2018年05月06日
映画「タキシード」の感想…ある程度は楽しめるんだけど、なんだかもったいない気がする。
今日は映画「タキシード」の感想です。
本当に最近、オカンはAmazonのPrime Videoにハマっておりまして。
もちろん年会費は払う必要はありますが、
会員になっていれば追加料金なく映画などが観れるってのは良いですね。
以前鑑賞した映画「ラッシュアワー」の履歴から、
たぶんこの映画がおススメされたのかなと思います。
という訳で、今回はPS4でPrime Videoを利用しての鑑賞です。
字幕スーパー版。
映画「タキシード」は日本公開2003年のケヴィン・ドノヴァン監督作品。
どうもこのケヴィン・ドノヴァン監督は劇場公開作品はこの映画しか監督してない様。
後ほどしっかり触れますが、取り立ててダメだとかは思わないけど、
この映画の印象だと、まあ…うーんっていう感じは拭えない。
オカンがジャッキー映画が好きなので、
自分も小さい頃からジャッキー映画を楽しく観ていて、
ジャッキー映画を観ると、なんか体を鍛えたくなった思い出がある。
この映画「タキシード」はジャッキー映画の中でもハリウッド映画の1つ。
なんとなく、ハリウッド映画はジャッキーを活かせてない気はしている。
簡単な映画のあらすじですが、
アメリカでタクシー運転手をしていたジミー。
ある日、乗せた女性に運転テクニックを認められ専属運転手の仕事を与えてもらう。
しかし、謎の組織から襲撃を受け主人が瀕死の重傷。
何も状況が分らないまま事件にまきこまれていってしまうのだった…みたいな感じかな。
キャストですが、
主人公のジミーを演じるのはジャッキー・チェン。
今回もアクロバティックなアクションを見せてくれるのだけど、
少しだけ消化不良な感もある…それについてはまた後述。
ヒロインのデル・ブレインを演じるのはジェニファー・ラブ・ヒューイット。
ラストサマーのイメージはありますが、
この映画では良い女感もありながら、少し抜けてる感じは良かったです。
ジミーの雇い主になるクラーク・デブリンを演じるのはジェイソン・アイザックス。
ハリー・ポッターシリーズのルシウス・マルフォイ役でも知られる彼ですが、
甘いマスクがプレイボーイ感でてて良いですね。
すぐに重傷で物語にはあまり絡まないのですが、
それでも存在感があるのはさすがだなあと思います。
その他、デビ・メイザー、リッチー・コスター、ピーター・ストーメアなどが出演。
ジェームス・ブラウンが本人役で出ているのはハリウッド映画ならでは。
さて、映画「タキシード」の感想ですが、
ある程度は楽しめるのだけど、なんとなく乗り切れない印象。
もちろんジャッキーのアクションは見どころで、
冒頭のタクシーを使った見せ場も凄いなあって心を掴まれる。
ただ、映画の設定でもあるのですが、
今回はジャッキーが強いって設定ではなく、
ハイテクタキシードと腕時計をする事で、
超人的な動きができるようになるという設定。
やっぱ、ジャッキーが凄いってところが良いと思うのに、
これをつければ誰でも出来るんだって思わせてちゃうのはマイナスポイント。
自分がジャッキー映画に期待してる部分が、
ハリウッド映画の中のジャッキー映画では薄くなってしまってるなあと思う。
なんとなくアメリカ映画のジョークというか笑える部分と、
ジャッキーのアクションって組み合わせ良さそうなんだけどなあ。
なんか上手くいってるって傑作は未だに出てない気がする。
「ヒーヒーフー」ってラマーズ法とかで笑わせるあたり、
なんというか「真剣な」映画ではないってのは雰囲気で分るのだけど、
敵側の作戦が金儲けにしては、壮大すぎるというか、
あんなに即効で人が死んじゃうレベルは不味い気がするとか、
なんとなく、「真剣になれない」感じなのは脚本の問題かなあ。
映画のテイストとしてライトなのは良いのだけど、
物語として世界の危機が迫ってるってのはちゃんとしてないと、
ドキドキ感というか、そこら辺まで軽くなっちゃたなあと。
葉っぱについた水滴からおしっこという衝撃なファーストカットは、
自然界の水の中にもバクテリアは入ってる、入る可能性はあると、
なかなか良い掴みだったとは思うんだけどね。
とりあえず、最初に殺されてしまうスパイが、
溺死というか袋状のものを被せられて溺れさせられるんだけど、
別にそんな殺し方する必要なくない?
