2018年10月13日
虫が食べて死ぬものを人は食べてはいけない! 〜 遺伝子組み換え食品を考える
2050年、世界の人口はおよそ100億人に達すると言われています (現在は七十数億人)。驚くことなかれっ!1日に20万人、1年で7,000万人も人は増え続けているのです (年間6,000万人が亡くなり、1億3,000万人が産まれています)。つまり、将来的には食糧難になることを想定していかなければならないわけです。
20世紀末、食糧不足問題が囁かれ始めていた頃は、「イナゴなど栄養価の高い虫たちを当たり前に食べる時代がやって来る」「宇宙食を常食化しないと食不足に間に合わない」などと言われていましたが、今では遺伝子組み換えによる対策が推し進められています。そこで私は映画『パパ、遺伝子組み換えってなぁに?』を観て考えてみました。これは、遺伝子組み換え作物(Genetically Modified Organisms・略称GMO)の現状に警鐘を鳴らすドキュメンタリー映画。。。
GM食品の輸入量が世界一ともいわれる日本では、メディアを通じて時々報道されていましたが、近頃はあまり報道されなくなってきています (業界団体や政府から何らかの圧力がかかっているのでしょう)。そこで、自分や愛する家族の健康を守るため、我々は閉ざされている情報の中から真実を見つけ出していかなければならないのです。本映画監督のジェレミー・セイファートは、こうしたGMOをめぐる現状に疑問を感じ、家族と共にGMOについて調べる旅に出るのです!
【GMOとは?】
GMOとは、バクテリアなどの生物から特定の働きをする遺伝子を取り出し、別の生物(農作物)の遺伝子に組み込むことによって、新しい特徴を持った生物(農作物)を作り出す技術のことをいいます。
遺伝子組み換えで有名?なトウモロコシの例では、害虫を殺す働きをする遺伝子をバクテリアから取り出し、トウモロコシの遺伝子に組み込みます。そうすると、害虫が食べると死んでしまう「GMトウモロコシ」ができあがります。つまり、GMトウモロコシは農作物(食べ物)であり、同時に農薬(殺虫剤)でもあるのです!
果たして我々は、「虫が食べて死ぬものを食べても大丈夫なのでしょうか?」...実際問題として、全く無害な物を口にするためには有機野菜にこだわって家庭菜園するなど、手間がかかってしまいます。たとえ野菜はオーガニックなものを食べられたとしても、肉・魚・乳製品などは市販のものを購入しないといけません。
そこで選択肢は二つ!
・これまで通り、農薬がふんだんに使用されている物を食べるか...
・遺伝子組み換えで作られた物を食べるか...
あなたならどちらを選びますか?
タグ:健康長寿
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