アフィリエイト広告を利用しています
ファン
検索
<< 2021年10月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
お気楽さんさんの画像
お気楽さん
プロフィール

2021年10月20日

【阿蘇山噴火!】有史以降の阿蘇山の噴火の全歴史をまとめてみました













2021年10月20日午前11時43分、阿蘇山で噴火が発生し、この噴火に伴い、火砕流が火口から1キロ以上のところまで達したということです。


今回は、有史以降の阿蘇山の噴火の歴史について紹介します。



20211020-OYT1I50101-1.jpg



【目次】

1,有史以降の阿蘇山の全歴史
2,最後に








【有史以降の阿蘇山の全歴史】


▲は、噴火が確認された年。



782〜805年(延暦年間)
火山活動? 詳細不明。

825(天長2)年
火山活動? 詳細不明。

840(承和7)年
火山活動? 詳細不明。

▲864(貞観6)年
噴火 11月9日。

▲867(貞観9)年
噴火 6月21日。







1230(寛喜2)年
火山活動? 詳細不明。

▲1239(暦仁元)年
噴火 2月8日。

▲1240(仁治元)年
噴火

▲1265(文永2)年 噴火
12月1日。

▲1269(文永6)年
噴火

▲1271(文永7)年
噴火 1月5日。

▲1272(文永9)年
噴火 4月16日、11月29日。

▲1273(文永10)年
噴火

▲1274(文永11)年
噴火 噴石、降灰のため田畑荒廃。

▲1281(弘安4)年
噴火

▲1286(弘安9)年
噴火 8月30日。

▲1305(嘉元3)年
噴火 5月2日。

▲1324(正中元)年
噴火 9月7日。

▲1331〜33(正中元〜元弘3)年
噴火

▲1335(建武2)年
噴火 2月7日、3月26日。堂舎被害。

▲1340(延元4〜興国元)年
噴火 2月3、10、25日。

▲1343(興国4)年
噴火

1346〜69年(正平年間)
火山活動? 詳細不明。

▲1375(天授元)年
噴火 12月20日。

▲1376(天授2)年
噴火 1月31日、6月20日。

▲1387(元中4)年
噴火 6月19日。

1388(元中5)年
火山活動? 10月16日。詳細不明

▲1434(永享6)年
噴火

▲1438(永享9〜10)年
噴火 1月9日、2月18日。

▲1473〜74(文明5〜6)年
噴火

▲1485(文明16)年
噴火 1月5日。噴石丘生成。









▲1505(永正2)年
噴火 2月。

▲1506(永正3)年
噴火 4月6日。

▲1522(大永2)年
噴火 2月15日。噴石丘生成。

▲1533(天文2)年
噴火 7月17日。

▲1542(天文11)年
噴火 4月29日。

▲1558〜59(永禄元〜2)年
噴火 新火口生成。

▲1562(永禄5)年
噴火 3月。

▲1573(天正元)年
噴火

▲1574(天正2)年
噴火

▲1576(天正4)年
噴火 11月15日。

▲1582(天正10)年
噴火 2月17日。

▲1583(天正11)年
噴火 12月24日。

▲1584(天正12)年
噴火 8月。田畑荒廃。

▲1587(天正15)年
噴火 噴石丘生成。

▲1592(文禄元)年
噴火 噴石丘生成。

▲1598(慶長3)年
噴火 12月。

▲1611(慶長16)年
噴火

▲1612(慶長17)年
噴火 8月12日。

▲1613(慶長18)年
噴火 8月8日。噴石、降灰。

▲1620(元和6)年
噴火 6月3日。

▲1631(寛永8)年
噴火

▲1637(寛永14)年
噴火

▲1649(慶安2)年
噴火 7〜8月。

1668(寛文8)年
鳴動、噴火? 黒煙

▲1675(延宝3)年
噴火 2月16日。

▲1683(天和3)年
噴火 6月。

▲1691(元禄4)年
噴火 4〜8月。噴石、降灰、鳴動。特に6月には降灰多量。

1708(宝永5)年
火山活動? 9月17日。詳細不明。

▲1709(宝永6)年
噴火 2月13日。噴石。

▲1765(明和2)年
噴火 6月15日。降灰多量。

