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2018年10月26日

野口英世記念館

遠足で最初に尋ねたのは、猪苗代町にある、『野口英世記念館』だ。
野口英世が一度だけ日本に帰国してちょうど100年にあたる2015年にリニューアルされ、なかなか面白い展示内容になった。

夏に一度見てきたので、「遠足でも是非」と、先生方を説得し、見学地の一つに加えた。

私の学校では、中1の総合的な学習で『偉人研修』をさせているので、ほとんどの生徒が知っているが、ここまでわかりやすく、体験しながら学べる展示は他にないだろう。

販売されている書籍やマンガも、教材として使えるものばかりだ。
今回は購入してこなかったが、いずれもネットでも注文できる。

正面に磐梯山を望み、反対側には猪苗代を見る。天気も良かったので、その最高ロケーションの中で、野口英世の人物像から、功績、その生涯を学ぶことができた。

生徒たちはもちろん、先生たちにも、なかなか評判が良かった。
「次回も、野口英世記念館は外せませんね。」
という声は、やはり嬉しい。

引率者もきっちり入場料がかかるのだが、このリニューアルでかかった費用を創造すれば、仕方のないことだろう。

メモをしながら、展示内容をじっくり時間を掛けて見ている一般の方がいた。
何となく雰囲気が教員で、下見のように見えた。
「お行儀悪い生徒たちばかりで、すいません。」
と、心の中で謝る。

生徒たちは、展示を見ながら必死でワークシートを書いている生徒が多いので、傍目には頼もしく見えたかも知れないが、その動きは、中学2年生としてはちょっと幼い…。

退館時に、入館しようと整列している小学生とすれ違った。
5年生か6年生だと思うが、とても行儀良くきちんとしていた。
黄色の帽子をかぶっていなかったら、小学生なのか中学生なのか分からないだろう。

「先生、小学生に、『中学生だ!』って言われましたよ。」
と、小柄な生徒が私に報告する。

「そりゃ良かった。私服だったけど、中学生に見えたんだね。」

その言葉は、
「俺たち、真面目に見学しましたよ。」
と自慢しているようにも聞こえた。

彼らがそんな風に自覚しているのならよい。
こうやって一歩ずつ成長していくのだから…。
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