新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2018年06月04日
海軍本部 大将 ボルサリーノ(黄猿)
海軍本部 大将 ボルサリーノ(黄猿)
生年月日:11月23日
年齢:56歳→58歳
肩書:大将(15年前〜12年前は中将)
世界の均衡を司るという三大勢力の一つ、海軍本部。
その海軍の中において最高戦力とされる「大将」のひとり。
その圧倒的な存在感で多くの読者にインパクトを与えているキャラクターである。
元海軍本部大将ゼファーは新兵時代の教官。
一人称は「わっし」で、光の能力に似合わぬ間延びした喋り方と、どこか抜けたような振る舞いは飄々としてつかみ所がないが、逆にそれが腹の底を読ませず、他の大将よりも不気味な印象を受ける。
あまりにも感情を表に出さないため、恩師ゼファーからは苦手に思われており「相性最悪」だったとのこと。
クザン・サカズキと共に三大将と呼ばれたが、クザンがオハラの事件を経て甘すぎる「だらけきった正義」へたどりついた事、一方でサカズキは悪は根絶やしにするという非情すぎる「徹底的な正義」を貫き続けている事、対照的な二人を俯瞰して眺めたボルサリーノは「どっちつかずの正義」を掲げている。
そのため職務に関しては、クザンのように情に流される事も、サカズキのようにやり過ぎる事も無く、かつては海兵であった者でも敵となれば容赦なく打ち倒す非情さ・確かな実行力を持つ。
ある意味でバランスの取れた人物と言える。
中将時代は喫煙者だったが、現在はほとんどタバコを咥えている描写は無い。
自然(ロギア)系悪魔の実「ピカピカの実」の能力者。
自分の体を自在に光と化す事ができる「光人間」。
文字通りの「光速」で移動する事ができ、その速度で繰り出される体術(主に蹴り)と、長射程のレーザー攻撃を得意とする。
レーザーは指や足裏から発射され、指からのものは矢のように相手の体を貫き、足から放ったものは着弾点で大爆発を起こし、凄まじい光熱であらゆるものを一瞬のうちに黒こげにしてしまう。
その一撃で雲に届くほどの高さのヤルキマンマングローブを炭化させてへし折ってしまった実績を持つ(これはさすがにやりすぎたと本人も語っているが)。
光速キックも相手を建物の裏まで壁をぶち抜いて吹っ飛ばすほどで、あまり本気になると周囲への被害も甚大なものになってしまうのがある意味で弱点。
更に自然系(ロギア)のため、武装色の覇気による攻撃以外、物理的なダメージは一切通らないどころか、攻撃を当てることもできない(光であるため、貫通する)。
例え全身がバラバラになってしまっても、パーツを光の粒子と変えて一点に集約し、肉体を再構成して復活できる。
読者の間でも所謂「最強論議」に名の挙がる悪魔の実であるが、ゼファーからはかつて能力に頼りすぎだと度々注意を受けていた。
15年前の中将時代にタイヨウの海賊団の捕縛作戦を指揮し、3年後である12年前には、自らの手で同海賊団の船員の1人アーロンを圧倒し捕縛した。
初登場となったシャボンディ諸島編では、当時超新星と呼ばれていた海賊団船長達の内、ドレーク、ホーキンス、アプー、ウルージの4人をまとめて相手にして圧倒した後、部下の戦桃丸やパシフィスタと連携して麦わらの一味を壊滅寸前まで追い込むなど圧倒的強さを披露した。
また、一味離散後には腹いせ代わりに諸島内にいた500人にも上る海賊達を検挙した。
マリンフォード頂上戦争では白ひげ海賊団相手に奮闘し、特に一番隊隊長マルコと頻繁に衝突した。
お互いの能力でマルコと互角に渡り合うが、オニグモとの連携でマルコの能力を封じて重傷を負わせた。
トラファルガー・ローに連れられて逃げるルフィを仕留めようとするがベン・ベックマン等に阻まれ失敗する。
三大将の中で唯一無傷で終戦を迎えた。
新世界のドレスローザ編が完結した後、部下からエドワード・ウィーブルに関する報告を受ける役割で再登場を果たす。
ウィーブルを王下七武海に在籍させる価値を見出してはいるが、彼の自称する経歴などは信じていない様子。
2018年06月06日
海軍本部 旧大将 クザン(青雉)
海軍本部 旧大将 クザン(青雉)
生年月日:9月21日
年齢:47歳→49歳
肩書:現在無し(2年前は大将、22年前は中将)
世界の均衡を司るという三大勢力の一つ、海軍本部。