▲1772〜80年(安永年間)
噴火 降灰のため農作物の被害。

▲1781〜88年(天明年間)
噴火








▲1804(文化元)年
噴火

▲1806(文化3)年
噴火 8月30日。

▲1814(文化11)年
噴火

▲1815(文化12)年
噴火 降灰多量、噴石、田畑荒廃。

▲1816(文化13)年
噴火 6月12日。2:00頃鳴動が始まり、その後、水蒸気噴火。新湯小屋に大小の噴石、熱い砂、泥、泥湯を連続的に噴出。 4:30頃新湯の東脇の2箇所の火口から白煙。10:00頃火を噴いていた火口に土砂が流れ込み、埋没。その後、谷を隔てた反対側の斜面で白煙が上がる。 12:30頃火炎、黒煙なくなる。反対側の斜面で白煙。夜、2箇所の火口、土砂で埋没、地響きあり。13日。煙減少。夕方地響き。14日。白煙さらに減少。15日。白煙時々上がるが、ほぼなくなる。
7月。噴石で死亡1名。

▲1826(文政9)年
噴火 10、11月。噴石、降灰多量。

▲1827(文政10)年 噴火 5月。降灰多量、原野荒廃。

▲1828(文政10)年
噴火 1月。新火孔生成。

▲1828(文政11)年
噴火 6月。降灰砂多量、田畑被害。

▲1830(天保元)年
噴火

▲1830(天保元)年
噴火 噴石、降灰多量、噴石丘生成?

▲1831(天保2)年
噴火

▲1832(天保3)年
噴火

▲1835(天保6)年
噴火

▲1837(天保8)年
噴火

▲1838(天保9)年
噴火 降灰。

▲1854(安政元)年
噴火 2月26日。参拝者3人死亡。

▲1856(安政3)年
噴火 3月18日。降灰。

▲1872(明治5)年
噴火 12月30日。硫黄採掘者が数名死亡。

▲1873(明治6)年
噴火 降灰。

▲1874(明治7)年
噴火

▲1884(明治17)年
噴火 3月21日から4月30日頃まで鳴動・爆発・降灰を繰り返す。
6月6日から再び噴火は激しくなり、鳴動や多量の噴煙を上げ、中央火口の最北部に新火口生成。

▲1894(明治27)年
噴火 3月6日から爆発、鳴動、空振があり広範囲に降灰し、15日頃まで継続。活動火口は第1・第2火口。
5月24日、6月23日、8月30日噴火、降灰。

▲1897(明治30)年
噴火 鳴動、降灰。








▲1906(明治39)年
噴火 中央火口縁の南300mの千里が浜で噴火。

▲1907(明治40)年
噴火 降灰。

▲1908(明治41)年
噴火 鳴動、噴煙多量、降灰。

▲1910(明治43)年
噴火 4月3日。鳴動、噴煙(第3火口)。

▲1911〜12(明治44〜大正元)年
噴火 降灰。

▲1916(大正5)年
噴火 4月19日。鳴動、降灰。

▲1918(大正7)年
噴火 1月16日。鳴動、降灰(第3火口)。

▲1919(大正8)年
噴火 4月に爆発音、降灰。5月に鳴動、降灰。

▲1920(大正9)年
噴火

▲1923(大正12)年
噴火 1月に第3及び第4火口で鳴動、噴石。6月に第4火口で噴石。9月17日に第1、2、4火口で噴火。

▲1926(大正15、昭和元)年
噴火 11月30日に噴火、降灰。12月28日に噴火。

▲1927(昭和2)年
噴火 4〜5月に数回活動し、降灰のため農作物被害。7、10月にも降灰。

▲1928(昭和3)年
噴火 1月12日、9月6日に噴火。10月及び12月には噴煙多量で広範囲に降灰。

▲1929(昭和4)年
噴火 4月11日。第4火口で噴石。7月26日。第2火口に新火孔生成、黒煙。10月22〜23日。降灰多量、農作物、牛馬被害。

▲1930(昭和5)年
噴火 9月3〜6日。噴石、降灰。

▲1932(昭和7)年
噴火 第1火口は6、9月に活動し、11月からは黒煙、噴石活動。12月9日。空振のため阿蘇山測候所窓ガラス破損。12月17〜19日噴石活動盛んで18日火口付近で負傷者13名。
▲1933(昭和8)年 噴火 2月11日から第2火口活動。2月24日。大音響とともに噴火、直径1m近い赤熱噴石が高さ・水平距離とも数百m飛散。 2月27日空振のため阿蘇山測候所ガラス戸破損。3月1日第1火口の活動活発となり第2火口をしのぐ。第2火口と同型の活動。降灰の被害も広範囲。4、5、8〜12月にも第1、2火口で噴煙、噴石、鳴動。

