2021年11月27日
一足早い誕生日
中3の授業の時、私の誕生日を祝ってくれた。
ちょうど誕生日の当日、中3の授業がないので、二日ほど早くお祝いをしようという作戦のようであった。
一人ひとりのメッセージの書かれた色紙をもらった。
どれも私にとっては過分なほどの励ましばかりだった。
彼等も大人になったのだろう。
以前から、「誕生日はあまり嬉しくない」、とは言ってきたが、今回K君が鋭い言葉を私に投げかけた。
「丹澤先生、歳を取るの嬉しくないとは思いますが、一年経つたびに、『今年も生かされて良かった』と思えばいいんじゃありませんか。」
なるほど、私は自分のことばかりで、日々「生かされている」ことへの感謝の思いを忘れていたようだ。
「命があることそのものがありがたい」ことで、人はその中で人生修行をしている。
そんなことを生徒に教えられた。
K君は、色紙の中に、「いつか将来、先生が僕の教え子だと胸をはって言えるような、そんな世の中に役立つ人間になります」と書かれていた。
中1のときから折に触れて私に懐いてくれていた信頼のおける生徒である。
今は生徒会長も務めている。
私は老眼鏡をかけてもなお見えにくい、彼等の書いた小さな字を見ながら、「本当にありがたいな…」と思った。
私が楽しく授業をしていると、彼等も楽しい気持ちになるのだろう。
色紙の真ん中には、私の好物のモンブランがフルカラーで描かれていた。
その様は、とても美しく、美味しそうでもあり、それでいて品があった。
どうやらSさんが描いたらしい…。
ほっこりとした気分になった…。
ちょうど誕生日の当日、中3の授業がないので、二日ほど早くお祝いをしようという作戦のようであった。
一人ひとりのメッセージの書かれた色紙をもらった。
どれも私にとっては過分なほどの励ましばかりだった。
彼等も大人になったのだろう。
以前から、「誕生日はあまり嬉しくない」、とは言ってきたが、今回K君が鋭い言葉を私に投げかけた。
「丹澤先生、歳を取るの嬉しくないとは思いますが、一年経つたびに、『今年も生かされて良かった』と思えばいいんじゃありませんか。」
なるほど、私は自分のことばかりで、日々「生かされている」ことへの感謝の思いを忘れていたようだ。
「命があることそのものがありがたい」ことで、人はその中で人生修行をしている。
そんなことを生徒に教えられた。
K君は、色紙の中に、「いつか将来、先生が僕の教え子だと胸をはって言えるような、そんな世の中に役立つ人間になります」と書かれていた。
中1のときから折に触れて私に懐いてくれていた信頼のおける生徒である。
今は生徒会長も務めている。
私は老眼鏡をかけてもなお見えにくい、彼等の書いた小さな字を見ながら、「本当にありがたいな…」と思った。
私が楽しく授業をしていると、彼等も楽しい気持ちになるのだろう。
色紙の真ん中には、私の好物のモンブランがフルカラーで描かれていた。
その様は、とても美しく、美味しそうでもあり、それでいて品があった。
どうやらSさんが描いたらしい…。
ほっこりとした気分になった…。
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