2009年11月10日
マンション値下げの記事(週刊現代)について
昨日発売の週刊現代の記事を拝見しました。以前より週刊誌の潜入取材のようなもので、関心を引くために面白おかしく書かれている事が多く、不動産業界で事業者や販売会社からすると、一般消費者が信じてしまう場合もあって、以前はいつも嫌な気分でしたが、現在は公平・中立に冷静に読めました。
記事によると概ね5%から最大で40%の減額(当初の販売価格より)という幅で、物件名や概要などが書かれていました。また、実名で大手デべが売主で建物は完成済みの有明(江東区)と池尻(渋谷区)の物件について、実名で1,000万円程度は下げているとのことでした。まあREITや流動化で賑わった一時期の土地が高騰した際の高値で取得した完成済みの物件などでは、当初の販売価格から20%から30%位は値引きしても適正かどうか、また本当にお買い得なのかどうかはわかりませんね。
私が最初に社会にでた頃は、バブルの末期でしたのでマンションは急速に売れなくなった時代でしたが、その頃は現在とは当然世の中も今とは異なり、新築マンションの売れ行きが悪くても、既に購入して頂いたお客様とのトラブル回避の為、建物の完成前に値引きして販売することなど表向きは一切ありませんでした。(実際には、顧客に口止めしてもらう事を確約して、密かに値引きしていましたが。)特に財閥系や上場企業などは、会社の信用に傷がつく事を恐れていましたので、まず値引きはしてませんでしたね。ただ、数年前位からは、顧客も売れ行きが悪いマンションは販売途中で価格が改定されたり、新車の販売のように、個別の交渉で値引きやサービスをしてもらう事に違和感を抱かなくなってきました。
いづれにしましても、私の予測ではまだまだマンション価格は下がると思いますよ。皆さん揃ってマンションを買い控えるとマンションが売れなくなり、困った事業者は企業努力で建築費等コストを低く抑えたり、デフレにより取得する土地代も下げられたり、販売経費なども抑えて、衣料品でいうユニクロのような低価格の物件が先々供給されてくると思います。(特段急ぐ理由がない限りは、焦らずじっくり検討されてみる事をお勧めします。)
以上
記事によると概ね5%から最大で40%の減額(当初の販売価格より)という幅で、物件名や概要などが書かれていました。また、実名で大手デべが売主で建物は完成済みの有明(江東区)と池尻(渋谷区)の物件について、実名で1,000万円程度は下げているとのことでした。まあREITや流動化で賑わった一時期の土地が高騰した際の高値で取得した完成済みの物件などでは、当初の販売価格から20%から30%位は値引きしても適正かどうか、また本当にお買い得なのかどうかはわかりませんね。
私が最初に社会にでた頃は、バブルの末期でしたのでマンションは急速に売れなくなった時代でしたが、その頃は現在とは当然世の中も今とは異なり、新築マンションの売れ行きが悪くても、既に購入して頂いたお客様とのトラブル回避の為、建物の完成前に値引きして販売することなど表向きは一切ありませんでした。(実際には、顧客に口止めしてもらう事を確約して、密かに値引きしていましたが。)特に財閥系や上場企業などは、会社の信用に傷がつく事を恐れていましたので、まず値引きはしてませんでしたね。ただ、数年前位からは、顧客も売れ行きが悪いマンションは販売途中で価格が改定されたり、新車の販売のように、個別の交渉で値引きやサービスをしてもらう事に違和感を抱かなくなってきました。
いづれにしましても、私の予測ではまだまだマンション価格は下がると思いますよ。皆さん揃ってマンションを買い控えるとマンションが売れなくなり、困った事業者は企業努力で建築費等コストを低く抑えたり、デフレにより取得する土地代も下げられたり、販売経費なども抑えて、衣料品でいうユニクロのような低価格の物件が先々供給されてくると思います。(特段急ぐ理由がない限りは、焦らずじっくり検討されてみる事をお勧めします。)
以上