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2021年10月11日

【地球温暖化がさらに加速か!?】地表面で太陽光が反射する『アルベド』の現状について













今、宇宙から地球をみたときに、1990年以降、この20年で徐々に薄暗くなっているそうです。



これが、温暖化を加速させる原因になるとのことで、今回は、太陽光が地球で反射する『アルベド』について、分かりやすく紹介します。



ondanka_earth.png



【目次】

1,アルベドとは?
2,地球照とは?
3,地球が反射する光は、2015年から著しく低下
4,太陽光自体が減少したのでは?
5,海面水温の上昇に伴って光を反射する低層雲が減少
6,最後に









【アルベドとは?】



『アルベド』とは、地表面が太陽光を反射する割合のことです。


太陽光の光は、地表面に到達した際、2通りの方法を取ります。


1つ目は、太陽光が地表面で反射します。



2つ目は、太陽光が地表面に吸収され熱となります。



この太陽光が地表面で反射する割合の『アルベド』が減少しているとのことです。









【地球照とは?】


地球照とは、夜に月を見たときのことを思いだして下さい。


はっきり、月が明るく見える部分は、太陽の光を直接反射して、地球に居る人間に見えています。


月がはっきり見えている部分以外で、薄ら月が見えている部分が見えます。


それが、『地球照』です。



地球照は、太陽光が地球の地表面で反射した『アルベド』によって薄ら見えています。



ですので、月に見えている『地球照』を観察すると『アルベド』の割合も分かります。


暗い部分がはっきり見えていたら、『アルベド』の量が多いな!、暗い部分が薄らしか見えないときは、『アルベド』の量が少ないな!ということになります。



下に、地球照の度合いが違う月の写真を載せておきますね。



images (2).jpeg



images (1).jpeg









【地球が反射する光は、2015年から著しく低下】


ニュージャージー工科大学らの研究チームは、1998年から2017年末までの約1500夜にわたる地球照の観測データを用いて、夜別・月別・季節別・年別に地球のアルベドの変動を分析しました。



その研究成果はアメリカ地球物理学連合(AGU)の学術雑誌「ジオフィジカル・リサーチ・レターズ」に掲載されています。



この研究論文によると、地球が反射する光は、1998年時点と比べて1平方メートルあたり約0.5ワット減少したとのことです。



これは地球のアルベドの0.5%減に相当し、地球は太陽からの入射光の約30%を反射していることになります。



また、観測期間のうち、1998年から2014年までの17年間は、アルベドの年平均がほぼ一定であった一方、最後の3年にあたる2015年から2017年では著しく低下していたとのことです。









【太陽光自体が減少したのでは?】



研究チームは、このようなアルベドの変動と太陽活動周期との関連を調べました。


観測期間中、2002年と2014年に太陽極大期(太陽活動が極大になる時期)、2009年に極小期となりましたが、太陽の輝度の周期的な変化とアルベドの変動との相関は認められなかったとのことです。


つまり、太陽の明るさと、太陽光が地表面で反射する明るさは、連動していなかったということです。









【海面水温の上昇に伴って光を反射する低層雲が減少】



近年、光を反射する低層雲が東太平洋上で減少していることがわかりました。



アメリカ大陸の西海岸沖に位置するこの海域は、「太平洋十年規模振動(PDO)」と呼ばれる10年規模での周期的な気候変動により海面水温が上昇しているエリアでもあります。



研究チームは、「東太平洋での海面水温の上昇に伴って低層雲が減少し、これによって地球のアルベドが低下した」と結論しています。



つまり、これまで、太陽光が地表面に当たる量が増えると、海水温を温め、雲を作り、その雲が増えることで、雲で太陽光を反射し、太陽光が地表面に当たる量を減らし、地表面が温めるのを抑える効果があると考えられていました。


しかし、実際は、雲、特に低雲層が減り、地表面付近で、太陽光を反射する雲の量が減り、直接、地表面に太陽光が届き、地表面が温められていると考えられているとのことです。



そして、近年、『アルベド』が減少しておら、直接、太陽光が地表面に届き、反射されず、地表面の温度上昇のエネルギーとなっていることから、温暖化が加速しているのでは?と考えられているとのことです。









【最後に】



今回は、二酸化炭素の増加で、地球温暖化が進んでいるという、よく知られた要因以外の影響を紹介しました。



どちらにせよ、地球温暖化が進んでいることは変わらないようなので、人間が今出来ることをやっていかないといけないようですね。



今回のブログは、以上です。




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