2015年03月18日
そこで今回は、「安い中国産やアメリカ産などの食品は危険なのか?」と、食の健康問題に不安を抱く方々へ、どのように考えて食品を選べばよいのかをお伝えしたいと思います。国や厚労省などは、生産者・製造業の生活を第一に考えているということです。お米や野菜などを安定供給させ、市場を維持し、生産者に利益をもたらすためには、(どんな農薬をどれくらい使用したのかなど) 不都合な情報は開示されません。
たとえ開示されていたとしても、その情報が正しいとも限りません。そこで、経済的に余裕のある方は、あくまでもオーガニックにこだわり、多少高くても、安全性の高い商品を選ぶ方が確実に安全・安心でしょう。そのこと(厚労省は嘘を言っていない)を前提に、以下、読み進めていってください。
【安い冷凍食品は危険か?】
結論から言うと、「そんなことはありません。」冷凍食品が安い理由の1つには、小売店が、冷凍食品を「目玉商品」としてお客様を呼び込む戦略があります。冷凍食品は長期保存が可能なので、消費者心理を考えると買い溜めしやすい商品なわけです。
仮に、冷凍食品だけでは赤字だったとしても、他に通常の値段のものを購入してもらうことで小売業者は黒字を出すことができるのです。冷凍食品は、けっして粗悪品だから安くするのではないのです。
(また、メーカー側も新商品などを値引きして味見してもらいたい思惑があります)もう1つの理由として、生産者側のコストダウンがあげられます。土地と人件費が安価な場所(中国、タイ、ベトナムなど)で旬の時期に大量に生産し、一気に加工することができるため、冷凍野菜などは市場に安く出回ります。
冷凍食品は、季節はずれのハウス栽培ではなく、栄養価の高い旬の野菜を使用しています。そのため、冷凍食品を使えば、栄養価の高い旬の野菜を一年中食べることができます。
一人暮らしや少人数の家庭でも、使う分だけを小出しにして使うことができるのもメリットのひとつですね。残留しないような農薬を使い、出荷時には限りなく残らないように配慮されていても、どうしても残ってしまうものです。
また、添加物は食品を加工する際に食味や色合いを整えたり、保存性を高めたりするために使用されます。(天然着色料の「コチニール色素」は昆虫から採取された色素なのに、消費者には知らされていませんでした)
しかし、残留農薬や添加物によって、農業や酪農などの「生産性」が上がり、摂れた食材を長期保存できるようになったからこそ、人々は餓えから逃れることができるようになりました。農薬を使うことや添加物を使うことは、人間が食品を安定して手に入れるためにどうしても必要なことだったのです。
そこで皆さんがどう考えるか次第なのですが、厚生労働省や消費者庁で、「どの成分なら使ってもよいのか」「どのくらいの量までであれば一生食べ続けても命に別状はないのか」また、市販されている食材も、様々な店舗におかれた食材から抜き打ち検査を行い、基準を超えていないか厳しく管理を行っているらしいのです。【日本のスーパー食材は安全?!】
先に述べたように、「適量を一生食べ続けても、死ぬことはない」という意味では安全と言えるでしょう。しかしながら、時々ニュースにもなるような「食品事故」はいつ起こるかわかりません。また、死ぬことはなくても、病気の遠因とならない保証はありません。(輸入食材だから事故が起こる、冷凍食品が安いから事故が起こるのではありません)国内産の食材であっても、人の手がかかわっている以上、100%安全であるとは言い切れません!これらの現状を踏まえて、高くても日本産のものがいいというのもひとつの考え方ですし、安価な輸入食材を使うというのもまたひとつの考え方です。
比較すると、日本の食材の方が海外のものよりも厳密な管理を受けていることは事実です。その他の野菜やお魚は、基本的には地産地消の推進を行なっています(笑)それでも、海産物や豆・トウモロコシ類などは冷凍食品に頼っていますし、信頼出来る安全な食材は、通販を利用してネット購入したりもしています️要は、自分のライフスタイルに応じて、あまり神経質になり過ぎることなく考えていくべきだと思いますよ。身体にも心にも、そしてお財布にも優しい生活を送りましょうね
青森産!熟成黒にんにく
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