2022年08月23日
体験入部
小5のF君が体験型の学校説明会のあと、引き続き野球部の練習に参加することになり、今日がその二日目、最終日であった。
野球を始めてそれほど間もないようで、真新しいグローブは、まだかたく、なかなか手にフィットしていないように見える。それでも、必死にボールにくらいつく姿は、けなげに見えた。こんな風に必死に練習していると、いつの間にか上手になっていて、グローブの動きもあたかも自分自身の手と同じように動かせるようになる。
せっかく何度も来てくれたのだから、もっと親切に接してあげたらよかったかな、とも思う。どうも私はぶっきらぼうで、私が直接関わってもいいが、生徒同士の方が、この先につながるのかな、などと言い訳をして一歩引いてしまう。
果たしてF君、充実した楽しい部活体験ができたのだろうか。
野球部はコロナ休み、夏休みを経て、18日から再開したものの、相変わらず元気がない。この代も、一人キャプテンのKだけが、声を張り上げ、思い通りにならないことに悶々としている。部員は野球未経験者の割合の方が多く、どうしてもそっちに引っ張られてしまって、なんだか野球部らしからぬムードになりがちなのだ。
私は、時折に彼等を集め、練習のコツやポイント、マインドなどを話す。彼等がどれだけ真剣に私の半紙を聞いていたかは、その日の日誌を見れば、たいてい分かる。毎日続けている部活動だが、毎日が成長の連続になっていなければ、進歩はきわめてゆっくりとしてものになってしまうのだ。
折しも、甲子園の決勝戦。
いろいろな甲子園での試合の話をしながら、少しでも彼等のモチベーションが上がれば、と思ってのことだ。
「最後まで諦めないプレーが、最後には勝つ」
練習終わりのミーティングで、私はそう語った。
Yに言ったのである。彼は、自分のプレーが上手くいかないと、すぐに投げやりにある。ぶつぶつと言い訳がましいことを一人ごとのようにつぶやき、程なく復活するのだが、土端から見ても、どうもやる気が感じられないと判断されても仕方がないのだ。だが、Yは自分のことだとは分かっていないだろう。
甲子園が終わると、夏休みも終わりになる。明日は始業式だ。
野球を始めてそれほど間もないようで、真新しいグローブは、まだかたく、なかなか手にフィットしていないように見える。それでも、必死にボールにくらいつく姿は、けなげに見えた。こんな風に必死に練習していると、いつの間にか上手になっていて、グローブの動きもあたかも自分自身の手と同じように動かせるようになる。
せっかく何度も来てくれたのだから、もっと親切に接してあげたらよかったかな、とも思う。どうも私はぶっきらぼうで、私が直接関わってもいいが、生徒同士の方が、この先につながるのかな、などと言い訳をして一歩引いてしまう。
果たしてF君、充実した楽しい部活体験ができたのだろうか。
野球部はコロナ休み、夏休みを経て、18日から再開したものの、相変わらず元気がない。この代も、一人キャプテンのKだけが、声を張り上げ、思い通りにならないことに悶々としている。部員は野球未経験者の割合の方が多く、どうしてもそっちに引っ張られてしまって、なんだか野球部らしからぬムードになりがちなのだ。
私は、時折に彼等を集め、練習のコツやポイント、マインドなどを話す。彼等がどれだけ真剣に私の半紙を聞いていたかは、その日の日誌を見れば、たいてい分かる。毎日続けている部活動だが、毎日が成長の連続になっていなければ、進歩はきわめてゆっくりとしてものになってしまうのだ。
折しも、甲子園の決勝戦。
いろいろな甲子園での試合の話をしながら、少しでも彼等のモチベーションが上がれば、と思ってのことだ。
「最後まで諦めないプレーが、最後には勝つ」
練習終わりのミーティングで、私はそう語った。
Yに言ったのである。彼は、自分のプレーが上手くいかないと、すぐに投げやりにある。ぶつぶつと言い訳がましいことを一人ごとのようにつぶやき、程なく復活するのだが、土端から見ても、どうもやる気が感じられないと判断されても仕方がないのだ。だが、Yは自分のことだとは分かっていないだろう。
甲子園が終わると、夏休みも終わりになる。明日は始業式だ。
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