▲1934(昭和9)年
噴火 7月16日。噴火場所は第1火口。

▲1935(昭和10)年
噴火 1、5、6、8、10月。降灰、噴石等。

▲1936(昭和11)年
噴火 2、8月。

▲1937(昭和12)年
噴火 1、5月。

▲1939(昭和14)年
噴火 1、4、5月。

▲1940(昭和15)年
噴火 1、4、5月。4月。負傷者1名。8月。降灰多量、農作物に被害。12月噴石、降灰。

▲1941(昭和16)年
噴火 2月。噴石、降灰。4月。第1火口に新火孔生成。8月噴石。

▲1942(昭和17)年
噴火 6月。噴煙、火口内赤熱噴石。

▲1943(昭和18)年
噴火 6月。第1火口に新火孔生成、降灰多量。12月。降灰。

▲1944(昭和19)年
噴火 弱い噴石。








▲1945(昭和20)年
噴火 9月。降灰。

▲1946(昭和21)年
噴火 4〜6月。第1火口で噴石活動、降灰多量。12月。噴煙。

▲1947(昭和22)年
噴火 5月。第1火口、降灰砂多量、農作物、牛馬被害。7〜9月。噴石、降灰、牧草等に被害。

▲1948(昭和23)年

噴火 噴石、降灰。

▲1949(昭和24)年
噴火 降灰多量。

▲1950(昭和25)年
噴火 噴石、降灰。

▲1951(昭和26)年
噴火 降灰。

▲1953(昭和28)年
噴火 4月27日。11:31第1火口で噴火。人身大〜人頭大の噴石を数百mの高さに上げ、噴石は火口縁の南西方600mに達する。観光客死者6名、負傷者90余名。5月にも降灰多量で農作物に被害。12月にも小噴火。

▲1954(昭和29)年

噴火 5月。

▲1955(昭和30)年
噴火 7月25日。噴石は北東方300mの範囲に落下。

▲1956(昭和31)年  
噴火 1、8、12月に第一火口底で土砂噴出。1月。楢山、南郷谷、往生岳に多量の降灰。1月13日震度2の有感地震。火口より南西方向に噴石。8月。土砂噴出。12月。火孔開口。火口周辺に降灰。

▲1957(昭和32)年
噴火 4、10〜12月に第1火口内噴石活動。11、12月には第1火口内に新火孔生成。

▲1958(昭和33)年
噴火 6月24日。22:15第1火口が突然噴火、噴石は火口の西1.2kmの阿蘇山測候所に達する。山腹一帯に多量の降灰砂、死者12名、負傷者28名、建築物に被害。7、9〜12月にも噴石活動。

▲1959(昭和34)年
噴火 第1火口に新火孔開口。

▲1960(昭和35)年
噴火 1〜4、9〜11月。火口内噴石、火口付近降灰。

▲1961(昭和36)年
噴火 全年ときどき降灰:2月中旬、7月中旬、11月下旬。新火孔生成。

▲1962(昭和37)年
噴火 1〜5月。ときどき降灰、10月中旬。新火孔生成。

▲1963(昭和38)年
噴火 4、5、6、7、11月。

▲1964(昭和39)年
噴火 5月14日。第1火口内に新火孔を生成。

▲1965(昭和40)年
噴火 1月ときどき土砂噴出。2〜6月。火口底赤熱。7、8月。土砂噴出。9月。火口底赤熱。10月21日から第1火口で噴火が始まり10月23、31日には噴石を火口の南西方に広く飛散。 特に31日の噴石は多量で建築物に被害。活動年末まで続く。

