2023年02月21日
VTR1000F レストア【17】エンジンのリアクションが強すぎ!
2023年になったと思っていたら、あっという間に2月も半分以上が過ぎ去り3月の声が聞こえてきました。暖かい日もありますが、今日は朝から雪です。
リビングの窓越しに、降る雪を見ながらブログ書いてます。
退職して6回目の春を迎えようとしています。
ツーリング、バイクいじりでセカンドライフを満喫中です。
リビングの窓越しに、降る雪を見ながらブログ書いてます。
退職して6回目の春を迎えようとしています。
ツーリング、バイクいじりでセカンドライフを満喫中です。
今回のお題はコレ!
エンジンのリアクションが強すぎ!
ずっと以前から、触ってみたい、乗ってみたいと思っていたマシンを格安で入手しました。
ただし不動です。
このシリーズ、書き始めは同じです。序文を飛ばしたい方は、中ほどの<本題>へ早送りしてください。
我が家に到着した時の状態(外観)です。
見た目は、日焼けしていますがすぐにでも走りそうな感じです。
不動と書きましたが、出品者の話ではエンジン実働で異音との事でした。あたかも、直近まで走っていたような雰囲気でした。
車検は15か月残っています。
安価で落札できましたし、出品者さんがトランポで安く運んでいただけました。
購入前にいろいろとググってみますと、カムチェーンテンショナーの不良(固着)によるテンション不足での異音が多数報告されています。
原因はこれだろうと考えていました。
購入後5か月が経過した現在、調子よく走っています。
が、エンジンだけの整備には終わらず、結局さみだれ的な全バラシしてのレストアとなりました。
私の好みに合わせるチューニングと合わせて、その実施事項を順を追って報告させていただきます。
車検残あり、エンジン実働との言葉で当初から全バラせずとりあえず走るようにしたことで、遠回りをしました。試走すればするほど不具合を感じ、都度オーバーホールを重ねました。
振り返ってみると、初めから全バラでオーバーホール、整備をした方が楽でした。
では、振り返りを兼ねて以下の順(実際の作業順)に紹介していきます。
1)プロローグ(掲載済)
2)前シリンダーの圧縮が無い(掲載済)
3)キャブのダイヤフラムが破れてる!(掲載済)
4)ブレーキ清掃(掲載済)
5)ハンドルスイッチ交換(掲載済)
6)色褪せた外装の塗装(1)(掲載済)
7)冷却水リザーバータンクから漏れてる!(掲載済)
8)サーモスタッド点検(掲載済)
9)ニュートラルランプが不安定!(掲載済)
10)水温計と水温の関係(8と統合済)
11)整備用スタンド製作(掲載済)
12)ガソリン漏れてる?!(掲載済)
13)発電してない?!(掲載済)
14)ハンドル45mmアップ(掲載済)
15)ステアリングに違和感!(掲載済)
16)フロントサスの動きが渋い!(掲載済)
17)エンジンのリアクションが強すぎ!(本日のお題)
18)リヤサスの動きが渋い!(後日掲載)
19)まだエンジンのリアクションが強い!(後日掲載)
20)排気音が寂しい!(後日掲載)
21)キャブレター調整再び(後日掲載)
22)色褪せた外装の塗装(2)(後日掲載)
以上のメニューになります。
各ブログの序文は同じ文章となりますので、本題からお読みくだされば幸いです。
<本題>
さて、本日の内容です。
このマシン、3000rpmあたりからドカーンとトルクが出ます。これはエンジン特性でしょう。
しかし、そのドッカントルクで強烈なリアクションを感じます。
感じると言うか、車体がガックンガックンします。
アクセルの開閉をよほど気を使わないと危険なほどです。
何かおかしい! と思いつつキャブのセッティング等をいじってみましたが改善しません。
行きついたのが、リヤハブに入っているダンパーです。
ハブベアリングのメンテナンス時点で確認はしましたが、触感も悪くなく交換必要無しと判断しましたが、強烈なリアクション対策で思いつく事もなくなってきましたので、交換してみました。
右が旧品、左が新品です。
触った感じでは、さほど差はありません。
寸法的にも全く変わりません。
余り期待感も無く組付け後、試運転です。
結果!
思った以上の改善効果です。
歴代のマシンで、外観的に疲労していた場合は交換してきましたが、見た目は何ともないこの部品でこれほど効果があるとは、感激です。
やはり、ゴムですね。経年劣化は侮れません。
『侮るなかれ!』
特に、トルクの強いエンジンでは顕著に出るようです。
私のレストア生活での大きな教訓となる出来事でした。
<宣伝>
世界にたった一つ、あなただけのドメインを登録しよう!
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11874319
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック