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2015年09月30日

グローバル社会においての国益とは

米ロ首脳、シリア情勢めぐり国連演説で応酬
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6175851


タリバン、アフガン主要都市に初侵攻 市内をほぼ制圧
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150929-00000000-jij_afp-int


国益と国益の対立で
無駄に血が流され続ける。

国益ってなんだろう。

第二次大戦中イギリスとフランスで
勝手に中東やアフリカを分割し、国境を設定したことにより
現在まで様々な争いが続いている。

ソビエトがアフガニスタンに進行した際、
アメリカはそれに対抗するターリバーンやオサマ・ビンラディンを支援した。
ソビエトを制することが当時のアメリカの国益だった。

ソビエト崩壊後、冷戦が終結し、
湾岸戦争を経てターリバーンやオサマ・ビンラディンは
テロリスト集団へと変わっていき、
アメリカの国益を脅かす存在になった。

紛争解決のためにはお金もかかるし人も犠牲になる。
それを誰が背負うのかといえば
結局はその国の人々である。
逆に誰が得したかといえば
とりあえず解決したと安堵している当事者と
武器商人たち。
それで本当の意味での国益といえるのだろうか。

好むと好まざるとにかかわらず現代は
グローバル社会になってしまった。
利益と利益が広範囲に絡み合い、
単純に利益・不利益が分けられなくなっている。

例えばリーマン・ショック。
サブプライムローンも当初は順調だった。
それが数年後にはリーマン・ショックとして
世界中の経済にダメージを与える問題になった。
今の国益が5年先・10年先にどうなっているのか
誰にも分からないのだ。

誰にも分からないのなら
目の前の利益に飛びついたって同じではないか、
と思うかもしれない。
それは違う。

5年先・10年先が誰にも分からないのは人生も同じだ。
人生において目の前の利益に飛びついてばかりだと
どうなってしまうだろうか。
人はそれを経験的に知っている。
だから努力や忍耐をする。

努力や忍耐が報われないこともある。
いや、報われない事のほうが多いかもしれない。
しかし努力や忍耐をしている限り
大きく道を踏み外すことはない。

民主主義において政治家は選挙を経て議員になる。
選挙に勝つために政治家は、
選挙民にとって利益がある話をしなければいけないし、
議員になってからは利益を与えるような
行動をしなければ選挙に勝ち続けられない。

それに慣れてしまった選挙民は
すぐに利益を与えてくれる政治家を選ぶようになる。
目の前にある利益が本当にこの先利益となるのか
深く考えることなく。

一国が国益だと思ってした行動で
多くの国が不利益を被る時代である。
選挙民も政治家の国益という言葉に躍らされることなく
慎重に議員を選ばなければいけない。
グローバル社会というものは
世界の片隅にいる小さな存在ですら
世界を動かす責任ある立場だということを
自覚しなければいけない時代なのだろう。




posted by 黒豚猫 at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界
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