2018年10月28日
遠足は土曜日がいい…
金曜日に遠足が行われた翌日、中1の学年主任が声を上げた。
「中1は体力ないから、翌日が休みの土曜日に遠足を実施して欲しい。」
と言う。
今年の遠足では、各校とも遠足が重なり、なかなかバスの手配ができなかった。
それに、現地でも遠足だらけだったのだろう。
金曜日に遠足をしているのは、公立校では土曜日が休みなので、ちょうど良いのだろう。
「でも、土曜日だと、観光地は混雑してしまう。交通渋滞もある。団体での昼食の予約もしにくいかもしれない。それより、大会と重なってしまう可能性が高いですよ。」
と、お答え申し上げた。
「今日は4時間授業で良かったね。遠足が水曜日だったら、翌日は7時間授業だから…。」
私は、遠足の翌日、そう教室で生徒たちに話をした。
遠足については、いずれ、教務で検討されることになろうが、
「生徒が疲れない企画にしたらどうだ。」
「暗くならないうちにもっと早く帰ってきなさい。」
などと管理職に指摘されそうだ。
どんな行事をするにしても、中学校経験の長い先生は、中学校カルチャーで、教育活動を考える。
一方、高校経験しかない先生は、高校カルチャーでものごとを判断する。
だから、中高同時の行事企画は、たいてい揉める。
教務内勤は高校仕様。中学生でも授業中、保健室にいれば欠課だ。留年だってある。
中学校の遠足は、班編制一つ考えても、その中に教育活動がある。
また遠足後、班ごとに、そのまとめが行われ、教室や廊下に掲示される。
しかし、高校では、「ああ、楽しかったね。」で、終わりだ。
「中学では、一つひとつの行事が、準備からまとめまでを行う、大切な教育活動なのだ。」
と考え、気合いを入れて遠足の企画運営を行うが、高校の先生にはそうした思いは少ない。
「だいたい行事が多すぎるんだよ…。」
と、事務長。
「業者を使いたいくらい大変なら、行き先を変えて、企画を縮小しなさい。」
と,教頭。
どんどん話が逸れていく。
同じ土俵で話ができないのは、何とも悲しい…。
だから、
「中学生も6時間半くらいの睡眠時間で大丈夫でしょ。」
などと、スケジュールが組まれそうになったりする。
まだまだ黙っていられないな…。
「中1は体力ないから、翌日が休みの土曜日に遠足を実施して欲しい。」
と言う。
今年の遠足では、各校とも遠足が重なり、なかなかバスの手配ができなかった。
それに、現地でも遠足だらけだったのだろう。
金曜日に遠足をしているのは、公立校では土曜日が休みなので、ちょうど良いのだろう。
「でも、土曜日だと、観光地は混雑してしまう。交通渋滞もある。団体での昼食の予約もしにくいかもしれない。それより、大会と重なってしまう可能性が高いですよ。」
と、お答え申し上げた。
「今日は4時間授業で良かったね。遠足が水曜日だったら、翌日は7時間授業だから…。」
私は、遠足の翌日、そう教室で生徒たちに話をした。
遠足については、いずれ、教務で検討されることになろうが、
「生徒が疲れない企画にしたらどうだ。」
「暗くならないうちにもっと早く帰ってきなさい。」
などと管理職に指摘されそうだ。
どんな行事をするにしても、中学校経験の長い先生は、中学校カルチャーで、教育活動を考える。
一方、高校経験しかない先生は、高校カルチャーでものごとを判断する。
だから、中高同時の行事企画は、たいてい揉める。
教務内勤は高校仕様。中学生でも授業中、保健室にいれば欠課だ。留年だってある。
中学校の遠足は、班編制一つ考えても、その中に教育活動がある。
また遠足後、班ごとに、そのまとめが行われ、教室や廊下に掲示される。
しかし、高校では、「ああ、楽しかったね。」で、終わりだ。
「中学では、一つひとつの行事が、準備からまとめまでを行う、大切な教育活動なのだ。」
と考え、気合いを入れて遠足の企画運営を行うが、高校の先生にはそうした思いは少ない。
「だいたい行事が多すぎるんだよ…。」
と、事務長。
「業者を使いたいくらい大変なら、行き先を変えて、企画を縮小しなさい。」
と,教頭。
どんどん話が逸れていく。
同じ土俵で話ができないのは、何とも悲しい…。
だから、
「中学生も6時間半くらいの睡眠時間で大丈夫でしょ。」
などと、スケジュールが組まれそうになったりする。
まだまだ黙っていられないな…。
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