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2018年06月05日
海軍本部 中将 モンキー・D・ガープ
海軍本部 中将 モンキー・D・ガープ 通称「ゲンコツのガープ」・「海軍の英雄」・「伝説の海兵」
生年月日:5月2日
年齢:76歳→78歳
肩書:中将
世界の均衡を司るという三大勢力の一つ、海軍本部。
その海軍の幹部である「中将」に属している。
また、本作の主人公モンキー・D・ルフィの祖父であり、モンキー・D・ドラゴンの父でもある。
海軍本部中将つる、大目付の元海軍本部元帥センゴク、元海軍本部大将ゼファーは同期。
海賊王ロジャーの時代には、同期のセンゴクと共に海軍の前線を引っ張っていた。
現在では何度もロジャーを追い詰めた「伝説の海兵」として知れ渡っている。
ガープに殺されかけた過去を持つチンジャオ曰く、「かつてのガープは海賊たちにとって悪魔そのものだった」とのこと。
また、海軍本部に襲来したロジャーのライバル金獅子のシキをセンゴクと共に捕らえた。
ただその一方で、戦いの中で生まれたロジャーとの腐れ縁的な信頼関係により、ロジャーの実子エースを引き取ってフーシャ村に預け育てさせた。
孫のルフィ同様に豪快な性格の持ち主で、むしろルフィより自由と言っても過言ではない。
中将というかなり高い地位に居ながら堅苦しさの無い明るい性格に惹かれる部下は多く、無茶苦茶な振舞いにツッコミを入れられたり一緒に雑務をこなしたりと非常に慕われている。
そのため、他のクールな雰囲気を持った海軍幹部とは一線を画す存在感を放っている。
笑い方は「ぶわっはっはっは」。
元海軍本部大将のクザンも彼の理念に大きな影響を受けたうちの一人で、若手時代からガープを恩人として尊敬し続けている。
一方で、ルフィやエースへの鍛錬や育て方はややズレており、まだ年端のいかない頃のルフィをジャングルなどへ送り込むなど、他者から虐待と思われかねない行動もしばしば。
現在では、部下となったコビーやヘルメッポに厳しい訓練を与え続けている。
素手で大砲よりも強く砲弾を投げる、サウザンドサニー号よりデカい鉄球を投げるなど抜群な身体能力の持ち主。
その腕っ節だけで海賊王ゴール・D・ロジャーなどの超大物海賊の相手をしている。
ちなみに全盛期の頃、山をサンドバック代わりにして8つほど粉砕した事があるという。
30年前には既に覇気を体得しており、当時のライバルの一人であった八宝水軍の棟梁・チンジャオの最大の必殺技「錐龍錐釘」を覇気を纏った拳骨で真正面から打ち破っている。
ちなみに再会した際にルフィに殴りかかり、大きなたんこぶができるほどのダメージを与えているが、これは覇気を使ったのではなく「愛ある拳」であるために防ぐことができないものらしい。
20年以上に渡って階級は中将であり続けたが、これは「自由にやるにはこれ以上の地位はいらん」という理由で、ロジャー生前から当時のコング元帥から勧められていた大将への昇格を何度も断っていたためである。
つまり実力としては大将に匹敵、あるいはそれ以上というまさに「伝説の海兵」である。
ウォーターセブンにて、CP9との戦いを終えたルフィ達の前に初登場。
成長したコビーとヘルメッポを連れてルフィとゾロを相手に戦わせ、2人の腕を試させた。
白ひげ海賊団との大規模戦闘であるマリンフォード頂上戦争に参戦。
エース処刑の刻が近付く中、海兵としての立場と、家族としての立場との間で心は揺れ動き、家族に対する情から涙を流す。
それでもあくまで海兵としての職務を全うし、ルフィと戦う場面もあったが、情で攻撃が外れ結果的に敗北している。
エースが赤犬に殺された時は、あまりの怒りで半ば我を忘れ、本気で赤犬を殺そうとするもセンゴクに止められる。
戦いの後、当時の元帥であるセンゴクと共に退官し後身の指導に当たる。
世界会議編で2年後編で初登場。
黒いスーツを着込みリュウグウ王国の送迎を行う。
