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2015年08月10日

52歳の新卒新入社員

52歳の新卒新入社員

 試用期間1年での入社、どうなることやら、と思いつつ、会社に向かった。一日目は入社式、4人の新入社員、私を除いて、新卒者、気まずい思いをしつつ、入社式、入社手続きなどで無事終了した。次の日はちょっとした説明を受けて、さっそく配属。その生産技術の課長さんが迎えにきてくれました。その人も大手メーカからの転職者で、この会社にはその様な転職者が多い、とのこと。転職者が多いということは、私と同じ様な人も何人もいるということである。現場にはやさしいおばさんやフィリピンからの若い女の子の研修生もいて、フレンドリに話しかけてくる。人間関係としてはうまくいきそうである。しかし、業務としてはどうか、50過ぎで得意技がない私にとって業務として居場所をつくられるか、そこが不安として残っている。
 配属先の課長からは、”私が配属されるといいうことは聞いていない、どうするか、これから考えるけど、なにができますか”と聞いてきた。この会社ですぐにできそうなことはなにもない。入社当初、CADを使って、図面の作成作業にまず取り組んだ。その傍ら、製品を知らなければならないという大義名分のもと、不良混入の選別作業をすることとなった。確かに製品を知るおよび会社に慣れるという意味ではよい作業であるかもしれない。淡々と取り組んだ。一週間も経たない内に、同じ目的(会社及び製品を知る)で、製造実習をすることとなった。朝から一日中同じ作業の繰り返しではあるが、確かに自然と現場の様子を感じることができる。妙に新鮮に感じた。しかし、ちょっと妙なことになった。いつまでたっても製造実習が終わらない。いつまでに続くかみえないうちに、製造実習は3ヶ月を過ぎた。
 7月になって、成り行きに任せていると、人事から呼び出された。いってみると今の部署の課長と並んで座っているところで、品質保証への異動を言い渡された。そうか今までの部署では私は使いこなす術が見つからなかったということか、社長からやんや言われて社長の要求通りに私を使えなかった、という感じか、どちらかである。いずれにしろたらい回しの形で異動となった。
 この様な中小企業で、知識も決定権のない状態での品質保証の業務に不安を感じながらの異動となった。予想通リ精神的にきつい業務であった。この会社の業務は下請け業務が主で、受注会社の作業依頼を低賃金でこなす業務です。上から目線の要求に地道に答えなければならない。その要求に答えるために、社内調整しようとしてもまとまらない。新入社員で知識のない私がどう対応するか、無い知恵を絞り、時間を掛けて対応する。そうするとなんでそんな時間がかかるかと責められ、経費節減で残業するな、となる。サービス残業をすると申請をしろとなる。上長はつまらない業務にさっさと帰る。その割りには昔は夜中まで仕事をした。おまえはなにをやっているんだって感じで、八方塞がり。
 私もそれなりにいろいろなところで経験を積んできた。こんなことで落ち込んでいても仕方ありません。しかしどうしようもならないことは起きます。こういう事態になるときの原因としては会社の業績が悪い場合がある。この時も会社業績が悪化し、期限なしの給与5%カット、一時帰休実施、ボーナスなしが続いている。挙句に希望退職を募りはじめた。私の場合は1年間の試用期間中で、たいした業績もなく、その見込みもない。潔く退職を受け入れた。但し、会社都合退職扱いにして、一年未満であるにもかかわらず、3+2ヶ月の雇用保険受給の権利を手に、静かに去りました。その後は、わかってはいたものの、厳しい就職活動をはじめました。


2015年08月09日

中学3年 数学F (一学期を振り返って)

中学3年 数学F (一学期を振り返って)

  二次方程式を解くために、多項式の計算や平方根の考え方が必要です。いままでは家の全体像がみえないで家の基礎工事を組み立てていた状態です。2次方程式を学んだ今でこそ、その基礎である多項式や平方根を見直してみましょう。別の景色がみえてくることでしょう。