事故死にみせたって感じなんだろうけど、
結局体は乾いてたとかでバレてるし、
だったら普通の水で殺した方が良かったじゃんって。
ジャッキーのダサいTシャツとか、
敵側の残忍さとか、キャラクターの描写はちゃんとしてると思うんだけど、
映画通してみるとなんかイマイチなんだよなあ。
なんだろう。
それとは違う問題なんだけど、
「いいおっぱいだね」のくだりっているのかな。
ユーモアのある展開とか笑えるセリフとかは良いと思うんだけど、
結局あのシーンって別に活きてこないし。
そもそも、最初と最後でアタックする女性って必要なのかな。
最初は良いと思うんだけど、
最終的に「ああいう終わらせ方」をするんだったら、
別にアタックする必要なくないだろうか。
もちろん、組織がグルで作戦をするっていう面白さなんだろけど、
ヒロイン的にはなんか微妙じゃない?
とかとか、ね。
あ、あと最初から「ウォーターストライダー」って言ってるやんって。
そこは映画を鑑賞している人たちも、
ジャッキーと同じタイミングで知る方が良いんじゃないかな。
ずっと劇中でもウォーターだって言われてるし。
あんなに小さい爆弾なのに爆発はデカイとか、
なんでアメンボは彼女の顔に止まったのだろうとか、
他にもいろいろ気になるところはありますが。
まあ、それでもある程度は楽しめたのだけど。
ゲロッパはほんとハリウッド映画じゃないとできなかっただろうけど、
なんかもっと上手く作ってほしいかったなあ。
やっぱりもっとジャッキーのアクションがみたい!
そして、もともとジャッキーはカンフーが出来る設定というか、
ハイテク装備で動ける様になるって設定は向いてない気がする。
そうそう、今回日本語吹き替えがなくて字幕スーパー版を鑑賞したんだけど、
やっぱりジャッキー映画は石丸博也の声がいいなあって。
エブリバディ・チャイニーズ・ブルース・リーみたいなところは、
なんてセリフで言ってるんだろう。
本当に最近、オカンはAmazonのPrime Videoにハマっておりまして。
もちろん年会費は払う必要はありますが、
会員になっていれば追加料金なく映画などが観れるってのは良いですね。
以前鑑賞した映画「ラッシュアワー」の履歴から、
たぶんこの映画がおススメされたのかなと思います。
という訳で、今回はPS4でPrime Videoを利用しての鑑賞です。
字幕スーパー版。
映画「タキシード」は日本公開2003年のケヴィン・ドノヴァン監督作品。
どうもこのケヴィン・ドノヴァン監督は劇場公開作品はこの映画しか監督してない様。
後ほどしっかり触れますが、取り立ててダメだとかは思わないけど、
この映画の印象だと、まあ…うーんっていう感じは拭えない。
オカンがジャッキー映画が好きなので、
自分も小さい頃からジャッキー映画を楽しく観ていて、
ジャッキー映画を観ると、なんか体を鍛えたくなった思い出がある。
この映画「タキシード」はジャッキー映画の中でもハリウッド映画の1つ。
なんとなく、ハリウッド映画はジャッキーを活かせてない気はしている。
簡単な映画のあらすじですが、
アメリカでタクシー運転手をしていたジミー。
ある日、乗せた女性に運転テクニックを認められ専属運転手の仕事を与えてもらう。
しかし、謎の組織から襲撃を受け主人が瀕死の重傷。
何も状況が分らないまま事件にまきこまれていってしまうのだった…みたいな感じかな。
キャストですが、
主人公のジミーを演じるのはジャッキー・チェン。
今回もアクロバティックなアクションを見せてくれるのだけど、
少しだけ消化不良な感もある…それについてはまた後述。
ヒロインのデル・ブレインを演じるのはジェニファー・ラブ・ヒューイット。
ラストサマーのイメージはありますが、
この映画では良い女感もありながら、少し抜けてる感じは良かったです。
ジミーの雇い主になるクラーク・デブリンを演じるのはジェイソン・アイザックス。
ハリー・ポッターシリーズのルシウス・マルフォイ役でも知られる彼ですが、
甘いマスクがプレイボーイ感でてて良いですね。
すぐに重傷で物語にはあまり絡まないのですが、
