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2019年08月31日

アニメ映画「甲鉄城のカバネリ 海門決戦」の感想…何故あの時躊躇した!という躊躇すら許されない家臣は大変だね。

今日はアニメ映画「甲鉄城のカバネリ 海門決戦」の感想です。

最近、休みの日は時間があるとゲームしてて、

なかなか映画が観れていないのですが、

姉と空いた時間でこの映画を観たのでした。

dアニメストアを使ってChromecastでテレビで鑑賞。



アニメ映画「甲鉄城のカバネリ 海門決戦」は今年の5月に公開された荒木哲郎監督作品。

荒木哲郎監督はテレビアニメ「甲鉄城のカバネリ」から引き続き監督を担当しています。

やっぱ続きものはスタッフは変わって欲しくないですが、

特にその中でも監督は変わって欲しくないものですよね、良かったです。


先ほども書きましたが「甲鉄城のカバネリ」はテレビアニメで連載さて、

その続編にあたるのがこの映画「甲鉄城のカバネリ 海門決戦」です。

ちゃんと自分もテレビシリーズは全話観ております。

テレビシリーズの感想を短く言うと序盤面白かったのに美馬様残念って感じです。


物語の簡単なあらすじですが、

テレビシリーズから半年後の世界、

生駒達は甲鉄城でカバネと交戦中の海門駅にたどり着いた。

生駒はここのカバネは何か先導をしている者の気配を感じたのだが、

カバネリの生駒は人間達には信用を得られず孤立する。

さらに意識がカバネにもってかれそうになり無名を襲おうとしてしまい、

現地の人間に捉えられてしまうのだった…みたいな感じかな。


声優はテレビシリーズからもちろん変わらず、

主人公の生駒は畠中祐で、ヒロイン無名は千本木彩花。

今回の適役にあたる景之は三木眞一郎が担当しています。


さて、アニメ映画「甲鉄城のカバネリ 海門決戦」の感想ですが、

まあ…う〜ん、いいんじゃないかな…って感じでしょうか。

なんとなくテレビシリーズの続きの映画という事もあり、

話とかは全く違うのだけど、

アニメ映画「劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ」のボーナスステージ感に近いものは感じた。


まあ、カバネリの最大の魅力は無名が可愛いという事なので、

その部分では間違いなくファンにとってはボーナスステージで、

とても意味のある映画なのだけれども。

本当にそんなんじゃないよ、みたいなね。


長編映画ではなく1時間程度の映画…dアニメストアだと3つに分かれていましたが、

中編映画で描けるものは比べれば限られてきてしまうので、

とりあえず無名が可愛いという要素があればそれだけで十分なのだが、

あえて物語などにも触れていきます。


まず、ネタバレはしない様に書いていきますが、

海門のカバネは何者かに指揮をされているのか?という事で、

え…あんな感じでカバネを操ってたの?って。

詳しくは書かないけど、

なんかもっと大きな力でカバネを操ってるのだと思ったら…ね。

ちょっと無理があるよなあ…なんて思ってしまった。


映画がはじまってすぐに無名の人並み外れた身体能力というか、

圧倒的な強さを描いていて、

映画から観た人にもこのキャラクターはそういう存在ですよってのが、

ちゃんと手際よく説明されていて良かったのだけど、

結局この映画で起きることはテレビ版でも起きた事であって、

「人間はカバネリを信用できない」という事。

前も観たなあ…それは前に乗り越えた題材だしもう良いじゃんってのは正直思った。


若干のネタバレになってしまうけど、

新たにカバネリが登場するんだから、

それをもうちょっと絡ませれば若干題材を変えれた気はするんだけどなあ。

まあ登場したらほぼ最後だから難しいだろうけど。


でも、クライマックスでの「もう遅い」からの、

「何故あの時躊躇した!」ってのはグッとくるね。

躊躇すら許されないんだから家臣も大変ですわ。

だからこそのラストの展開は本当に良いと思います。


そんな感じかな。

エンディングの踊りは勢いがあって良いかなと思うし、

やっぱりこれはファン向けの映像だよなと思った。


もうちょっと甲鉄城のメンバーの活躍があっても良いかなと思うけど、

一応はそれぞれ見せ場もあったし、

まあとりあえず無名が可愛いという事に意義を感じるなら観るべき作品。

躊躇したなら観なくても大丈夫だと思う。

「何故あの時躊躇した!」って叱責される可能性が高い。

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思いついた事を羅列。 映画「DETH FOREST 恐怖の森2」みたいなくだらない映画が凄い好き。 映画の感想は基本的にネタバレなしを心掛けています。
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