(多項式の計算)
   式の展開 ・・・ 展開とは拡げること、括弧でくるんでいる式を拡げてみましょう。そのために分配の法則で拡げます。
   因数分解 ・・・ 因とは結果を引き起こすもとのもの、数学では、その元になるものの掛け算の形に直します。
    結局、ややこしい言葉をつかっていますが、式の展開と因数分解は逆のことです。
    これを使いこなすと、式のいろいろな面が見えて、2次方程式も解ける様になります。
(平方根とは)
   平方とは2乗のこと、その根っこなので、平方根を2乗するともとの数になります。それを√と表現します。根は英語でルート(root)です。平方根の名称と平方根の性格もみてみましょう。
   √の記号をつけるだけで、それを2乗すると、√の中の数字になります。便利な表現です。
(2次方程式)
   2次方程式を解く方法は大きく分類すると2つあります。
  @因数分解型
     (〜〜〜)(ーーー)=0の形に変形して、2つの式をかけて0ということは、(〜〜〜)=0 か(ーーー)=0でなければなりません。よって、(〜〜〜)=0 および(ーーー)=0から解くことができます。
  A平方型
    (〜)×(〜) = ○ の形にして、(〜) = ±√○ に変換します。これにより一次方程式となり、解くことができます。解の公式もこれをつかって、導いています。

 一学期に習っているときは、全体を知らない状態で細かい部分を習っていますのでみえないことがあったと思います。一通り習った状態で、体系的に各課題を見直してみるとまた違うものが見えてきます。ポイントが見えた状態で、頭に入れ直しましょう。

2015年08月08日

心と脳の白熱教室 第二回 本当の楽観主義とは

心と脳の白熱教室 第二回 本当の楽観主義とは

 心と脳の白熱教室の第2回目も見てみました。題名は”本当の楽観主義とは” 、私にとってはとても興味深い題名である。これがわかれば私の人生が変わるかもしれない、楽しく有意義なものになるかもしれない、とも思ったが、期待しないで見てみた。
 講義の始めは相変わらず上手なものである。面白いエピソードを話し、聴講者を惹きつける。ある夫婦で、妻夫それぞれ不満に思っている。妻は週3回もセックスして嫌だという。夫は週3回しかセックスしないので不満である、という。大学の授業であっさりあげる例でない様に思った。さらにその教授は女性である。海外の感覚は違う様である。次の例としては、それは億万長者が悲観して自殺した話をし、それに対比させて、ホームレスの男性が活き活きと自殺未遂の人を助ける話しをした。これから言えることは人間の脳には認知バイアスがかかっていて、その人の脳の考え方次第であると結ぶ。人生の幸福度は富だけではない、との提示をしている。これに説得力と高めるために、イースターブルックの”進行逆説”なるものも紹介していた。人生の幸福度は富のあるレベルまではその富の大きさとともに大きくなるが、あるレベルを超えると富が大きくなると幸福度は低下する。その理由として、他者との比較を挙げている。欲しい車を手に入れてもお隣さんがもっといい車と手に入れるともっといい車が欲しくなる。昇進することを目標として頑張って昇進しても、昇進した途端もっと昇進したくなる。満足するのは一時で、常になにかに追い立てられていて満足できない。物事は考え方が大切である様です。
 では楽観脳とはどういうものか?それに対して、ポジティブな思考だけが必要なわけではない、と強調している。具体的には以下の4つの要因を挙げていた。
    @ ポジティブな思考
    A ポジティブな行動
    B 根気と粘り強さ
    C 自分の人生をコントロールしている感覚をもつ
 その結果として、どの様ないいことが起きるかとの説明として、次の2つの例を挙げていた。
  @ 修道女の日記
    修道女の日記をみて、それぞれの人が楽観的か悲観的か分類する。
    楽観的な日記を書いた人の方が健康で10年も長く生きていた。
  @ フィンランドで5000人を調査
    それぞれの人で深刻な出来事(身内の死とか)が起きたときの仕事の欠勤日数を調査。
    楽観主義の人の欠勤日数の方が少ない。

 よって、楽観主義とは、ポジティブな思考だけでなく、その行動、根気と粘り強さによって、人生に立ち向かって、人生をコントロールしている感覚をもつことが楽観主義である、とこの教授は主張している。確かのその通りである、と思った。生き生きと生きている人はもの事に積極的に立ち向かって、その結果よい方向に向かい、その向かっている方向がよい方向であると楽観的に感じることである、と思った。但し、それは楽観主義とはではなく、人生如何に過ごすか、という課題に対しての教授の考えだと思いますが、いいことを言っていることには変わりありません。
 その講義でなんどかした心理テスト結果では、私は幸福度は低く、悲観的に考える傾向があった。その講義では、人間は3つに状態に分類している。@うつ状態、Aぱっとしない状態、Bうまくいっている状態、である。ほとんどの人がAのぱっとしない状態になっている、とのことです。私の心理テスト結果からみると、私はうつ状態に近いぱっとしない状態の様である。人間みんなそんなものだと思って、私ももう少し、楽観的になっていこう、と思う今日この頃です。