▲1966〜68(昭和41〜43)年
噴火 土砂噴出、火口内噴石、火口底赤熱、火炎、湯だまり。

▲1969〜73(昭和44〜48)年
噴火 鳴動、火口底赤熱、火炎、土砂噴出。1971年7月30日に第1火口内に新火孔開口(711火孔)。

▲1974(昭和49)年
噴火 4月頃から灰色噴煙。8月から降灰多量、農作物被害。8月末に第1火口内に新火孔(741火孔)生成。火炎、火映、空振、鳴動しばしば。

▲1975(昭和50)年
噴火 1〜6月。前年8月から噴火断続、火口周辺に降灰。1月下旬に地震群発、震源は阿蘇カルデラ北部、最大地震は1月23日23:19、M6.1、阿蘇山測候所で震度5。 10月は火口周辺に降灰、火映。11月は坊中付近に降灰。12月。噴火、仙酔峡・根子岳付近に降灰、火映。

▲1976(昭和51)年

噴火 1月。仙酔峡・根子岳付近に降灰。

▲1977(昭和52)年
噴火 4月。火口周辺に降灰。5〜7月。阿蘇町、一の宮町、高森町、白水村に降灰。6〜7月。火口縁に噴石落下、農作物に被害。 7月20日。第1火口爆発、マウントカー火口縁停留所付近の建築物に僅少の被害。8〜10月。地震活動活発。8、9月。鳴動。11月。噴火、火口内で噴石活動。

▲1978(昭和53)年
噴火 1〜6、8〜10月。2〜4、6、8、9月に土砂噴出。9月19日。地震群発、10月。地震やや多い(震源は中岳火口付近)。

▲1979(昭和54)年
噴火 6〜11月。6〜8月に赤熱噴石活動、火口周辺に降灰。9月6日の噴火では火口北東の楢尾岳(ならおだけ)周辺で死者3名、重傷2名、軽傷9名、火口東駅舎被害。 小規模な低温の火砕流が発生。10〜11月。噴火活発、11月は大量の降灰、宮崎県北西部、大分県、熊本市内に降灰、農作物に被害。









▲1980(昭和55)年
噴火 1月26日。噴火、阿蘇町、一の宮町に降灰。3月8日。火口周辺に降灰。9月24日。土砂噴出。
1981(昭和56)年 土砂噴出 6月15日。
1983(昭和58)年 土砂噴出 9月29日。

▲1984(昭和59)年
噴火 4〜9月。土砂噴出。10月24日。第1火口に841火孔開口、鳴動、降灰(4年ぶり)、噴石。10〜12月。土砂噴出、鳴動、降灰。

▲1985(昭和60)年
噴火 1月。土砂噴出、降灰。1月18日851火孔、3月1日852火孔、5月6日853火孔が第1火口内に開口。5月6日〜6月20日頃断続的に噴火(5年ぶり)。1〜6月。鳴動、降灰、火炎、噴石。7〜12月。土砂噴出。
1986(昭和61)年 土砂噴出・鳴動 1〜12月。土砂噴出。5、6、8、10〜12月。鳴動。
1987(昭和62)年 土砂噴出・鳴動 1〜10月。土砂噴出。1、5、6月。鳴動。

▲1988(昭和63)年
噴火 3〜12月。土砂噴出。5月。微動多発。7〜12月。鳴動。10〜12月。火口底赤熱。12月。降灰(3年ぶり)。

▲1989(平成元)年
噴火 1〜6月。火口底赤熱。4〜6月。火山灰噴出。6月11日。891火孔開口。7月16日。噴火活動はじまる(4年ぶり、翌年12月まで続く)。9〜12月。 噴石活動。10月9日。892火孔開口。10、11月。噴火活発、降灰多量で農作物に被害。鳴動大。

▲1990(平成2)年
噴火 (前年からの噴火続く)1、2、4〜6、12月。噴火。9月17日901火孔、11月24日902火孔、12月6日903火孔開口。

▲1991(平成3)年
噴火 1〜2月。時々火山灰噴出。前年からの活動終了。3月以降火口湯だまり(92年6月まで)。

▲1992(平成4)年
噴火 年間微動大。4月から土砂噴出、次第に活発化。7月。有感微動多発。8〜9月。活発な噴出、噴煙最高2500m。12月。921、922火孔開口、火炎。

