それは、万が一、バッテリーがあがってしまうと、NXではラゲージドアを外側から開けることができません。
(フロントドア、リヤドアのように、バッテリーあがりの際に動作する、「ノブ」が存在しません)
バッテリーあがりなんてそうそう体験するものでもありませんが(実は当方はすでに1回あげています(笑))、いざというときに困らないように、どうやったらラゲージドアを開けることができるか確認しておいてください。
ラゲージドアを開けるには、バックドアに新設された「LEDランプ」のカバーを外した裏にあるレバーをドライバーで動かすことが必要です。
これは事前にしっておかないといざというときに困りますので、ぜひ確認しておくことをおすすめします。
まず、マイナスドライバーの先に、マスキングテープやビニルテープを巻いて保護し、LEDランプが埋め込まれているカバーを外します。
周囲のトリムに傷がつくのが心配な方は、トリム側をマスキングテープ等で保護しておくと安心です。
こんな感じで、カバーにはLEDランプが設置されています。
LEDランプは2箇所ツメで固定されているだけですので、マイナスドライバーを使用して外すことが可能です
なお、使用されているLEDランプは、2017年発売のLCやLS、ES等で採用されている新型のLEDランプです。
写真で見ても、色温度が低い(黄色い)感じですね〜
実際はじゅうぶんな光量があるのですが、「白さ」がほしい方には物足りませんね。
さて、肝心の緊急時の「レバー」がどこにあるかという話ですが、白色の「プラスチックカバー」の奥に隠れています。
これが、なんと「プラスネジ」で止まっているので、これを「プラスドライバー」でゆるめる必要があります(カバーを外す必要はないです)
プラスネジでゆるめたら、カバーの後ろにあるレバーをプラスドライバーの先で動かします。
適当にやっても大丈夫です「手応えのある音」がするので、その音と同時にドアが開きます。
以上が、緊急時にラゲージドアを開ける方法ですが、ここで注意しないといけないのは、実際はこれをラゲージドアの「内側」から行う必要がある、ということです。
今回は、撮影用にラゲージドアをあけて作業しましたが、実際のシチュエーションでは、外側からはラゲージドアは空きませんので、ドアを開けるためには、一度車内に入り、以下の動作を行う必要があります。
1)「リヤ席」を手動で倒す(電動では動かない)
2)ほふく前進(四つん這い?)で、ラゲージ内に潜り込む
3)LEDライトやスマホのライトで、ラゲージドアカバーを探す。
4)マイナスドライバーでラゲージドアカバーを外す
5)プラスドライバーでプラスネジを外し、レバーを動かす
とくに「2」がきつい(笑)身体の大きい方や腰の悪い方は無理をしないようにしてください。
また、車内には「小型のマイナスドライバー」と「中型のプラスドライバー」をラゲージもしくはグローブボックスなどに入れておくことをおすすめします。万一の際、バッテリーあがりになったときに、レスキューを待つまで、ラゲージ内の荷物を取り出せないのは大変不便です。(特にラゲージボード下のスペースに入れたものはほぼ取り出し不可です)
ドライバー類は、わかりやすいようにラゲージ左側のネット内の小物入れにいれておくのも良いでしょう。
さて、ついでにラゲージドア側のLEDを換装してみます。
純正らしく、実用性な色温度の低い上品なLEDを使用しているのですが、「もうすこし明るさがほしい」という方もいらっしゃると思います。
ラゲージドアに使用されているLED自体は、小さな基盤型のLEDです。
交換方法は簡単でLEDユニットの先端部分を小型のマイナスドライバー(先程、カバーを開ける際に使用したマイナスドライバーでOK)で優しくこじるようにしてあけるだけです。
このタイプのLEDは何種類か発売されているようですが、純正よりも明るい1LEDタイプと2LEDタイプを購入してみました。
次の写真は2LEDタイプですが、かなり明るいです(純正比3倍との謳い文句)
現時点で新型NX用は発売されていませんが、レクサスLCやLSなどで使用されているものと同系ですので、当方も購入した「LC用」を紹介させていただきます。
なお、これは今回新型「NX」でも当方使用していますが、LCでも使用していて、使用後4年経過していますが、今でも問題なく動作しています。
▼楽天 みね商店 LC用(1個タイプ)
▼楽天 みね商店 LC用(2個タイプ)※その他の箇所やスペア用に予備がほしい方はこちら
ちなみに、カバーに取付するとこんな感じで、ほんの少しLEDが隠れます。
最大限に明るさを出したい方は、カバーの穴を少しヤスリなどで削って拡大するのも良いかと思います。
もう1つはAmazonでも販売している高輝度の1LEDタイプ。
1LEDですが、高輝度の「3030SMD」を使用しているとのことで、たしかに純正より明るく、そして白いです。
見た目は純正と見分けがほとんどつきません(笑)
純正との比較画像もありました(実際、多少黄色いほうが見やすい、というのはありますので一概に白いのが良いともいえませんが)
▼Amazon PRISM LED 1個用
▼Amazon PRISM LED 2個用
2個用になると単価が安くなるので当方は2個用を購入しました。
というわけで、無事換装、たしかにより明るく、そして白くなりました!
「もうすこし光量がほしいな」という方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?(DIY知識の少ない方でも簡単にできるカスタマイズです)
なお、エーモン社などのパーツメーカーの汎用LEDも試してみたのですが、見た目の後付感があるのでやめました・・・
(でも光量はこれが一番おおきいですね)
純正LEDの「穴」を利用して配線は完全に隠せますので、光量アップ中心の方はこういった手法もありと思います。
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