2015年08月07日

中学2年数学F (一学期を振り返って)

中学2年数学F (一学期を振り返って)

 子どもを教えていて、問題は解けているのに、わかっていない子がいる。割合の文章問題は解けるのに、10%ってどういうことかわからない子がいる。問題集をみると、例題があって、解き方を示していて、その類題が続いている形式が多い。なぜその解き方で問題がわかっていなくても例題の解法手順で、類題の数字を当てはめるだけで解けている気になっている。単なる作業になっていて、わかるっていうことがどういうことかわからない状態で勉強をしている気になっている。この長い休みに問題の意味を掘り下げて考えながら見直していきましょう。

(多項式のいろいろな計算)
  括弧のある文字式は分配法則をつかって括弧をはずす。
  わり算はわる数を逆数にして掛け算で計算する。
  分子に項が2つ以上あるときは、分子全体にかっこをつけてから通分する。
(単項式のいろいろな計算)
  累乗は掛け算やわり算を先に計算する。
  すべての項を分数の形に変形する。
  わる数を逆数にして掛け算にする。
  約分をしてから計算する。
(式の値)
  式を簡単にできるときは先に文字のまま計算する。
  負の数を代入するときは、括弧をつける。
  文字に式を代入するときは、括弧をつける。
(等式の変形)
  解く文字を含む項を左辺に、それ以外の項を右辺に移項する。
  係数で両辺をわる。
(連立方程式の解法基本)
  加減法  ・・ 左辺どうし、右辺どうしをそれぞれたすかひくかして、一つの文字を消す。
           それにより、連立方程式を一次方程式に変換して解く。
  代入法  ・・ 一方の式を他方の式に代入することによって、一つの文字を消す。
           それにより、連立方程式を一次方程式に変換して解く。
(連立方程式を解く前の準備)
  括弧を含む方程式 -> 括弧をはずし、式を整理する。
  小数を含む方程式 -> 両辺を10倍、100倍などして、整数だけの式にする。
  分数を含む方程式 -> 両辺に、分母に共通の倍数を両辺にかけて、分数をなくす。
  分数を含む式で、分子に項が2つ以上あるときは、分子全体に括弧をつける。

(割合)
  200人の10% -> 200×10/100 = 20 (人)
   χ 人の10% -> χ ×10/100 = χ/10 
  200人の a % ->  200× a/100 = 2a (人)
  χ 人の a % ->  χ × a/100 = χa/100 

 一学期に習ったことのポイントは決して多くはありません。しかし、なぜそれがポイントなのかを掴むことが難しいことかと思います。順番に習っている間は、計算の全体像がみえない状態で習ったいるのでなおさらです。しかし、一通り習ったいまでは振り返ってみると、なぜそこがポイントだったのかが分かりやすくなります。気にする必要もないものも見えてきて、ポイントだけを整理整頓して頭に定着させることができます。一度習ったことなので、時間はかかりません。なぜかを考えて、一学期を振り返ってみましょう。2学期からの課題一次関数の理解にもつながります。穏やかな気持ちで見直してみましょう。


