないことを想定しているのだろう。

「なるほど、地方の喫煙率が高いのは、祭りのせいか…。」
などと、納得。

先日祭りに参加したとき、一番最初に言われたことがある。
「生徒さんたちを、絶対にアルコールには近づけませんから…。」
だ。

その時は、「ずいぶんおかしなことを言うんだな。誰かが、念押ししたりしたのかな…」、などと思っていたが、祭りと酒は、切っても切れない関係。祭りに参加することと、酒を勧められることは、極めて近いことだったのか…。

「酒を飲んだことある人、いる?」
たまに私も、生徒たちに聞くことがある。

「ビールって苦いんだよね。あれがなんで美味しいんだろ。」
「日本酒って、おえって感じ…。」

結局、かなりの中学生が、すでに飲んでいるということだ。
「大人になれば、味が分かるよ。」
と、心で思いながら、
「飲んだの?」
と、驚いて見せる。








【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8286127
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
ファン
検索
<< 2023年09月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新記事
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
丹澤三郎さんの画像
丹澤三郎
プロフィール
リンク集
おすすめ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。