▲1993(平成5)年
噴火 前年からの継続で、1〜2月スコリア噴火。3月以降湯だまり、翌年8月まで比較的静穏。

▲1994(平成6)年
噴火 9月。9〜10月土砂噴出活発。12月大きい土砂噴出。

▲1995(平成7)年
噴火 3月。年間土砂噴出断続。
1996(平成8)年 土砂噴出、赤熱現象 火口底は全面湯だまり状態が続く。4月27日〜6月22日南側火口壁の赤熱現象。7月土砂噴出。
1997〜99(平成9〜11)年 土砂噴出、噴湯現象 火口底は全面湯だまり状態が続く。時折土砂噴出や噴湯現象。
2000(平成12)年 赤熱現象 火口底は全面湯だまり状態が続く。11月から南側火口壁で赤熱現象。
2001〜02(平成13〜14)年 赤熱現象 火口底は全面湯だまり状態、南側火口壁で赤熱現象続く。

▲2003(平成15)年
噴火 中岳第1火口の南側火口壁下の温度及び湯だまりの温度は高い状態が継続。5月噴湯現象。 7月10日のごく小規模な噴火で中岳第1火口東北東約6kmに微量の降灰。湯だまりの量は、6月から徐々に減少し11月には約5割となった。

▲2004(平成16)年
噴火 1月14日。ごく小規模な噴火で中岳第一火口東南東約8kmに微量の降灰。

▲2005(平成17)年
噴火 4月14日。ごく少量で灰白色の火山灰が中岳第一火口縁から南側700m付近までの付着を確認。同日20:41頃ごく小規模な噴火が発生し、火山灰が火口の北東側約2kmの仙酔峡まで達した。
2006(平成18)年 土砂噴出 小規模な土砂噴出。7月以降全面湯だまり。
10月から南阿蘇村吉岡の噴気活動が活発化(2012年12月現在も活発な噴気活動が継続)。
2007(平成19)年 赤熱現象 火口底は全面湯だまり。9月から南側火口壁で赤熱現象。
2008(平成20)年 赤熱現象・火炎現象 火口底はほぼ全面湯だまり。南側火口壁で赤熱、火炎現象続く。12月にごく少量の火山灰を南側火口壁の噴気孔から噴出。南側火口壁で火炎現象。

▲2009(平成21)年
噴火 2月4日。ごく小規模な噴火。火口の南西約800m付近で微量の降灰を確認。 また、5月19日には火口の南西約200mでごく微量の降灰を観測したほか、6月下旬まで火口縁付近ではごく微量の降灰が時々観測された。南側火口壁で赤熱、火炎現象続く。
2009〜10(平成21〜22)年 連続微動、孤立型微動 2009年11月2日に火山性微動の振幅が増大。
2009年9月〜2010年7月まで孤立型微動が一日あたり200回以上と増加。

▲2011(平成23)年
地震 3月。東北地方太平洋沖地震(2011年3月11日)以降、火口北西側10km付近の地震活動が一時的に増加。

噴火 5月15日〜6月9日にかけて、ごく少量で灰白色の火山灰を噴出。15日には中岳第一火口の北東約2kmの仙酔峡でごく少量の降灰を確認。
2013(平成25)年 地震、火山性微動、赤熱現象、火山ガス、地殻変動 9月23日からひずみ及び傾斜変動が観測され、火山性地震が急激に増加。火山性地震は24〜28 日にかけて日回数が1,000回を超え、10月上旬以降少なくなった。 9月以降、継続時間の短い火山性微動が時々発生。火山性連続微動は9月7〜16 日、24〜25日にかけ発生し、12月下旬からは振幅の大きい状態が継続。 南側火口壁で赤熱現象続く。二酸化硫黄の放出量は、9月下旬以降急増し、10月には減少したが、12月下旬には再び増加。

▲2014(平成26)年
噴火、火山性微動、赤熱現象、火炎現象、火山ガス、地殻変動 1月13日から2月19日までごく小規模な噴火が時々発生。 7月5日から 10日にかけて火山性微動の振幅が大きくなり、7月17日に湯だまりが消失、7月28日に火口底で赤熱、ごく弱い火炎を観測。 8月30日に噴火を確認。 GNSS連続観測では、9月頃から古坊中−長陽(国)の基線にわずかな伸びの傾向が認められた。 二酸化硫黄の放出量は、10月中旬までは1日あたり700〜2,300トンと概ね多い状態で経過し、10月下旬以降は、1日あたり1,700〜3,000トンと増加。 11月25日に噴火を確認した後、11月26日以降は連続的な噴火となった。11月27日に141火孔を確認。 11月27日には、中岳第一火口の南側で火山灰が約7cm堆積し、火口周辺ではこぶし大のスコリアを確認。 11月27日、12月10日、19日及び 25日の現地調査で、ストロンボリ式噴火を観測。

▲2015(平成27)年
噴火、火映現象、火炎現象 2014年11月25日から始まった噴火は5月21日まで継続。この期間中の現地調査でストロンボリ式噴火を観測し、夜間に高感度カメラで火映を時々観測。 1月と2月には、火口カメラ(阿蘇火山博物館)で火炎を時々観測。 5月3日に、継続時間約5分間の振幅の大きな火山性微動が発生し、南阿蘇村中松で震度1を観測。 8月8日から時々ごく小規模な噴火が発生した後、9月14日09時43分に噴煙最高2000m、小規模な比較的低温の火砕流を伴い、大きな噴石が火口周辺に飛散する噴火が発生。 9月14日の噴火以降、連続的に噴火が発生し、10月23日まで継続。10月23日及び12月25日の噴火では、火口周辺に大きな噴石が飛散。噴火に伴い、熊本県、大分県、宮崎県の一部の地域で降灰。

▲2016(平成28)年
噴火、火映現象 2月から5月、及び10月に噴火が時々発生。2月17日、10月8日に大きな噴石が火口周辺に飛散する噴火が発生。10月8日01時46分の噴火では、噴煙が海抜高度11,000m(気象衛星による観測)まで上がった。この噴火により広範囲で降灰が確認された。また、中岳第一火口から北東側約4kmの場所で長径7cm の小さな噴石を確認したほか、北東側約20kmの大分県竹田市でも直径数mmの小さな噴石を確認。産業技術総合研究所・防災科学技術研究所が火山灰を分析した結果、8日の噴火はマグマ水蒸気噴火であった可能性がある。3月〜7月上旬にかけて、火口内に灰白〜灰色の湯だまりを確認。3月〜9月にかけては、土砂噴出を確認。南側火口壁の一部で赤熱を確認。11月12日以降、夜間に高感度の監視カメラで火映を時々観測。

▲2019(令和元)年
噴火、火映現象、赤熱現象、噴湯現象、土砂噴出 4月16日に中岳第一火口で噴火が発生し、その後時々噴火が発生。5月3日には噴煙が最高で2,000mまで上がった。7月26日の噴火以降、断続的に噴火が継続。中岳第一火口の風下の地域では、噴火による降灰を確認。4月3日以降、火映を時々観測。また、4月16日以降、火口底の一部で赤熱を時々観測。5月3日以降、火口底の一部で火炎を時々観測。中岳第一火口底の湯だまり量は、2月に9割、3月下旬に3割、4月上旬に1割と次第に減少し、5月下旬以降には、湯だまりがほとんど消失していることを確認。湯だまり内では噴湯を時々確認。4月には土砂噴出が時々認められ、4月9日に最高で高さ15m程度の土砂噴出を観測。

▲2020(令和2)年
噴火、火映現象、火炎現象 2019年10月7日に中岳第一火口で発生した噴火が、5月20日まで継続。その後は断続的に噴火し、6月下旬以降噴火は発生していない。噴火に伴う噴煙は最高で火口縁上1,700mまで上がった。噴火に伴う大きな噴石や火砕流は観測されなかった。噴火が継続していた期間には、中岳第一火口の風下側の地域で、噴火による降灰が続いた。2月20日まで、夜間に火映を時々観測。また、5月15日まで、火口底の一部で火炎を時々観測。10月20日から11月1日かけて、火口底の一部で硫黄の燃焼と思われる火炎を夜間に時々観測。中岳第一火口内に湯だまりは観測されなかった。








【最後に】


阿蘇山は、熊本の県北にある観光地としても人気のある活火山です。


私は、噴火後、YouTubeで、リアルタイム映像を見てましたが、噴火場所の比較的近くに人が居て驚きました。


人への被害はなかったようで良かったです。


今回のブログは、以上です。




















米フェイスブック社が目指す次世代SNS『メタバース』とは一体!?












