東京都福祉局で主事として勤務する25歳の女性職員が、「パパ活」を繰り返していたとして、減給1カ月(10分の1)の懲戒処分となりました
東京都福祉局の主事は、2021年からマッチングアプリを使いパパ活を開始したとみられています。
20221年11月から2022年4月までの間に、マッチングサイトで知り合った複数の男性に対して、あらかじめ謝礼をもらう約束をした上で食事をしていた疑いがもたれています。
12回のパパ活で、合計22万円の手当を受け取っていたということです。
2023年7月に都の公益通報窓口に対して、匿名で「〇〇さんという女性職員が、こういうことをしています」という通報があり、都が調査したところ、主事がパパ活を認めました。
都は、女性主事がマッチングサイトで知り合った男性から、パパ活の「お手当」を受け取っていたことが「兼業」に当たるとして、地方公務員法の規定に違反したと判断しました。
都職員が「パパ活」で処分されるのは、今回が初めてとなります。
東京都福祉局の主事は、現在も勤務を続けており、減給処分のみだったことから、職場ではパパ活をしていたことはバレていないということです。
東京都福祉局の主事コメント
「軽い気持ちでやってしまい、申し訳ない」
「大きな出費があったわけではないが、月数万円あれば、切り詰めることなく、貯金をしながら生活できると思った。ご飯を食べたりしながら、いろんな職業の方々から話を聞くのが面白いのかなぁと思った」
東京都人事課の担当者コメント
「遅刻や欠勤もなく、通常通り仕事をこなし、業務に支障はありませんでした。」
「あらかじめお金をもらう約束をしていたことから、兼業と判断しました。」
「ただ、一緒にご飯を食べていただけでしたら、個人的なお付き合いになるので判断は難しいところです。ケース・バイ・ケースです」
個人的なデートの体裁をとっていたとしても、金品の授受が発生した時点で業として判断するべきです
首長や公務員が、入札業者から食事等の接待を受けたとして、それを「パパ活」として処理することは許されません
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image