2018年10月24日
クラスを掌握する
昨日の自習で、男子があまりにうるさいということで、ある女子生徒が職員室に助けを求めにきた。そこで、若手の担任が教室に出動した。
「ちょと、男子、いい加減にしなさい。」
若手ながらも指導力のある女性の先生だ。その後、クラスの騒がしさは収まっていく。
実はこの自習、教室には担当の先生がいた。例の新人君だが、うまくクラスを掌握できなかったのだ。
私の新人の頃、自分の指導が甘く、先輩たちに指摘されたり、介入されたときは、顔から火が出るくらいの恥ずかしさを感じたものだ。
だから、私は、若手の先生の授業教室に、生徒を注意するために教室に乱入することは控えている。しかし、荒れて他に迷惑をかけている生徒は、放ってはおけない。
生徒から見れば、先生は先生。だが、ベテランの先生が介入してしまえば、
「あの先生は力がない。」
ということになり、ますます生徒は言うことを聞かなくなるだろう。
ただし、指導を任せるにも限度がある。
新人の先生には試練かもしれないが、恥ずかしい思いを乗り越えて、成長して欲しいと思う。
「○○先生、おもしろい…」
この新人先生の授業を受けている一人の生徒がつぶやいた。
私は、
「まだまだ見込みはあるぞ。」
と思った。
新人だったり、若手の先生だと、指導がままならず、生徒から馬鹿にされる傾向はある。
それは、いつの時代でも変わっていない。
私だって、若い頃、授業を担当していない生徒の掌握は、とても困難だった。
しかし、お互いに知り合い、少しずつでも信頼関係が生まれてきた時には、だんだんと教育活動が成立するようになってくる。ベテランの先生のようにはいかないが、曲がりなりにも先生っぽくなってくるのだ。だから、その意味でも、「おもしろい」と言われるのはよい。コミュニケーションの一歩とも言える。たとえそれが、馬鹿にする意味の言葉であったとしても、そのキャラクターは教育活動にはどこかで役に立つ。
「うるさくさせてしまって、すいません。」
今日、新人先生が私に謝ってきた。先生自身が、「何とかしなければ…」と思えるのなら、成長していけるだろう。一方、何も感じていなければ、かなりつらい。
明後日は遠足。新人先生にも役割を与えなくてはならない。
「どんな役割なら、彼にもできるのだろうか。」
今晩じっくり考えてみよう…。
「ちょと、男子、いい加減にしなさい。」
若手ながらも指導力のある女性の先生だ。その後、クラスの騒がしさは収まっていく。
実はこの自習、教室には担当の先生がいた。例の新人君だが、うまくクラスを掌握できなかったのだ。
私の新人の頃、自分の指導が甘く、先輩たちに指摘されたり、介入されたときは、顔から火が出るくらいの恥ずかしさを感じたものだ。
だから、私は、若手の先生の授業教室に、生徒を注意するために教室に乱入することは控えている。しかし、荒れて他に迷惑をかけている生徒は、放ってはおけない。
生徒から見れば、先生は先生。だが、ベテランの先生が介入してしまえば、
「あの先生は力がない。」
ということになり、ますます生徒は言うことを聞かなくなるだろう。
ただし、指導を任せるにも限度がある。
新人の先生には試練かもしれないが、恥ずかしい思いを乗り越えて、成長して欲しいと思う。
「○○先生、おもしろい…」
この新人先生の授業を受けている一人の生徒がつぶやいた。
私は、
「まだまだ見込みはあるぞ。」
と思った。
新人だったり、若手の先生だと、指導がままならず、生徒から馬鹿にされる傾向はある。
それは、いつの時代でも変わっていない。
私だって、若い頃、授業を担当していない生徒の掌握は、とても困難だった。
しかし、お互いに知り合い、少しずつでも信頼関係が生まれてきた時には、だんだんと教育活動が成立するようになってくる。ベテランの先生のようにはいかないが、曲がりなりにも先生っぽくなってくるのだ。だから、その意味でも、「おもしろい」と言われるのはよい。コミュニケーションの一歩とも言える。たとえそれが、馬鹿にする意味の言葉であったとしても、そのキャラクターは教育活動にはどこかで役に立つ。
「うるさくさせてしまって、すいません。」
今日、新人先生が私に謝ってきた。先生自身が、「何とかしなければ…」と思えるのなら、成長していけるだろう。一方、何も感じていなければ、かなりつらい。
明後日は遠足。新人先生にも役割を与えなくてはならない。
「どんな役割なら、彼にもできるのだろうか。」
今晩じっくり考えてみよう…。
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