2015年08月06日

カラフル 森 絵都 著

カラフル 森 絵都 著

 塾で教えている子から、この本を貸してあげる、と言ってきた。私は題名からみて特に魅力も感じないし、題名を全く知らない。読みたいという気も起きない。”いいよいいよ、遠慮するよ。”といったのですが、その子は聞く耳もたずで、”この本は面白いから読んで感想を聞かせて、”といって、本を置いていった。
 お話の内容は、生前の罪により、輪廻のサイクルから外された魂が、天使業界の抽選に当たり、再挑戦のチャンスを得た。当たった魂は、自殺して死んだ肉体にホームステイして生き返る。なんと現実離れした場面設定から人間観察がはじまる。但し、自分が前世でなにをやったかはわからず、ホームステイ先の肉体がなにものかは、大雑把な説明しかされていない。
 ホームステイという立場から客観的に周りの人間性を観察してみたり、ホームスティとの立場を超えて感情的になってみたり、不思議な感情の動きとともに周りと自分を分析している。弱い立場、弱い人間から周りを観察することによって、人間の見えない一面を浮き彫りにしている。上から目線での観察ではないので、押し付けがましいところがなく、素直に考えさせてくれる。人間の良い面、悪い面、勘違いする面、その中でいかに活き活きすごしていけるか、感じ取れる様な気がする内容であった。
 各場面での表現もおもしろかったり、若干エッチだったりして、分かりやすく親しみやすい表現であるが、内容としては意外性をもたせつつ感じるものがあります。意識して意外性をもたせるキャラクターを設定しています。子どもっぽくほんわかしたして心が惹かれる女の子が悪気もなく、援助交際してお金を稼いで欲しいものを買ったり、しっかりした鋭い女の子が元いじめっ子だったり、やさしいお母さんが不倫していたり、嫌みったらしい口の悪いお兄ちゃんがいろいろと助けてくれたり、嫌なお父さんと思っていたがいいお父さんだったしして、しかし若いことは浮気をしていた、とか。登場人物は全て変わり者です。しかし実際もよくみれば、世の中、程度の差こそあれ、よく見れば変わり者だらけです。そんな中で、誤解だらけで暮らしている様なものです。そんな中で、誰しもあと何十年か肉体を借りて生きて行きます。その生き方を問いている様に感じました。最後のオチは言われてみれば納得できるものでした。子どもに言われなければ決して読まない本を面白く読ませてもらいました。



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2015年08月05日

中学1年数学F (一学期の振り返って)

中学1年数学F (一学期の振り返って)

 一学期も終わり、ちょっと一休み。しかし安心してはいけません。二学期はかならずやってきます。数学は積上げ式の学科なので、一学期の内容がわかっていないと二学期もわからなくなってしまいます。この夏休み中に一学期のポイントを見直してみましょう。一学期はいろいろな計算を学びました。一学期に習ったことの関係をみながら、そのポイントをつかみましょう。

  (数を表現するもの) (例)
    自然数 ・・ 自然にある数     1、2、3、4、・・・・・・
    整数   ・・ 整った数   ー3、ー2、ー1、0、1、2、3
    分数   ・・ 分った数     2/3, 3/5, 4/7
    文字表現 ・・ 数字の代わりに文字をつかう。

  (計算のポイント)
   1. 正負の加法・減法
        負の数の引き算は足し算に、
   2. 正負の乗法・除法
        負の数が奇数のときは負の数に、偶数のときは正の数になる。
   3. 四則計算
        計算順は掛け算と割り算が先、足し算と引き算が後。
        括弧があるときは括弧内の計算が先
        割り算は逆数にして掛け算に直すと計算しやすい。
   4. 分配法則
        括弧の中に文字があるときは分配法則によって、括弧をはずす。
   5. 文字の計算
        同類項は足したり、引いたりできます。


 中学生になって、少しずつ積み上げて、文字の入った計算までできる様になりました。一学期が終わって、振り返ってみましょう。文字を使ったいろいろな計算を知らない状態で正負の数を習ったときの感覚と、いろいろな計算を身につけた状態で正負の数を見直したときの感覚が違うことに気づくのではないでしょうか。富士山も山頂からみる景色と5合目からみる景色は違います。その新しい感覚を味わうことによって、計算そのものがしっくりと頭に入っていって、すっきりして気持ちがいいのではないでしょうか。


2015年08月04日

方程式を教えていておやっと思った。


方程式を教えていておやっと思った。


 中学生に方程式を説明するときは、”まず方程式とは”から説明します。簡単に次の様に説明します。
 ”文字を含んだ式で、その文字に数字を入れて、その式が成り立ったり成り立たなかったりする式を方程式というよ”
 ”そこでその式が成り立つときに入れた数字を解といって、解を求めることを解くっていうよ”
 塾の教材にもそのまま書いてあります。塾からの研修では、そのまま読んで指導する様に、と私は指導を受けています。確かに、優秀な先生方の経験に基づいた説明でしょうから、アルバイト講師がその場で考えた説明でも分かり易い場合が多いことは確かです。塾教材を使って教えていて、特に感心したことは中学生の間違えるパターンを見事に指摘している。これだけ間違え方がわかっているのだったら、学校での指導方法にフィードバックできそうな気もしますが、現実はできていませんので、塾が繁盛しています。塾の考えられた教材なので教え方も、と思ったらそれはちょっと違う様です。
 成り立つってどういうこと?って質問されました。私は、”左辺と右辺がイコールで結ばれているので、左辺と右辺が同じ値になるってことが、この式が成り立つってことだよ。”と説明しました。しかし、生徒はわかった様な顔をしてくれなくて、変な顔をしています。私が思いつくあらゆる文言と実際の例を示して説明しましたが、この説明だけで、20分はかかりました。なんとかわかった様な顔をしてくれました。
 今まで”成り立つってどういうこと”という質問を受けたことはなかったが、子どもが気をつかって質問しなかったかもしれない。そこで、別の子に、方程式の説明をしたあと、”成り立つってどういうことかわかるか?”と逆に子どもに質問してみた。戸惑っている子どもに、成り立つってわからない子がいることを話して、わからないと言い易い雰囲気にすると、”わからない”との返事が返ってきた。この2人の子どもの数学の成績は平均的な成績です。平均的な子が数学の説明で、その言葉でひっかかって数学を理解できないでいます。

