フラグシップ・クロスオーバーとの位置づけから、UX、NX、RX系の頂点のモデルと考えられます。
https://lexus.jp/brand/motor_show/detroit2018
いわゆるコンセプトカーですが、内外装とも、市販が困難と思われるものではなく、NXなどと同様、コンセプトモデルに近い形で発売してくるのでは?との期待が膨らみます。さらに、プレスリリースでも搭載予定のパワートレーンにまで踏み込んで発表されていますので、市販を前提したモデルと言えるでしょう。
プレミアムブランドと言われる各メーカーがこぞって従来型のSUVとのラインナップを埋める派生モデルとして、スタイリッシュなSUVを次々と発表しており、たとえば、昨年日本市場を制したBMWでは、背が低く、スポーティな「X2」を本年中に日本市場にも導入。そしてフラッグシップの「X7」の発表を予定するなど、競争は激化するばかりです。
公開された動画からあらたに判明したことですが、乗車の際は「LC」と同様、ドアノブが飛び出す方式が採用され、空力と先進性をPRしているようです。
電子ドアミラーは当然採用されるでしょう。車外カメラの「投影装置」がステアリングサイドにあるのが新鮮です。
2017年−18年の技術では電子カメラに関しては、まだまだ解像度が足りず、遠近感がつかみにくいなど物理ミラーの代替にはまだ遠い存在ですが、2〜3年で実用的な高精細・高画質のものが開発・採用されるか、期待したいところです。
乗車後は、エンジン・スタートボタンが「タッチセンサー」方式になっているのは目新しいですね。
これぐらいのパーツの大きさであれば、2020年頃には相当コストも削減されていると思われ、採用の可能性はありそうです。
オーディオ等の選択は、タッチパネルを採用しており、物理的スイッチを廃止しているようです。シチュエーションにより表示が切り替わることも想定されます。スタイリッシュなフラッグシップSUVとしてはぜひ採用して欲しいところ。
2020年代は自動運転技術も搭載され始めますので、デモ映像でも、自動車専用道路でのIC間と思われる自動運転をイメージさせる場面があります。フロントガラスには大型のHUDで必要な情報を表示するなど、いよいよSF映画でみたものが現実になるのでしょうか・・・ここは相当なコストがかかると思われ、現実的なサイズに落ち着くと思われます。
インテリアで特筆すべきは、スポーツ・シート。レクサスではRCFと、GSF、LCに採用されているものですが、これがSUVに搭載されていることから、スポーティ路線のクルマであることが伺えます。
また、リヤ座席も通常の3座ではなく、2座ということで、スポーティさが強調されていますね。
まだ、インナードアノブも特殊な構造となっているなど、あらゆるところに「タッチセンサーパネル」を準備しているのがLF-1の特徴と言えます。また、センターアームレスト周りは「LC」や「LS」とも共通性のある意匠となっていますね。
ガラスルーフに関してもかなり広大かつ独特な形状となっており、とてもゴージャスな感じです。
エクステリアでは新たな要素は見当たりませんでしたが、足回りでは、先行動画でも判明した、立派なブレーキローターと、大きなブレーキキャリパーがスポーティ要素ももつモデルであることを物語っており、LXのような本格的なクロカン的SUVとの差別化が図られていますね。
ボディサイズも大型であり、大人4人がゆったりと寛げる空間を持つラグジュアリーとスポーティーさを併せ持つ、「LF-1 limitless」。このようなクルマを待っていた、という方も多いのではないでしょうか。
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都市部を中心にLCを見る機会が増えてきたようですね。台数的には既にRCFやGSFを超えているのですが、既に欲しい方にはほぼ行き渡ったと思われますので、今後は魅力的な改良がどこまで続くか、楽しみです。
ホント最近は自動運転やAi技術が中心ですね。異業種の参入も続いていますし、日本の基幹産業である自動車業界の今後の動向からは目が離せませんね!