2021年10月18日フェイスブック社が「メタバース(巨大仮想現実空間)」を構築するため欧州で今後5年間に1万人を新規採用する計画であることが報じられました。



今回は、フェイスブック社が構想している新しいSNSの『メタバース』について紹介します。



vr_network_sns.png



【目次】

1,メタバースとは何か?
2,なぜ急に人気が出たのか?
3,フェイスブック社が目指すもの
4,最後に









【メタバースとは何か?】




メタバースという言葉は幅広い意味を持ちます。


人々がインターネット経由でアクセスできる共有の仮想世界空間の全般を表すための用語になります。



メタバースは、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)技術を使い、より現実世界に近づけたデジタル空間を指すこともあります。



一方、ゲームの世界を説明するのにメタバースという言葉を使う人々もいます。


ユーザーはゲームの中で自分のキャラクターを持っており、歩き回ったり、他のプレーヤーと交流したりすることが可能です。



ブロックチェーン(分散台帳)技術を用いる特殊なメタバースもあります。



この種のメタバースでは、ユーザーが暗号資産(仮想通貨)を使って、仮想の土地などのデジタル資産を買うことができます。



SF小説・映画の中には、本格的なメタバースを舞台とするものが多いです。



現実世界と並存し、現実世界と識別不可能なデジタル世界です。


ただ、こうした本格的なメタバースはまだフィクションの世界のものです。



現状、大半の仮想空間は現実世界というよりは、いかにもビデオゲームの中の世界らしく見えている状況です。









【なぜ急に人気が出たのか?】



メタバースのファンは、これがインターネットの次の発展段階になると考えています。



現在、人々がオンラインで交流する際にはソーシャルメディアのプラットフォームを訪れたり、メッセージアプリを利用したりします。


メタバースが目指すのは、人々がもっと多次元で交流できる新たなオンライン空間を作り出すことです。



そこではユーザーがデジタルコンテンツを見るだけではなく、自らその中にどっぷりつかることができるます。


メタバースへの関心が加速度的に高まったのは、新型コロナウイルスのパンデミックが原因かもしれません。


リモートで勤務や学校の勉強をする人々が増えたため、より現実世界に近づけたオンライン交流の需要が高まったと考えられます。









【フェイスブック社が目指すもの】


 フェイスブック社は2021年7月、メタバースに取り組む事業部門を設置しました。


マーク・ザッカーバーグCEO(最高経営責任者)は「将来は当社をSNS企業としてだけでなく、メタバース企業として見てもらえるようにする」と述べるなど、同事業の構想を示しています。



「次のコンピューター基盤を構築するためにメタバースを実現させる」(ザッカーバーグCEO)との目標を掲げています。


2021年8月に同社のVR(仮想現実)端末「Oculus Quest 2(オキュラス・クエスト2)」を利用する新サービス「Horizon Workrooms(ホライゾン・ワークルーム)」を約20の国・地域で開始。アバター(CGで作る分身)を通じて、異なる場所にいる利用者同士が同じ仮想空間内で会議などを開催できるようにしました。


2021年9月には、メタバース構築に向けて5000万ドル(約57億円)を投じる計画を発表しました。


さらに2021年10月にはメタバース内のコンテンツなどを制作するクリエーターを支援するために1000万ドル(約11億4000万円)規模の基金を設立することも明らかにしました。









【最後に】


フェイスブック社は、これからの新しい構想として、『メタバース』を発表しました。


将来は、文章や画像、動画などのやり取りで行っていたSNSが、仮想空間の中で、実際の人同士がやり取りしているようなコンテンツに変わっていくようです。



新型コロナウイルスの影響が、逆に、自体の進化を早めたかもしれませんね。


今後は、仕事も学校も変わっていきそうですね。


今回のブログは、以上です。