2017年07月21日
「焼き梅干し」はすごいパワー (栄養効果) を持ってます!
『梅干しはその日の難逃れ』という言い伝えもあるように、様々な健康効果があります。昔から、多くの医学的効果があると言われ漢方薬にも使われ、民間療法にも使われてきました。「医者いらず」の異名を持ちます。そんな梅干しですが「え〜、いくら栄養価が高くても、塩分が高いんじゃないのー」と気にされる方もいらっしゃいますよね。
ですが、近年の研究結果によれば、梅干しの摂取と高血圧の関連性はあまりなさそうです。
【梅干しは保存食の王様だっ!】
梅の様々な健康効果の中でも、最近特に注目されているのが生活習慣病の予防・改善効果です。そんな梅干しは、保存食にも大活躍!食中毒を防いでくれます!そもそも梅干しは、奈良時代にはお菓子として食べられていたようです。その後、平安時代になると中国から薬として塩漬けになった梅干しが入ってきたのです。
さらに鎌倉時代になると、梅干しは縁起物として料理に飾られるようになり、武士が戦に行く際には梅干しを常備していたことから、この頃からすでに「疲労回復」などの効能は知られていたようです。
そんな梅干しは江戸時代になると庶民の間にも浸透し、一般の家庭でも広く食べられるようになります。明治時代になると、梅干しは薬として認められ、伝染病患者などに与えられたと言われています。現在でも、梅干しは日常的に食されるほか、「うばい」という漢方薬として解熱や抗菌にも使われているんですよ!知っていましたか!?
というわけで、食中毒予防効果もありますので、お弁当には必ず梅干しを添えてあげてくださいね!なんたって、殺菌効果がすごいのですから!!!ある研究では、O157に対しても梅干しが有効であることを証明しています。特に、免疫力や体力が落ちている方は細菌の影響を受けやすいので、積極的に梅干しを食べましょう。
ちなみに、梅干しは口内の細菌にも作用するので、口臭予防の役割も果たしてくれます。お口のニオイが気になる方は梅干し「必須」です!
【熱中症予防にも効果ありっ!】
梅干しは「食べるサプリメント」とも言われるほどに栄養の宝庫なわけなのですが、「血圧上昇や動脈硬化の進行に関わるホルモンの作用を抑制」したり、「血糖値上昇に関わる酵素の働きを阻害する作用」などもあることが明らかになってきています。
また、体内の抗酸化力を高めたり、骨粗しょう症予防の効果もあるなど、まさに "いいことずくめ" なんです。特に、夏には積極的に食べていただきたいものです。なぜなら、梅干しには食中毒菌を抑制する作用もあり、塩分やミネラルが補給できるので熱中症対策にもなるからです。
タイミングとしては、朝食時にお茶などの水分と一緒に摂るとよいでしょう。食欲も増進するので、肉類などのタンパク質と一緒に食べると夏バテ防止にもなります。特に、梅干しのクエン酸と豚肉のビタミンDの組み合わせは疲労回復効果が期待できます。
【胃がんの原因ピロリ菌にも打ち克つ梅干し】
日本人の死亡原因のトップは癌ですが、梅干しにはその癌の原因を抑制する力があることがわかってきました。胃痛や胃潰瘍、胃がんの原因となるピロリ菌を、なんと抑制する効果があるのです。ピロリ菌には、1日2粒の梅干しが効果的です!
そのほか、飲酒や運動不足、脂肪分の多い食生活などが原因でなる高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病を予防する効果もあります。梅干しには、「脂肪燃焼効果」があるってことも近年わかってきたことなんですよ。すごいですねーーー!
というわけで、
【最近は「焼き梅ダイエット」も注目されています!】
梅干しは脂肪細胞を小さくする成分「バニリン」を豊富に含んでいます。この「バニリン」は熱が加えられると増えるので、料理で煮たり焼いたりして食べるとより効果的なんです!
というわけで、実際に4カ月で16kgの減量に成功した人もいるという「焼き梅ダイエット」!あなたも挑戦してみませんか (^^)
ちなみにわが家では、たまにご飯を炊くときにも梅干しを入れていますよ。(米3合に対し梅干し1個で十分です)。酸味が米の甘味を引き出して、冷めても美味しいんですよっ!卵子改善にも良い、なんて話も聞きますし、ぜひ召し上がれっ!
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