その海軍の中でも最高戦力である「大将」に属していた。
大将時代は“青雉”と呼ばれ、同僚の赤犬・黄猿と共に三大将と呼ばれていた。
その圧倒的な存在感で多くの読者にインパクトを与えているキャラクターである。
海軍本部中将モンキー・D・ガープは恩人。
元海軍本部大将ゼファーは新兵時代の教官。
階級の高いものは年長者が多い海軍にあって20代にして中将の地位にあり、若手ではずば抜けていた。
以前は『燃え上がる正義』を掲げ、現在とは違って割とハキハキした態度で職務を実行していたが、22年前のオハラ壊滅事件により、「海軍での、自分の正義とは何か」と苦悩するようになり、その悩みを経て確固たる信念をもって『だらけきった正義』をモットーにするようになった。
そのため今ではつかみどころの無い性格となっている。
普段の性格も結構だらけており、気の進まないことには頭の回転も余り働かないようで、質問に対してダラダラと時間をかけて思考した挙句に途中で放棄し、逆に聞き返したりすることがある。
しかし、基本的には冷静沈着であり、海賊といった一般人を脅かす悪には決して容赦しない。
その一方で、 、、
・粛正対象である幼少期のロビンをバスターコール中の島から逃がす 。
・ルフィを氷漬けにしながらも、クロコダイル討伐の礼として捕まえずに放置する 。
・親友の遺志を20年以上守り続けた 。
など、海軍でなく一人の人間として相手に接する一面も持っている。
世界レベルの組織の上流階級に与する身でありながら、そのことをあまり鼻にかけず、一民間人の悩みにも聞き入れて協力するなど、飾り気のない優しさもみられる。
20年以上の長い付き合いである上司、中将ガープを尊敬しており、彼の行動理念に強く影響を受けている。
ルフィに対しては「まだ未熟」と評しているが、その得体の知れない可能性を内心では脅威に感じている。
自然(ロギア)系悪魔の実「ヒエヒエの実」の能力者。
全身から凄まじい冷気を放ち、自らの体を氷に変化させる事ができる「氷結人間」。
自分の体は勿論、他者や周辺の有形物を一瞬で凍らせることができる。
その気になれば、凍らせた相手を砕けば済むので殺傷力も高い。
海水もたやすく凍らせるため、悪魔の実のペナルティが無いに等しい。
海面を凍らせてその上を進むこともでき、船に頼らず海上を移動可能である。
戦法は直接相手を凍らせる他にも、氷で武器を作りだし、それによる白兵戦から飛び道具としての遠距離攻撃など幅が広い。
氷の特性ゆえに、自然系(ロギア)でありながら攻撃の受け流しは出来ないが、砕けた身体の破片を結合することで再生が可能。
そのため武装色の覇気による攻撃以外、物理的なダメージは一切通らない。
それどころか、直接攻撃してきた相手に逆に冷気を送り込み、そのまま凍結させて仕留めてしまうこともできる。
ロングリングロングランドでは、ニコ・ロビンのいた麦わらの一味に遭遇。
ルフィ達の成長速度・ロビンが今までいた組織全て壊滅していることから彼らを脅威に感じ、麦わらの一味を殲滅するべく交戦。
主戦力であるルフィ・ゾロ・サンジを圧倒した。
しかし、ルフィから「一騎打ち」を申し込まれ、それを承諾。
ルフィに圧勝するも、「一騎打ち」を了承した以上、それ以外の面々に手を出せば自分の恥、及び麦わらの一味によるサー・クロコダイル討伐の恩を理由に、ルフィ達を見逃した。
しかしニコ・ロビンは20年もの間逃げ続けたことから、これ以上彼女という危険分子をほおっておけないと考えたクザンは、CP9長官のスパンダムに国家戦争級の総攻撃であるバスターコールの発動権限を与えて、ロビンの確保を行う。
しかし、麦わらの一味とCP9の戦いの場となった司法の島エニエス・ロビーに姿を現し、バスターコールから麦わらの一味が逃げ切ったことを確認し、「完敗」を宣言。
麦わらの一味が身を寄せていた水の都ウォーターセブンに現れ、長年追い続けていたニコ・ロビンが一味に定着したことを確認し、ロビンに「オハラの遺志」がまだ生きていることを確認し、その場を去った。
マリンフォード頂上戦争では、白ひげ海賊団相手と激闘を繰り広げ、隙をついて同海賊団3番隊隊長ジョズを氷漬けにして片腕を破壊し重傷を負わせた。
頂上戦争後、センゴクが海軍本部元帥を引退することとなり、クザンはセンゴクから後任に押されるものの、世界政府上層部はサカズキを推薦。
