2019年02月17日
まもなく入学説明会
私の学校では、2月になると新年度人事に動き出す。たいていの場合、2月下旬に入学説明会があり、そこで新入生の学年主任や担任が発表されるからだ。
「この人が、学年主任ですよ。担任の先生方は、この面々ですよ。」
と、早めに保護者、生徒に知らせるのは、ある意味サービスでもある。
学年主任が決まっているので、入学前ながら、保護者や生徒全体に話をすることもできるし、逆に入学前の個別相談もしやすいという訳だ。
公立校のように地元から入学してくる訳ではないので、そういう情報は、入学後とても参考になる。
とは言っても、入学時の情報が果たして、その後の中学校生活の指導上どれだけ活かせるかどうかは、何とも言えない部分がある。
得た情報をもとに、こちらが身構えていると、結局は何も起こらない。そうでなくて、ノーマークの生徒の方が、いろいろな事をしでかすのである。そちらの方が割合的にも多いのだ。
来週末には、入学説明会が行われる。
入学前の説明と共に、制服や体育着の採寸など、入学前の準備を一気に行う。
まさに教員総出で、この説明会を迎えるのである。
入学学年のスタッフになれば、入学生対応になるが、そうでなければ、さまざまな役割を果たす。
校内誘導やら、駐車場誘導など、ありとあらゆる仕事がある。
一方で、土曜日開催となれば、在校生は授業があるので、授業を行いながら、平行して入学説明会を運営していく訳だ。
入学生対応のときには、
「すいません。実は…。」
と、ビックリするような情報を持ち込んでくる保護者もいる。
学年主任や教科主任は、入学前の説明も行うが、ホールの舞台壇上から、新入生を見ると、だいたい雰囲気は見えてくるものだ。
中学入学ならば、相手は小学六年生。
緊張してる児童もいれば、親に甘えてべったりの子もいる。友達同士リラックスしすぎて、休憩時間に校内を駆けずり回っている子もいる。
そんな時は、遠慮せずに注意する。
新しい学校の厳しさも教えなければならないからだ。
この春高校を卒業していくT君は、2年上の兄に続いて入学してきたが、説明会時の態度がとてもよかった。
一番前の席に、親と離れて一人座り、数時間に及ぶ説明会の最中、微動だにせず、姿勢良く座り、話している人を凝視していた。
「こんなに緊張状態で大丈夫かな…。」
と、思ったが入学後は少し砕けて、心配するほどではなかった。
すぐに野球部に入り、中学、高校と六年間続けた…。
成績も優秀で、他の範にもなった。
昨日久しぶりに声をかけたが、今でも元気が良かった。
国立大学受験のために、最後の仕上げをしているのだろう。
自分は歳をとっていないつもりでも、生徒はどんどん成長していく。
学校説明会時の小6の面影は、もはやない…。
「この人が、学年主任ですよ。担任の先生方は、この面々ですよ。」
と、早めに保護者、生徒に知らせるのは、ある意味サービスでもある。
学年主任が決まっているので、入学前ながら、保護者や生徒全体に話をすることもできるし、逆に入学前の個別相談もしやすいという訳だ。
公立校のように地元から入学してくる訳ではないので、そういう情報は、入学後とても参考になる。
とは言っても、入学時の情報が果たして、その後の中学校生活の指導上どれだけ活かせるかどうかは、何とも言えない部分がある。
得た情報をもとに、こちらが身構えていると、結局は何も起こらない。そうでなくて、ノーマークの生徒の方が、いろいろな事をしでかすのである。そちらの方が割合的にも多いのだ。
来週末には、入学説明会が行われる。
入学前の説明と共に、制服や体育着の採寸など、入学前の準備を一気に行う。
まさに教員総出で、この説明会を迎えるのである。
入学学年のスタッフになれば、入学生対応になるが、そうでなければ、さまざまな役割を果たす。
校内誘導やら、駐車場誘導など、ありとあらゆる仕事がある。
一方で、土曜日開催となれば、在校生は授業があるので、授業を行いながら、平行して入学説明会を運営していく訳だ。
入学生対応のときには、
「すいません。実は…。」
と、ビックリするような情報を持ち込んでくる保護者もいる。
学年主任や教科主任は、入学前の説明も行うが、ホールの舞台壇上から、新入生を見ると、だいたい雰囲気は見えてくるものだ。
中学入学ならば、相手は小学六年生。
緊張してる児童もいれば、親に甘えてべったりの子もいる。友達同士リラックスしすぎて、休憩時間に校内を駆けずり回っている子もいる。
そんな時は、遠慮せずに注意する。
新しい学校の厳しさも教えなければならないからだ。
この春高校を卒業していくT君は、2年上の兄に続いて入学してきたが、説明会時の態度がとてもよかった。
一番前の席に、親と離れて一人座り、数時間に及ぶ説明会の最中、微動だにせず、姿勢良く座り、話している人を凝視していた。
「こんなに緊張状態で大丈夫かな…。」
と、思ったが入学後は少し砕けて、心配するほどではなかった。
すぐに野球部に入り、中学、高校と六年間続けた…。
成績も優秀で、他の範にもなった。
昨日久しぶりに声をかけたが、今でも元気が良かった。
国立大学受験のために、最後の仕上げをしているのだろう。
自分は歳をとっていないつもりでも、生徒はどんどん成長していく。
学校説明会時の小6の面影は、もはやない…。
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