2021年11月02日
じゅりさんの牙が抜けました
じゅりちゃんの上の右の牙が抜けた。
1年くらい前からビロ〜ンと口からはみ出して見えて
そっと触るとぐらっと動くので
そのうち抜けるんだろうな、とは思ってた。
伸びたように見えるということは
根っこは骨から外れているが、
歯茎によってかろうじてぶら下がっている、
という感じだったわけで
じゅりちゃんとしても気持ち悪いことだっただろう。
もともとじゅりちゃんが我が家に来たとき、
上の左側の牙は半分に折れて欠けていた。
野生の猫にとって獲物のとどめを刺す牙は重要だと推察される。
この牙の片方が折れていてはバランスが悪いだろう。
出会った時のじゅりちゃんがやせ細っていたのは
そのせいもあったのかもしれない。
野生の猫にとっては重要なアイテムである牙だが、
飼い猫にとっては無用の長物だと言えるのではないか。
食料はフレーク状、または粒状に加工されているから
噛みちぎる必要はないし、
生死をかけて戦う敵がいるわけでもない。
たまに気が向かないときにちょっかいを掛けてくる空気の読めない飼い主に
お灸をすえるために噛みつくくらいのことである。
抜けた直後は盛んに口周りを気にしていたじゅりちゃんだが
今は落ち着いたようでぐっすり寝ている。
眠りから覚めたら歯が抜けたことなどすっかり忘れてしまっていることだろう。
こういうとき猫の忘れっぽさは有効である。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11071014
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック