2018年10月24日
男子よ、声を出せ
12月の合唱コンクールに向けて、クラスでの合唱練習が始まった。
昨日、男子のパートリーダーから、
「先生、昼休み暇ですか…。」
と尋ねられ、
「合唱練習なら付き合うよ。」
と、答えたら、まさにその通りであった。
おそらく、ふざけたり真面目にやらない男子がいて、そうしたメンバーを、パートリーダーがまとめきれず、男子全員のパート練習を成立させる自信がないのだろう。
発声練習ですぐに気づいたことは、
「ほぼ全員が声を出していない。」
と、いうことだ。
音取りで精一杯なら、まだ仕方のないことだが、音楽の授業でもある程度の指導はしているので、これは明らかに彼らの手抜き。自分たちの力の1割も出していない。
歌ではない。
ささやきである。
耳をそばだてれば、かすかに聞こえてくる、きわめて小さな音の振動である。
はたまた、隣の教室からは、同じく課題曲を歌っている男子の、爽やかで気持ちのよい声が響く。男子パートの半分の人数であるにも関わらず、よく声が響く。
しかし、一方の私のクラスでは、その十分の一程度の声量でしかない。
というよりも、歌ではない。
「誰かが吹っ切れないと、歌にならないな…。」
「まずは、普段から大きな声を出すことが大事かな。」
「それには、まず返事かな。」
「今までの、クラス運営の手抜きがツケとして回ってきたのかな。」
などなど、自問自答してみて、
「こりゃぁ、一本釣りかな…。」
という結論に至った。一人ずつ、やる気を出させる方法だ。
音程に自信があれば、声は出る。
本来中学生の声は、美しいのだ。
思春期特有の反抗期が、真面目にやることを格好悪いと勘違いし、それにつられて集団心理で同じように動く。
去年仕込んだ生徒は、大方、もう一方のクラスに入っているので、またゼロからの仕込みかな。
数年前に音楽の先生が替わってから、うちでは発声練習として『YUBA』を使っている。
当初は、このメソッドは役に立つのだろうか、と思ったが、今となっては、大切ツールの一つだ。
お手本を真似て声を出しているうちに、いつの間にか、声量がアップしていくことが分かった。
いよいよ、私も介入しなければならなそうだ。
今のままでは、中1にも負ける…。
昨日、男子のパートリーダーから、
「先生、昼休み暇ですか…。」
と尋ねられ、
「合唱練習なら付き合うよ。」
と、答えたら、まさにその通りであった。
おそらく、ふざけたり真面目にやらない男子がいて、そうしたメンバーを、パートリーダーがまとめきれず、男子全員のパート練習を成立させる自信がないのだろう。
発声練習ですぐに気づいたことは、
「ほぼ全員が声を出していない。」
と、いうことだ。
音取りで精一杯なら、まだ仕方のないことだが、音楽の授業でもある程度の指導はしているので、これは明らかに彼らの手抜き。自分たちの力の1割も出していない。
歌ではない。
ささやきである。
耳をそばだてれば、かすかに聞こえてくる、きわめて小さな音の振動である。
はたまた、隣の教室からは、同じく課題曲を歌っている男子の、爽やかで気持ちのよい声が響く。男子パートの半分の人数であるにも関わらず、よく声が響く。
しかし、一方の私のクラスでは、その十分の一程度の声量でしかない。
というよりも、歌ではない。
「誰かが吹っ切れないと、歌にならないな…。」
「まずは、普段から大きな声を出すことが大事かな。」
「それには、まず返事かな。」
「今までの、クラス運営の手抜きがツケとして回ってきたのかな。」
などなど、自問自答してみて、
「こりゃぁ、一本釣りかな…。」
という結論に至った。一人ずつ、やる気を出させる方法だ。
音程に自信があれば、声は出る。
本来中学生の声は、美しいのだ。
思春期特有の反抗期が、真面目にやることを格好悪いと勘違いし、それにつられて集団心理で同じように動く。
去年仕込んだ生徒は、大方、もう一方のクラスに入っているので、またゼロからの仕込みかな。
数年前に音楽の先生が替わってから、うちでは発声練習として『YUBA』を使っている。
当初は、このメソッドは役に立つのだろうか、と思ったが、今となっては、大切ツールの一つだ。
お手本を真似て声を出しているうちに、いつの間にか、声量がアップしていくことが分かった。
いよいよ、私も介入しなければならなそうだ。
今のままでは、中1にも負ける…。
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