強硬姿勢を持つサカズキが元帥になることを反対したクザンはサカズキと決裂。
彼と決闘で雌雄を決することとなり、パンクハザードでの10日間に及ぶ決闘の末敗北。
お互いに重傷を負った(サカズキ、クザン共にこの時の傷跡がいまだに残っており、クザンに至っては左足を失った)が、さすがのサカズキもクザンに情けをかけ、生き延びたクザンは海軍を抜けた。
海軍を去った後、超ペンギンのキャメルと旅をしている。
パンクハザード編では、元部下の海軍G-5支部中将スモーカーが王下七武海ドンキホーテ・ドフラミンゴにより殺害されかけたところに突如現れ、スモーカーを助けた。
この際、スモーカーやドフラミンゴに「新世界の闇」に繋がってることを示唆された。
ドレスローザ編では、クザンが黒ひげ海賊団と何らかの関係を持つようになったことが判明した。
2018年06月08日
海軍本部 大将 イッショウ(藤虎)
海軍本部 大将 イッショウ(藤虎)
生年月日:不明
年齢:不明
肩書:大将
世界の均衡を司るという三大勢力の一つ、海軍本部。
その海軍の中でも最高戦力である「大将」に属している。
その圧倒的な存在感で多くの読者にインパクトを与えているキャラクターである。
盲目の剣士で、歩行時は鞘に収めた状態の刀を白杖代わりにして、障害物などの周囲の状況を把握する。
なお、その両目は「見たくないもの」を散々見てきたことに絶望し、自ら潰したものであるという。
麦わらの一味が修行をしていた2年の間に世界徴兵と呼ばれる制度で大将に抜擢された人物で、生粋の海兵では無い。
短く刈った黒髪と顎髭、両目を塞ぐ大きな傷跡が特徴的な強面。
かなりたくましい大柄な男で、着物の上から海軍服を羽織っている。
容姿だけでなく、任侠的な性格、仕込み刀の扱いに至るまで、何もかもが俳優勝新太郎が演じた盲目の剣客座頭市そのものであり、今のところ明言はされていないが、彼がモデルであることは明白である。
有名俳優へのオマージュで構成されている三大将の中でも、容姿どころか役柄そのままなのは今のところイッショウだけである。
一人称は「あっし」で、任侠のようなしゃべり方をする。
普段はとぼけた言動・性格をしているように見えるが、内心では深く物事を見据えている。
海賊を検挙する際、まずその戦闘の場(国や町)にいる民間人の数を把握し、できるだけ民間人への被害が出ないよう、戦闘後の負傷者を手当てする救護班の手配を行ってからことにあたろうとするという、まさに『海兵の鑑』のような人物である。
また海賊相手にも仁義は通す性格のようで、ドレスローザの賭博場で自身の盲目を利用され金を巻き上がられていたところを助けてくれたモンキー・D・ルフィに対し、その正体を知っていながらあえて見逃すような言動を見せている。
「世界政府は神(万能)ではない」とも考えており、海軍が放置してきたドレスローザがドフラミンゴの魔の手にかかった際は混乱を抑える程度であえて動かず、ルフィ達に事態の解決を任せ、自身は独断で世界政府の間違いを謝罪するという行動に出た。
現在までに登場している複数の海軍大将の中でも、際立ってまともな大将の1人と言える人物である。
また、海兵としての経験は浅いが、世界秩序を守る者としての責任感は非常に強いと言える。
またかつてある七武海がある国の乗っ取りを企てたことなど、海賊は基本的に信用しておらず、海軍大将の地位を与えられた故にどうしてもやっておきたいこととして、「王下七武海制度の完全撤廃」を望んでいる。
ただ、ドレスローザの一件でルフィと知り合って以来、心底ルフィの事を気に入っており、両目を自ら潰してしまっているため、ルフィの顔を見る事ができない事を非常に残念に思っている。
超人(パラミシア)系?悪魔の実「????」の能力者。
重力を自在に操る悪魔の実の能力者。
自分の指定したものに非常に強力な重力を掛け、地面に押し付けて拘束したり、そのまま地面ごと奈落の底へ圧し沈めたりする事もできる他、その重力の加重方向まで操ることができるため、横向きに相手を吹き飛ばすことも可能。
驚くべきはその能力の影響範囲で、なんと宇宙空間にまで届く。
適当な小惑星などを重力で引き込み、隕石として落下させて攻撃とする事まで可能で、その攻撃には王下七武海のドンキホーテ・ドフラミンゴやトラファルガー・ローですら動揺させた。
