2013年01月08日
聖徳太子は実在しないとな?
テレビを見ていたら、聖徳太子は架空の人物だと言っていた。
誰もが一番最初に覚える年号、645年の大化の改新をはじめとして、
聖徳太子の名前は、1万円札の肖像画としても有名である。
その一万円札は1986年(昭和61年)1月4日まで作られた。
そして今は何故か福沢諭吉である。
福澤諭吉ではなく、福沢諭吉だ。
沢の字が違うのだ。
聖徳太子は実在しないという説は、
大山誠一氏の著書「「聖徳太子」の誕生」(1999/04)
により、一般に広まったと言われている。
続編に「聖徳太子と日本人」がある。
ところで、何故一万円札の肖像を慣れ親しんだ聖徳太子から、
一文化人である福沢諭吉にしたのであろうか。
1986年まで作られた1万円札が、
こうもタイミング良く変更されたとは不思議な事だ。
まるで聖徳太子が架空の人物だから変更しよう、
と、以前から考えていたかのようだ。
しかし、大山誠一氏の著書「「聖徳太子」の誕生」は
1999年発行だ。
それにしてはタイムラグが大き過ぎるので、
たまたま偶然そうなったと考えるのが妥当なのだろうか。
今更言うのもなんだが、
一万円券:聖徳太子(政治家) → 福沢諭吉(文化人)
五千円券:聖徳太子(政治家) → 新渡戸稲造(文化人)
→ 樋口一葉(文化人)
千円券:伊藤博文(政治家) → 夏目漱石(文化人)
→ 野口英世(文化人)
二千円券:表面に守礼門、裏面に源氏物語絵巻
当時、何故慶応の福沢諭吉なんだ?
新渡戸稲造って誰だ?
という声をよく聞いたものだが、最近は聞かなくなった。
それはそうと、二千円札は今は作られていない。
2003年に製造されて以来、
2012年まで製造されておらず、9年連続だ。
今年もし製造されなければ、10年連続になる。
これはもしかしたら、二千円札を持っていれば
高く売れるのではないかと思い、調べてみると、
そうでもないらしい。
未使用で、特別な番号、例えば7ばっかりの数字とかで、
しかも10枚連番セットでないと、なかなか高値では売れないらしい。
残念である。
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