ルフィの祖父であり、彼に似た性格のガープは、しらほし姫をはじめとする王族にとってもとっつきやすかったらしく、双方ともに短い期間で良い関係を築いたらしい。
一方で、出身国の国王ということで偉ぶるステリーに対しては、クソガキ扱いし、彼が天竜人になりたいというと「あんなゴミクズ」と言う等、(当然だが)彼らに良い思いを抱いてないようだ。
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2018年06月04日
海軍本部 大将 ボルサリーノ(黄猿)
海軍本部 大将 ボルサリーノ(黄猿)
生年月日:11月23日
年齢:56歳→58歳
肩書:大将(15年前〜12年前は中将)
世界の均衡を司るという三大勢力の一つ、海軍本部。
その海軍の中において最高戦力とされる「大将」のひとり。
その圧倒的な存在感で多くの読者にインパクトを与えているキャラクターである。
元海軍本部大将ゼファーは新兵時代の教官。
一人称は「わっし」で、光の能力に似合わぬ間延びした喋り方と、どこか抜けたような振る舞いは飄々としてつかみ所がないが、逆にそれが腹の底を読ませず、他の大将よりも不気味な印象を受ける。
あまりにも感情を表に出さないため、恩師ゼファーからは苦手に思われており「相性最悪」だったとのこと。
クザン・サカズキと共に三大将と呼ばれたが、クザンがオハラの事件を経て甘すぎる「だらけきった正義」へたどりついた事、一方でサカズキは悪は根絶やしにするという非情すぎる「徹底的な正義」を貫き続けている事、対照的な二人を俯瞰して眺めたボルサリーノは「どっちつかずの正義」を掲げている。
そのため職務に関しては、クザンのように情に流される事も、サカズキのようにやり過ぎる事も無く、かつては海兵であった者でも敵となれば容赦なく打ち倒す非情さ・確かな実行力を持つ。
ある意味でバランスの取れた人物と言える。
中将時代は喫煙者だったが、現在はほとんどタバコを咥えている描写は無い。
自然(ロギア)系悪魔の実「ピカピカの実」の能力者。
自分の体を自在に光と化す事ができる「光人間」。
文字通りの「光速」で移動する事ができ、その速度で繰り出される体術(主に蹴り)と、長射程のレーザー攻撃を得意とする。
レーザーは指や足裏から発射され、指からのものは矢のように相手の体を貫き、足から放ったものは着弾点で大爆発を起こし、凄まじい光熱であらゆるものを一瞬のうちに黒こげにしてしまう。
その一撃で雲に届くほどの高さのヤルキマンマングローブを炭化させてへし折ってしまった実績を持つ(これはさすがにやりすぎたと本人も語っているが)。
光速キックも相手を建物の裏まで壁をぶち抜いて吹っ飛ばすほどで、あまり本気になると周囲への被害も甚大なものになってしまうのがある意味で弱点。
更に自然系(ロギア)のため、武装色の覇気による攻撃以外、物理的なダメージは一切通らないどころか、攻撃を当てることもできない(光であるため、貫通する)。
例え全身がバラバラになってしまっても、パーツを光の粒子と変えて一点に集約し、肉体を再構成して復活できる。
読者の間でも所謂「最強論議」に名の挙がる悪魔の実であるが、ゼファーからはかつて能力に頼りすぎだと度々注意を受けていた。
15年前の中将時代にタイヨウの海賊団の捕縛作戦を指揮し、3年後である12年前には、自らの手で同海賊団の船員の1人アーロンを圧倒し捕縛した。
初登場となったシャボンディ諸島編では、当時超新星と呼ばれていた海賊団船長達の内、ドレーク、ホーキンス、アプー、ウルージの4人をまとめて相手にして圧倒した後、部下の戦桃丸やパシフィスタと連携して麦わらの一味を壊滅寸前まで追い込むなど圧倒的強さを披露した。
また、一味離散後には腹いせ代わりに諸島内にいた500人にも上る海賊達を検挙した。
マリンフォード頂上戦争では白ひげ海賊団相手に奮闘し、特に一番隊隊長マルコと頻繁に衝突した。
お互いの能力でマルコと互角に渡り合うが、オニグモとの連携でマルコの能力を封じて重傷を負わせた。