また、反重力を操ることも可能で、岩などに能力を行使して空を移動したり、軍艦を丸ごと持ち上げて風などに頼らず一気に移動させたり、ドレスローザに散らばっていた瓦礫全てを空に浮かべてから能力を止めて落下させる攻撃としたりと応用方法は様々。
ただし自分自身に直接この能力を行使する事はできないらしく、単独で空に浮かんだりはできない(作中では瓦礫の上に乗って飛んだ)。
他にも剣術を得意としており、ロロノア・ゾロと互角以上に斬り結ぶ実力者。
海軍大将だけあってやはり覇気も体得しているようで、戦闘では見聞色の覇気で相手の位置や攻撃などを把握し、刀で的確に攻撃をガードして見せる。
目が見えない事などハンデと感じさせず、新たな海軍本部大将として、前任の赤犬、青雉と何ら遜色ない実力は緑牛と共に化け物と評される。
初登場はドレスローザ編で、王下七武海兼ドレスローザ国王ドンキホーテ・ドフラミンゴの突然の七武海脱退及び国王退位報道と麦わらの一味モンキー・D・ルフィと七武海トラファルガー・ローによる海賊同盟結成報道を受け、海軍本部元帥サカズキの司令でドレスローザへ派遣された。
ドレスローザの騒乱終結時、国の暴走を止められなかったことから王位につこうとせず、責任を取ろうとしたリク王を制し、ドフラミンゴによる悪政を招いたのは他ならぬ「世界政府」であると断言。
部下達と共に世界政府に代わりドレスローザの国民達の前で、深々と土下座をするという潔さを電伝虫を通じて全世界に見せた。
サカズキに落とし前としてルフィとローの首をとるまでの間、全海軍基地への出入り禁止を命じられ、それに同意するが、結局ルフィ達を気に入ってしまっていたので(半ば故意に)取り逃がす。
その後、ドフラミンゴの護送任務に同行、奪還を狙うジャックを返り討ちにした。
世界会議(レヴェリー)編で久しぶりに登場。
一応、海兵として各国の王族への護衛に出向いたのか、それともそれ以外に思惑があるのかは不明だが、世界各国の王族が終結するのに先駆けて既に聖地マリージョアに出向いており、そのことを知ったサカズキは前述の『海軍基地への出入り禁止』を破ったとして怒り狂っていたが、「この場(マリージョア)に、海軍基地は無い」という屁理屈(曰く、「完璧な理論武装」)により、マリージョアに留まる。
一方で、もう一人の新大将である緑牛と一緒に食事をしており、サカズキに藤虎を追い出すように言われた緑牛には、会議を壊そうとしないならそれでいい。と、歓談を続けた。
ドフラミンゴ護送後には、宣言通りに世界中を旅して回りながら、ベガパンクの研究所にも出向いたようで、緑牛にはそこでスゴイ物が完成していたことを語り、改めて「王下七武海はもういらねえ」と宣言する。
2018年06月09日
海軍本部 大将 緑牛
海軍本部 大将 緑牛
生年月日:不明
年齢:不明
肩書:大将
世界の均衡を司るという三大勢力の一つ、海軍本部。
その海軍の中でも最高戦力である「大将」に属している。
なお、他の大将達の例から本名が別にあると思われる。
作中にシルエットしか出ていないため、詳細は不明である。
ただし口調がかなり砕けており、上司である元帥サカズキからの藤虎と争うような命令に対しても「やだよ」の一言で無視したり、女好きなようで、断食していることに対しても「綺麗なおねーちゃんが食べさせてくれるなら」と返したり、他の大将達に比べてかなりフランクな性格であると思われる。
笑い方は「らははは」。
能力の詳細も不明である。
ただし、3年間断食を行っていることが判明しており、これが能力を推理する鍵となると思われる。
存在が初めて明らかになったのはドレスローザ編で、海軍本部大将・藤虎を目の前にした王下七武海ドンキホーテ・ドフラミンゴの発言によるものである。
この台詞からの推定により、藤虎と同じ世界徴兵で海軍に入隊した新大将ではないかと予想されていた。
初めて登場したのは、聖地マリージョアで開かれる世界会議(レヴェリー)の警備兵として派遣されたとき。
この時はまだシルエットでの登場だったが、同僚の藤虎と会話して人物や具体的な容姿などの情報を読者が初めて知ることになる。
まだ活躍と言えるほどの活躍はしていないが、屁理屈で世界会議の会場に潜り込んだ藤虎に対して、サカズキからは会場を追い出す様に言われながらも、「別に会議を壊そうってんじゃないでしょ?」と、藤虎の会場入りを容認した。