それでも存在感があるのはさすがだなあと思います。
その他、デビ・メイザー、リッチー・コスター、ピーター・ストーメアなどが出演。
ジェームス・ブラウンが本人役で出ているのはハリウッド映画ならでは。
さて、映画「タキシード」の感想ですが、
ある程度は楽しめるのだけど、なんとなく乗り切れない印象。
もちろんジャッキーのアクションは見どころで、
冒頭のタクシーを使った見せ場も凄いなあって心を掴まれる。
ただ、映画の設定でもあるのですが、
今回はジャッキーが強いって設定ではなく、
ハイテクタキシードと腕時計をする事で、
超人的な動きができるようになるという設定。
やっぱ、ジャッキーが凄いってところが良いと思うのに、
これをつければ誰でも出来るんだって思わせてちゃうのはマイナスポイント。
自分がジャッキー映画に期待してる部分が、
ハリウッド映画の中のジャッキー映画では薄くなってしまってるなあと思う。
なんとなくアメリカ映画のジョークというか笑える部分と、
ジャッキーのアクションって組み合わせ良さそうなんだけどなあ。
なんか上手くいってるって傑作は未だに出てない気がする。
「ヒーヒーフー」ってラマーズ法とかで笑わせるあたり、
なんというか「真剣な」映画ではないってのは雰囲気で分るのだけど、
敵側の作戦が金儲けにしては、壮大すぎるというか、
あんなに即効で人が死んじゃうレベルは不味い気がするとか、
なんとなく、「真剣になれない」感じなのは脚本の問題かなあ。
映画のテイストとしてライトなのは良いのだけど、
物語として世界の危機が迫ってるってのはちゃんとしてないと、
ドキドキ感というか、そこら辺まで軽くなっちゃたなあと。
葉っぱについた水滴からおしっこという衝撃なファーストカットは、
自然界の水の中にもバクテリアは入ってる、入る可能性はあると、
なかなか良い掴みだったとは思うんだけどね。
とりあえず、最初に殺されてしまうスパイが、
溺死というか袋状のものを被せられて溺れさせられるんだけど、
別にそんな殺し方する必要なくない?
事故死にみせたって感じなんだろうけど、
結局体は乾いてたとかでバレてるし、
だったら普通の水で殺した方が良かったじゃんって。
ジャッキーのダサいTシャツとか、
敵側の残忍さとか、キャラクターの描写はちゃんとしてると思うんだけど、
映画通してみるとなんかイマイチなんだよなあ。
なんだろう。
それとは違う問題なんだけど、
「いいおっぱいだね」のくだりっているのかな。
ユーモアのある展開とか笑えるセリフとかは良いと思うんだけど、
結局あのシーンって別に活きてこないし。
そもそも、最初と最後でアタックする女性って必要なのかな。
最初は良いと思うんだけど、
最終的に「ああいう終わらせ方」をするんだったら、
別にアタックする必要なくないだろうか。
もちろん、組織がグルで作戦をするっていう面白さなんだろけど、
ヒロイン的にはなんか微妙じゃない?
とかとか、ね。
あ、あと最初から「ウォーターストライダー」って言ってるやんって。
そこは映画を鑑賞している人たちも、
ジャッキーと同じタイミングで知る方が良いんじゃないかな。
ずっと劇中でもウォーターだって言われてるし。
あんなに小さい爆弾なのに爆発はデカイとか、
なんでアメンボは彼女の顔に止まったのだろうとか、
他にもいろいろ気になるところはありますが。
まあ、それでもある程度は楽しめたのだけど。
ゲロッパはほんとハリウッド映画じゃないとできなかっただろうけど、
なんかもっと上手く作ってほしいかったなあ。
やっぱりもっとジャッキーのアクションがみたい!
そして、もともとジャッキーはカンフーが出来る設定というか、
ハイテク装備で動ける様になるって設定は向いてない気がする。
そうそう、今回日本語吹き替えがなくて字幕スーパー版を鑑賞したんだけど、
やっぱりジャッキー映画は石丸博也の声がいいなあって。
エブリバディ・チャイニーズ・ブルース・リーみたいなところは、
なんてセリフで言ってるんだろう。
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