トラファルガー・ローに連れられて逃げるルフィを仕留めようとするがベン・ベックマン等に阻まれ失敗する。
三大将の中で唯一無傷で終戦を迎えた。
新世界のドレスローザ編が完結した後、部下からエドワード・ウィーブルに関する報告を受ける役割で再登場を果たす。
ウィーブルを王下七武海に在籍させる価値を見出してはいるが、彼の自称する経歴などは信じていない様子。
海軍本部 元帥 サカズキ(赤犬)
海軍本部 元帥 サカズキ(赤犬)
生年月日:8月16日
年齢:53歳→55歳
肩書:元帥(22年前は中将、2年前は大将)
世界の均衡を司るという三大勢力の一つ、海軍本部。
センゴクの後を継いで、最高位である「元帥」に属している。
大将時代は「赤犬」と呼ばれ、同僚の青雉、黄猿と共に三大将と呼ばれていた。
角刈り頭がトレードマークで、左半身、胸から腕にかけて紫色の刺青を彫っており、首元には花の刺青が覗く。
海軍帽を被り、赤いスーツを着用。
広島弁口調である。
二年後からは口髭を蓄え、葉巻を愛用するようになった。
後述する青キジとの決闘により彼もまた大怪我を負い、二年後には右半身に生々しい傷跡が残され、耳も切れ目が入っている。スーツも赤から白に変わっている。
その圧倒的な存在感で多くの読者にインパクトを与えているキャラクターである。
元海軍本部大将ゼファーは新兵時代の教官。
「徹底的な正義」を掲げ、『人間は正しくなきゃ生きる価値なし』をモットーに、苛烈かつ過激に正義を貫く硬骨漢。
「悪」は可能性から根絶やしにすべきと考えており、たとえ相手が一般市民であろうとそれが悪を残す可能性があったり、味方の海兵であろうと敵前逃亡や海兵にふさわしくない、などとみなせば容赦なく始末する。
その苛烈な正義にふさわしい執念の持ち主でもあり、マリンフォード頂上戦争では重傷を何度も追いながらも終戦まで白ひげ海賊団殲滅のために戦い続けた。
あまりにも過激極まるその思想と言動は、かつての同僚であるクザンをも戦慄させ、ボルサリーノが「どっちつかずの正義」という思想に行き着く一因ともなった。
元帥となった後は、海賊殲滅のため、海軍本部を新世界側に移設。海軍の指揮を執るも、世界貴族に振り回されたりとセンゴク同様に「中間管理職」的な苦労をしている。
自然(ロギア)系悪魔の実「マグマグの実」の能力者。
全身を灼熱のマグマに変化させ、黒煙を噴き上げながらあらゆるものを焼き尽くしてしまう「マグマ人間」。
その熱量は巨人族の何倍もある氷塊を僅か数秒で蒸発させ、跡形も無く消し去ってしまうほどに凄まじい。
しかもその温度は「火」すらも焼き尽くす事ができ、メラメラの実の能力者に火傷のダメージを与える事ができる。
何らかの形で炎や高熱を操る能力は他にも幾つか確認されているが、マグマグの能力はその中でも最上位クラスに位置付けられるものと思われる。
自然系にしてサカズキ自身も覇気使いであるため防御力も非常に高い。
武装色の覇気を利用しなければサカズキにまともな攻撃を当てる事はできないが、その覇気が使えるビスタとマルコの同時攻撃を受けても「うっとおしい」で片づけるレベルであり、よほどの覇気使いでなければサカズキにダメージを与えることすらままならない。
22年前(新世界篇基準)の中将時代には、オハラに対するバスターコールにおいて、オハラの島民が乗っていた避難船を「学者(粛正対象)が乗船している危険がある」「学者が一人でも乗っていれば今回の作戦の全てが無意味となる」として砲撃し、撃沈させている。
マリンフォード頂上戦争では、白ひげ傘下の海賊スクアードの反逆誘導作戦の実行役を行う。
一見、卑怯にも思える作戦だがサカズキはこれを完遂し、戦争の流れは大きく海軍側へ傾いた。
更に、センゴクの作戦により防護壁に閉じ込められた白ひげ海賊団への大規模マグマ弾攻撃、さらに四皇“白ひげ”との幾度となる直接対決で瀕死の重傷を負わせ、2番隊隊長ポートガス・D・エースの殺害にも成功し、同戦争で最も武功を上げた人物となった。