 教える側はわかっている言葉でも子どもはわかっていません。私自身が中学生のとき、どの言葉につまずいたかは全く覚えていません。私にとっては驚きですが、考えてみれば当然です。教えるときには使う言葉に気を遣いつつ、子どもの反応をみながら、教えたい、と思う今日この頃です。


2015年08月03日

中学理科3年E(仕事の原理)

中学理科3年E(仕事の原理)

 人間界では仕事をすれば、お金をもらえます。時給×時間でお金が貯まります。理科の世界では仕事をすれば、エネルギーが得られます。力×距離でエネルギーが貯まります。人間界と理科界で同じ言葉をつかって、微妙に違う様で微妙に同じで混乱しない様にしましょう。ざっくりいうと、人間界では役に立つことをすれば仕事になりますが、理科ではエネルギーが溜まることをすれば仕事になります。

 (仕事量 = 力の大きさ × 距離)
   一キロの重さのものを1mもちあげるとエネルギーが貯まります。持ち上げたものを落とせば、地面に当たれば、穴を開けることができます。そこに釘があれば、釘をうつことができます。そのエネルギーの大きさは重さに比例して、落ちる距離に比例します。そこで、仕事量 = 力の大きさ × 距離 というシンプルで明快な式が生まれています。

 (仕事の原理)
   物体を持ち上げたとき、そこに溜まるエネルギーはその物体の高さに次第です。どう持ち上げようと、その物体のもっているエネルギーはその高さ次第です。そこで大原則が生まれました。道具をつかってもつかわなくても、どういう経路で運んでも、仕事量は同じという仕事の原理です。

 この原理だけでいろいろなことが説明できます。栓抜き、自転車や車のギア、ドアノブなど様々な便利なものの原理を説明できます。面白いことではないでしょうか。生活していて、気にしなければ、なにげなく通り過ぎてしまうことに、(理科は)発見させてくれます。普段の生活に深みを与えてくれます。生活に根付いた理科を感じ取りながら、学習していきましょう。

2015年08月02日

思いつくチカラをつける!

思いつくチカラをつける!

 テレビ番組”テストの花道”をよく見ています。そこでは、今までもぼや〜としていたことを端的に表現してくれることがあります。そう感じるかどうかは人それぞれですが、私がなるほどと思った1つを紹介します。
 その番組では”思いつくチカラ”を身につけるための3つのステップ「情報整理・情報分析・視点変換」を紹介していました。当たり前といえば、当たり前ですが、応用問題ができない子はこれができていません。頭の中で自分自身で考えて行き詰って手につかずです。情報を整理しない状態でギブアップです。どこで行き詰ったか、見えない状態で、教える側が問題文を整理して、解き方を手とり足取り教えています。結局、子どもにはわかった様なわからない様な顔をされて終わりです。これでは子どもの能力は上がりません。子ども自身で、情報整理(絵を書いたり、表を作ったり、)して、情報を分析(考えたり、子どもなりに解釈したり)して、行き詰ったら、視点(見方、考え方)を変えて、他にいえることはないか考えたり、して、自分自身で思いつくことは大切です。3つのステップの中でもっとも難しそうなステップは”視点変換”です。そのポイントも紹介していました。具体的には@単純なものに変換して考える。A逆転の発想、反対から考える。B自分の常識を疑う。というポイントを紹介したいました。言われれば、私もうまくいったときは、そういう無意識にそういうことをやっていた様に感じます。問題を解く技法を習得することも必要ですが、思いつくための技法の方が、(応用できる場面も多く、世の中にでても有効で、)大切です。私がなんとなく感じたことを明確に表現してくれて、すっきりしました。
 問題を解く技法を習得することも必要ですが、思いつくための技法の方が、(応用できる場面も多く、世の中にでても有効で、)大切です。私がなんとなく感じたことを明確に表現してくれて、すっきりしました。明確に表現されたということは、私の頭に定着するということにつながります。されに、これを他の人に説明できる、ということにつながります。非常に有効な情報になったということでしょう。
 子どもを教えるとき、特にある程度できる子がもうワンランク上の成績を目指すには、役立つことではないか、と思っています。子どもをみていると習ったパターンの問題は解けるのですが、ちょっと変えるとできなくなってしまう子がほとんどです。ちょっと変えた問題も一つのパターンとして覚えていくやり方をしていると、パターンがめちゃくちゃ多くなって、覚えきれません。さらに覚えたパターンをどこで使っていいかわからなくなります。できる子の成績をさらに上げるには、思いつくチカラをつけて、少ないパターンで多くの問題を解ける様にすることである、と思っています。実際に、特に成績のよい子にはこのことを伝えて試しています。


