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2016年06月27日

サイクス・ピコ協定から100年

今年はサイクス・ピコ協定からちょうど100年目なのだそうだ。

サイクス・ピコ協定とは何かといえば、
、第一次世界大戦中の1916年5月16日に
イギリス、フランス、ロシアの間で結ばれた
オスマン帝国領の分割を約した秘密協定で、
この協定で決められた不自然な国境のせいで
現在の中東紛争が起こり、現在も続いている。

この協定に前後してイギリスは、
フサイン=マクマホン協定、バルフォア宣言という
三枚舌外交というものを行った。

フサイン=マクマホン協定ではアラブの独立を支持し、
バルフォア宣言ではパレスチナにおける
ユダヤ人国家の建設を承認するという
真逆の対応を平然と行ったわけだ。

サイクス・ピコ協定は我々にしてみたら
特に興味を抱くことのない過去の出来事だろう。
だが、当事者として現在も被害にあっているアラブ人やクルド人にとっては
日本人が広島長崎の原爆投下を忘れることがないのと同じように
決して過去のものにできない事柄なのだ。

それから100年経ち、またイギリスは
自分たちの主張を押し通すために
世界に災いを撒き散らすまねをしてしまった。
まさに「策士策に溺れ」ちゃっているわけだ。
つくづく人間というのは進歩しない生き物だ。

だが、思惑だらけの政治家ならいざしらず、
普通の健全な市民がそんなに愚かな判断をするだろうか。

どうも私は今回の国民投票には
キャメロン首相への信任不信任という
裏テーマがあったような気がしてならない。
世界中に広がる経済格差問題は当然イギリスにもあり、
キャメロン首相はタックスヘイブン疑惑の渦中の人である。

キャメロン首相に向けられていた怒りの矛先が、
するりとEUに振り向けられてしまったのではないか。
根底にくすぶるキャメロン首相への不信感が
EU問題と結びついてしまった。
キャメロン首相がEU残留を叫べば叫ぶほど
キャメロン首相とEUが一体化して
不景気の原因がEUだというように思えてきたのではないか。

仮にキャメロン首相がEU離脱の立場をとっていたら、
今回の結果は別のものになっていた可能性はあっただろう。
トランプ氏がアメリカ大統領候補として躍進しているのを見ても分かるように
世界中で既存の政治家に対する不信感が広がっている。
この流れが世界中に拡散していくのは確実だ。





posted by 黒豚猫 at 04:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界
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