頂上戦争後、世界政府上層部の推薦により元帥候補として名が挙がる。
しかし、センゴクの指名を受けた上にサカズキの元帥就任に強く反発したクザンと最終的に決闘で決めることとなる。
10日間に及ぶパンクハザードの戦いにより、島の天候を変えてしまったほどだったが、重傷を負いながらも青雉に勝利。
さすがの赤犬も同僚に情けをかけて止めを刺すことなく、その後サカズキは元帥となり、クザンは赤犬が元帥を務める海軍に居るはずもなく、その足で海軍を抜けた。
海軍本部をレッドライン・マリージョア傍の新世界側に移設したり、政府による「世界徴兵」により海軍本部の戦力の増強に努めてきた。
ドンキホーテ・ドフラミンゴの突然の王下七武海脱退やモンキー・D・ルフィとトラファルガー・ローによる海賊同盟に対応すべく、部下の大将・藤虎をドフラミンゴの本拠地ドレスローザに派遣。
ドフラミンゴのことはかなり危険視しており、彼の七武海脱退騒動を誤報にした世界政府の決定には納得がいかず、五老星へ直談判に向かっている。
その後、五老星へ直接意見をしている最中に、部下から海賊同盟VSドフラミンゴの結末とイッショウの対応についての報告を受ける。
何の相談も無しに「ある行動」に出た上、それを世界に示してしまった藤虎を電伝虫越しに一喝するも藤虎もまったく引かず、改めて藤虎にルフィとロー及びその一味の拿捕を言い渡した。
ちなみに、彼のモデルとなった人物は、俳優の菅原文太。
さらに言えば、映画「仁義なき戦い」シリーズの菅原文太である。
そのためか広島弁でサカズキも話す。
海軍本部 大目付 センゴク
海軍本部 大目付 センゴク 通称「仏のセンゴク」
生年月日:5月9日
年齢:不明
肩書:大目付(2年前は元帥、22年前〜27年前は大将)
帽子に隠れたアフロヘア―と丸渕メガネが特徴的な壮年の男。
世界の均衡を司るという三大勢力の一つ、海軍本部。
その海軍で後進の指導を行う大目付という立場に属している。
2年前までは、海軍のトップである「元帥」に属していた。
海軍本部中将モンキー・D・ガープとつる、元海軍本部大将ゼファーは同期。
「君臨する正義」を掲げている。
22年前のオハラ殲滅に関わった際には、そのことに疑問を持ったハグワール・D・サウロを一蹴するなど政府の考え・正義に間違いは無いと考えているかのような言動もあった。
しかし、心の内では「仁義という名の正義」という熱い信念を秘めており、海軍のトップとして様々な物事を眺めてきたためか、「”正義”は価値観… 世代は越えられない…」と語るまでになった。
市井の人々の安全を第一に考え、一般市民にとって害を及ぼすような指示には例え政府からの命令であっても怒りを露わにする事もある。
ちなみに現在の海軍本部元帥はサカズキだが、退任直前のセンゴク本人が次期元帥に推薦したのはクザンだった。
元帥だった時代は事あるごとに自由気ままにふるまうモンキー・D・ガープを怒鳴りちらす苦労人だった。
さらに元帥時代には、世界的な事件が起こるたびに頭を抱え、深刻な表情を浮かべている事が多かったが、新世界編では重責から解放された反動で、張りつめていた神経が緩んで髪は真っ白、非常に大らかな性格になり、よく笑うようになった。
これが彼の本来の性格ということかもしれない。
おかきが好物らしく、2年前は空気を読まずにおかきを勧めるガープを怒鳴りつける事もあったが、新世界編では小脇にかかえた袋からおかきを取り出し、それを食べながら他の海兵と話しているなど、以前のガープを彷彿とさせる姿を見せた。
おつるからは「おかきオヤジ」などとも呼ばれている。
動物(ゾオン)系幻獣種「ヒトヒトの実・モデル大仏」の能力者。
巨人並みの大きさの大仏に変身できる「大仏人間」。
「仏のセンゴク」という異名は何も「仏のように優しい」とかそういう意味ではなく、センゴク本人が本物の「仏」になるのである。
その巨体を活かした肉弾戦や、掌から発する強力な衝撃波を主たる武器とする。
まだまだ描写が少なく、これ以上の能力の全容は不明。
