台風が来る前に肌寒くなったり
台風が過ぎ去って暑くなったりで
人間も体調を崩しがちだが
猫はもっとこたえているのではないだろうか。
人間ならばあらかじめ天気予報で明日の予想気温を聞くことで
心構えができるのだが、
猫はその時その場面で受け入れるしかない。
ありのままを受け入れる。
よく人生相談などで人生に行き詰った人に対して
「ありのままに受け入れましょう」
などという答えをよく見る。
実に抽象的で、切羽詰まっている人にとっては
何をどうして良いか分からないアドバイスである。
その人が悩んでいることというのは
周りの人が見たらそんなに大したことではなかったりする。
だから俯瞰して、他人の目になって自分を見ることで
その問題に冷静に対処できるようになる、
というようなことなのだろう。
それが分からないと
ある人は心療内科に通うことになるのだろうし、
ある人は宗教にハマることになるのだ。
よく猫を先生に喩える人がいる。
ふと気づくと猫が何もない壁をじっと見ている時がある。
そんな姿に哲学者を思わせるものがあるのだろう。
そして全てを受け入れるように見える様が
達観している生き方のプロのように映るのだろう。
タグ:猫
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