2015年08月01日

中学2年理科E(化学反応式まとめ)

中学2年理科E(化学反応式まとめ)

 化学反応式ってなんなのよ。もう無理、という子は多いでしょう。でも中学で学ぶ化学反応式は少ないです。中学ではいっぱい覚えることが目的ではなく、そういう反応があるある、ということをわかってもっらうことが目的です。反応式の数は限られています。さらに、コツをつかめば、一日でわかった様な気になります。少なくとも高校入試対策だげであれば、代表的なものだけを覚えて、その周辺情報と合せて理解するだけです。注意することは、周辺情報の方が重要です。落ち着いて、見直しましょう。

 化合: 2つ以上の物質がくっつく
            Fe + S -> FeS 
 酸化:   化合なんだけど酸素がくっつく場合は特に酸化という
  気体の酸化   C+O2   -> CO2
           2H2 + O2 -> 2H2O
  金属の酸化   2Mg + O2 -> 2MgO
           2Cu + O2 -> 2CuO
  中和      Hcl + NaOH -> NaCl + H2O 
 分解:   1つの物質が2つ以上に分かれる
     2NaHCO3  -> CO2 + H2O +Na2CO3

 還元:  酸素が離れる
           2CuO + C  -> 2Cu +CO2         


(化学反応式四天王)
 @ 2NaHCO3  -> CO2 + H2O +Na2CO3
    炭酸水素ナトリウムは、膨らまし粉として、普段食べている身近な物質でしかもポイント満載の化学反応です。味わいましょう。
   (とり出し方)
     試験管にいれて熱する。水がでてきますので、試験管を傾けて、水が流れ込まない様にして、試験管が割れるのを防ぎましょう。
   (生成物の確認)
     水の確認は塩化コバルト紙の色で確認できます。
     二酸化炭素は石灰水に通して確認。
     炭酸ナトリウムに変わったことは、フェノールフタレイン

  この一つの反応で、いろいろな現象が確認できます。出題者にとって、無駄のない反応です。
  出題ポイントを意識しながら覚えてみましょう。

 A 2Mg + O2 -> 2MgO
   2つの物質がくっつくとき、同じ割合でくっつきます。その原則を知っているかの確認に使います。
   出題者によっては、化合の原則、グラフの見方、計算方法を総合的に確認できる便利な反応です。
   数学の比例問題のグラフを確認しながら、問題を解いてみましょう。

 B Fe + S -> FeS 
   化合して物質が変わるとともに、性質も変わってしまいます。もとは同じでも組み合わせかたで性質が変わるということをわかっているか?性質がかわったことをどうやったら確認できるか?をわかっているかテストされます。

 C 2H2 + O2 -> 2H2O
   燃料電池、次世代の燃料としても注目されている反応です。酸素と水素という馴染みのある物質の反応であり、その結果水になる、という馴染み深い反応であることも魅力です。基本反応として、何気なく出題されるものです。しっかり味わいましょう。


 化学式はいろいろある様にもみえますが、ポイントは限られています。出題されるポイントも限られています。化学反応式にも個性があります。その個性を感じながら、化学反応式を見てやってください。それぞれの特徴からそれぞれの反応式はそれぞれにいいたいことがみえてきます。反応式の声無き声を聞いてあげましょう。

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 未来への投資 
 

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