元帥という役職上、しばらく戦闘からは遠ざかっていたため、マリンフォード頂上戦争で初めて変身した姿を見た者も多い。
大海賊時代前、大将時代は海賊王となる前のロジャーを筆頭とする大海賊達を相手に活躍し、ガープと共に大海の平和を守っていた。
24年前のロジャー出頭後には、本部に単独で襲来した金獅子のシキをガープと共に海軍本部を半壊させながらも捕らえることに成功し、彼をインペルダウンに投獄した。
22年前にはオハラ殲滅のためのバスターコールにも関わっているなど、世界政府の闇にも精通している。
また、ドフラミンゴの実弟ロシナンテを拾って海兵として育て上げ、ロシナンテの言葉もあって、彼をドフラミンゴ率いるドンキホーテ海賊団にスパイとして送り込んだ。
マリンフォード頂上戦争では海軍側の最高司令官として指揮を執った。
終盤ではマリンフォードを沈めようとする黒ひげと激突。
仲裁に現れたシャンクスの停戦の申し出を受け取り、戦争を終結させた。
終戦後は、エドワード・ニューゲートの死や、海賊の増加に対して正義に徹底的な姿勢を求める将校が増えたことなどを通じて世代の交代を感じたのか、元帥の職を辞し、ガープと共に後身の指導をすることになった。
新世界編では、ドンキホーテ・ドフラミンゴがルフィに倒された後、ドレスローザに同期のつるともにドフラミンゴ捕縛の為に向かう。
ドフラミンゴの護送に従事しその道中、ドフラミンゴ奪還のために襲撃してきた百獣海賊団のジャックをイッショウ、つると共に迎撃し、軍艦2隻を沈められたものの返り討ちにした。
世界政府 全軍総帥 コング
世界政府 全軍総帥 コング
生年月日:不明
年齢:不明
国際統治機関世界政府に属する武力を全て掌握する世界政府全軍総帥。
海賊王ゴール・D・ロジャー全盛期には海軍本部で元帥を務めていた。
戦闘描写が無いため、戦闘力のレベルやそのスタイルは不明。
こちらもまだ登場回数が少ないため詳細は不明だが、作中でのセンゴクが敬語を使うなど、対応を見るにはそれなりの人望はあるようだ。
マリンフォード頂上戦争終結後、当時の海軍本部元帥センゴクとマリージョアで会談し、同氏の元帥退任を承諾した。
この時、センゴクはコングに自らの後任として当時の海軍本部大将青雉を推薦していたのだが、結果としてこの推薦は叶わず、青雉と同じ大将の赤犬が元帥となった。
27年前の元帥時代には、当時の海軍本部中将モンキー・D・ガープに大将への昇進を勧めたが、断られた。
世界政府最高権力 五老星
世界政府最高権力 五老星
国際統治機関世界政府の最高権力である5人の老人男性の通称で、5人それぞれの名前に関しては未だ明かされていない。
それぞれの特徴を表すと、、
・頭に痣のある白い口ひげを蓄えた男 (ハエル・ゴルバチョフ)
・黒い帽子を被った左目付近に傷のある巻き髪の男 (マルクス)
・長い白髪と長い白髭の男 (板垣退助)
・坊主頭で眼鏡を掛け刀を持った白い着物姿の男 (ガンジー)
・金色の髪と金色の髭の男 (リンカーン)
※()内はモデルとされている人物。
基本的にいつも5人セットで登場し、世界政府の本拠地である聖地マリージョアで世界情勢に関する議論をしている。
傷跡や刀など、あくまで彼らも「たたき上げ」のようで、世界最高権力者と称されてるが実際には「もっと上」と言われる存在がいる。
少なくとも天竜人の意向には彼らでさえも従うしかない。
少なからず「空白の百年」に関しても知っており、かつてオハラへの殲滅作戦を行った。
現時点では基本的に長編の間にある世界情勢の話で数ページ登場するのみで、これといった活躍は見せていない。
ただし、ニコ・ロビンの過去編においては、ロビンの故郷オハラへのバスターコールの際にロビンの師であるクローバー博士への銃撃合図やオハラへの砲撃命令を出す等、ロビンがバスターコールへ恐怖心を抱く上で重要な役割を担った。
麦わらの一味と事実上因縁のある存在であることは間違いなく、五老星の謎が明かされるのはそう遠くないだろう。