2021年09月23日
基準地価が発表されてコロナの影響が報じられる
先日、9月に毎年発表される基準価格が新聞に載りました。
そもそも基準価格とは、
各都道府県が選んだ基準地の価格のこと。発表の目的は適正な土地価格の形成です。
公示地価と違って、都市やその周辺地域以外の場所も発表します。
似たようなものとしては次のようなものもあります。
国が3月に発表する基準価格と目的をほぼ同じにする公示価格。
国税庁が7月に発表する税金算出のための路線価。
どれも、実際に土地を売買するときの参考にはなりますが、
その価格をもとに取引する土地の価格が決まるわけではありません。
土地には、その土地それぞれの個別の事情があるので、
公的に発表するものが100%合致することは期待できません。
ただ、毎回発表されると、
自分の住んでいるところはどんな価格なのか?
上がってる?下がってる?なんとなく見てしまいます。
今回の基準価格は、ニュースによれば、いわゆる繁華街と言われる街中の観光で訪れるような場所が下落して、都市部に近い住宅地の価格が上昇したようです。
コロナの影響で、外出が減ったことで店舗やオフィス需要が落ちたこと、低金利とテレワークなどの普及で住宅購入の需要が安定していることが、原因とされています。
土地の値段は、なんとなく安定しているような印象を持ちますが、
バブル前から現在までの推移をみると、都市部やその周辺で、その価格には5〜8倍の変動が見られます。
もちろん、実勢価格ではないので取引に完全に当てはまるわけではありませんが、参考地としては気になる数値です。
もし自分の所有地が1000万円として200万になってしまったり、5000万になったらどうでしょう。
もちろん1年や2年で急上昇、急降下するわけでもないので、昔の人は徐々に土地は上がるといういわゆる土地神話を信じて無理してでも、マイホームをみんな購入したわけです。今は、どちらかと言えば、安い買い物ではないですが、昔ほど無理しなくてもローンの組みやすさなどからも、購入できる水準になっています。
結局、土地の値段もどうなるかわかりません。
ただ、間違いなく言えるのは高齢化で人口も減少に転じるし、ローン金利も今よりは近い将来上昇するのも予想できます。そうすると、全体として土地をみんながどんどん欲しがるという状況は生まれずらいと思います。すると、土地の値段の各指標はやっぱり全体としては下降していくのではないでしょうか?
ただし、だから購入するのはやめておいたほうがいいのか?というと、逆の考え方もあってこれから土地の指標価格が下がっていくと予想するのであれば、住宅ローンの金利など購入しやすい条件は今が一番充実しているかもしれません。購入条件が厳しくなるから需要が減るとも考えられるからです。
そんな風に考えると、やはり家族で今が買い時と考えたときがベストなタイミングで各種指標価格を眺めて、チャンスを待つというのは、非常に難しいことだと思います。
そもそも基準価格とは、
各都道府県が選んだ基準地の価格のこと。発表の目的は適正な土地価格の形成です。
公示地価と違って、都市やその周辺地域以外の場所も発表します。
似たようなものとしては次のようなものもあります。
国が3月に発表する基準価格と目的をほぼ同じにする公示価格。
国税庁が7月に発表する税金算出のための路線価。
どれも、実際に土地を売買するときの参考にはなりますが、
その価格をもとに取引する土地の価格が決まるわけではありません。
土地には、その土地それぞれの個別の事情があるので、
公的に発表するものが100%合致することは期待できません。
ただ、毎回発表されると、
自分の住んでいるところはどんな価格なのか?
上がってる?下がってる?なんとなく見てしまいます。
今回の基準価格は、ニュースによれば、いわゆる繁華街と言われる街中の観光で訪れるような場所が下落して、都市部に近い住宅地の価格が上昇したようです。
コロナの影響で、外出が減ったことで店舗やオフィス需要が落ちたこと、低金利とテレワークなどの普及で住宅購入の需要が安定していることが、原因とされています。
土地の値段は、なんとなく安定しているような印象を持ちますが、
バブル前から現在までの推移をみると、都市部やその周辺で、その価格には5〜8倍の変動が見られます。
もちろん、実勢価格ではないので取引に完全に当てはまるわけではありませんが、参考地としては気になる数値です。
もし自分の所有地が1000万円として200万になってしまったり、5000万になったらどうでしょう。
もちろん1年や2年で急上昇、急降下するわけでもないので、昔の人は徐々に土地は上がるといういわゆる土地神話を信じて無理してでも、マイホームをみんな購入したわけです。今は、どちらかと言えば、安い買い物ではないですが、昔ほど無理しなくてもローンの組みやすさなどからも、購入できる水準になっています。
結局、土地の値段もどうなるかわかりません。
ただ、間違いなく言えるのは高齢化で人口も減少に転じるし、ローン金利も今よりは近い将来上昇するのも予想できます。そうすると、全体として土地をみんながどんどん欲しがるという状況は生まれずらいと思います。すると、土地の値段の各指標はやっぱり全体としては下降していくのではないでしょうか?
ただし、だから購入するのはやめておいたほうがいいのか?というと、逆の考え方もあってこれから土地の指標価格が下がっていくと予想するのであれば、住宅ローンの金利など購入しやすい条件は今が一番充実しているかもしれません。購入条件が厳しくなるから需要が減るとも考えられるからです。
そんな風に考えると、やはり家族で今が買い時と考えたときがベストなタイミングで各種指標価格を眺めて、チャンスを待つというのは、非常に難しいことだと思います。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10987727
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック