2017年12月26日
新型アルファード/ヴェルファイア 発売!!
2018年1月8日発売とのことですが、12月25日のクリスマスの日に発表となりました。
ミニバン系はまったく詳しくありませんが、トヨタブランド初となる先進装備が追加されているので注目せざるを得ません。
https://newsroom.toyota.co.jp/jp/toyota/20433735.html
事前報道通り、新型レクサスLSを除くすべてのレクサス車を上回る先進安全装備(進化版Toyota Safety System)を標準装備、最上級グレード「Eecutive Rounge」の更なる装備拡充、前後フルLEDヘッドランプの採用など人気車種にふさわしいマイナーチェンジが実施されています。もともとリセールバリューが極めて高いクルマですが、今回のMCでは、先進安全装備やDCM車載機が標準装備されているため、マイナーチェンジ前モデルの値下がりは結構大きくなりそうですね。

レクサス車からみた魅力的な装備は以下の通り。
しばらくは、トヨタ/レクサス車を通じ、もっとも
大型かつ人気車種にこそ装備すべきですので今回の措置は非常に歓迎ですね!
【安全装備系】
・レーントレーシングアシスト(LTA)の採用
・ロードサインアシスト(RSA)の採用
・歩行者検知(昼夜)・自転車検知(昼)機能付きプリクラッシュセーフティシステム
・インテリジェントクリアランスソナー(PKSB)
・巻き込み警報機能
・デジタルインナーミラー
・ITSコネクト
ポイントとしては、単眼カメラでも「LTA」・「RSA」に対応していることですね。(ハードウェアが変更されている?)そのため、レクサスの2019年モデルでもLTA対応車種が増えることが期待出来ますが、全車種なのか、車種で線引をするのかどうか・・・?
また、「巻き込み警報機能」はフェンダー周りにセンサーが追加されたもので、レクサス車にも採用がなく、同時発表されたプリウスPHVの特別仕様車にも設定されているようです。

「デジタルインナーミラー」は新型LSで初採用されたものを早速採用。まだまだ「違和感ある」との声も聞こえますが、後席に乗車機会が多いミニバンの場合はフル乗車時でも車外の視認性を確保することができますので採用されたのは素晴らしいと思います。(ほとんどのグレードにメーカーオプション)ただ、現時点ではまだカメラ自体の画素数が足りないように思いますので更なる高精細化を期待したいです。

【動力性能系】
・3.5Lエンジン 2GR-FKSの採用 <レクサスGS・IS(2018)・RC(2018)のFF用エンジンの横置き版>
・8速ATの採用
トヨタ初の新型3.5Lエンジンの採用と同時に待望の8速ATの採用。
SUV車でもトランスミッションの多段化が進んでいますので、6速に留まる「RX300」・「NX300」の改良に期待がかかりますが、2Lエンジンとのマッチングはどうなんでしょうか?
なおカタログを見る限り、ブレーキ周りは特段強化されていない模様。(ローターサイズが少し大口径なぐらいか?)
【室内装備】
・プレミアムナッパ本革(Executive)
・シートベンチレーション
・DCM車載機
・12.1インチリヤエンタテイメントシステム
・全方位99%UVカットガラス(Executive)
・LED読書灯(Executive)
最上級の「EXECUTIVE LOUNGE」を中心にレクサスの上級モデル並の装備が導入されています。
また、「繋がる」宣言どおり、レクサス車に続き、DCM車載機がついに標準装備となりました。
シート表皮には「プレミアムナッパ」が使用されるように変更されましたが、レクサス系は「セミアニリン」、トヨタ系は「プレミアムナッパ」と使い分けがされるのかもしれませんね。(最近ではマツダでもナッパレザーを導入)
肝心の皮革の仕上げ方や質感などはレクサスのセミアニリンと比べてみたいところです。
シートベンチレーション機能がほとんどのグレードに装備されていることにも注目。ここまで装備が充実しているにもかかわらず、助手席のシート調整が「4way」に留まったり(しかし助手席オットマン機能はあり)、助手席のポジションメモリー機能がないのはレクサスへの配慮でしょうか?

しかし、カタログのグレード別の装備やオプションの豊富さなど、あまりにも複雑すぎて、これを完璧に説明できる販売員がどれだけいるのか・・・販売員の方は相当勉強しなければいけませんね。
その他、豊富なディーラオプションですが、遊び心のあるアイテムが。
欧州車で先行したドアカーテシライトの「車両ロゴ」が登場しています。
レクサスでは今のところ2018年モデルLXで採用された、おもてなしドアミラーライトのレクサスロゴ照射ぐらいですかね・・・。

ざっとカタログを見るだけでもかなりの変貌ぶりですが、残念なのは、安全装備のうち日々非常に有用な「ブラインドスポットモニター」(BSM)やインテリジェントクリアランスソナー(PKSB)等がEXECUTIVE ROUNGE以外は非常に高価なナビゲーションシステムとのセットオプションになっているということでしょうか。
実質的にほとんどの方がナビ/オーディオセットを装備することになるのではと思いますが、税込みで65万~70万前後の価格は車両価格に比べてかなり大きい印象です。
また、「ナビゲーション/オーディオシステム」には特段目新しい新機能がないのはやむを得ませんが残念です。
これで、レクサス車のようなワイドモニター(2画面同時表示)&ハイブリッドナビ対応、ハイレゾ再生などができるようになればまさに最強クラスですが・・・
また、スピードメーターも新型カムリ等をみた後だと4.2インチディスプレイは少しさみしく感じます。

なお、ナビゲーション/オーディオ関係は、今夏の新型クラウンでレクサスの最新ハイブリッドナビを更に進化した機能の追加や先進性の高いツールが組み込まれるようです。(スマホアプリ「LINE」のメッセージ読み上げ機能、LINE MUSIC機能等)
これらの機能は後日無料でオンライン・アップデートしてくれれば最高なのですが、ハードウェアに依存するのか、説明書を見る限りはそのような仕様にはなっていないのが残念です。
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久しぶりに見る高額のオプションセットですよね~
せめてBSMだけでも分離して欲しいところです。
関西エリアのディーラーも改装中なんですね!関西ディーラーには独自性を期待しちゃいます!
関西の某レクサスDがコストをかけて改修中で来年にオープンするそうですが、某名古屋のDとのコストのかけ方の違いが気になります。