2016年01月23日
【都立中高一貫校】2016年受検倍率を見て思うこと
こちらのブログも、依然として多くの方に読んで頂いていますので、たまには更新してみたいと思います。
次の新しいブログも、ぜひ、よろしくお願い致します。
『【都立中高一貫校】 塾では教えてくれない合格への近道』
⁽ ↑ クリックして下さ〜い ⁾
★ 受検倍率
各都立中高一貫校の受検倍率が公表されましたので、昨年同様に、思うところを気ままに書かせて頂こうと思います。
倍率が発表されると、受検もいよいよ目前に迫った気がしますね。
あと、11日・・・。
受検日まで、ブログの更新ができないかもしれませんので、先に言っておきます。
「受検生の皆さん、とにかく全力を出し切れるように、頑張って下さい! 健闘を祈る!」
そして、受検生の保護者の皆さま、あまり気をもんでもしかたありません。
残る日々の中でできることは、子供の健康管理と神頼みぐらいだと思います。
「苦しい時の神頼み」
今は、この言葉の意味がよ〜くわかる時期でもあると思います。
とえあえず、下の北野天満宮の写真をクリックしてもらえると、菅原道真公のご加護があるかもしれません。
(皆さまの幸運度だけでなく、当ブログのランキングもアップする仕掛けにしてみましたが・・・(汗))
適性検査で解けない問題が出ても、菅原道真公が答えを耳打ちしてくれるかも・・・
リラックスして読んで頂くために、ちょっと砕けた感じで書き出してみました。
さて、2016年の受検倍率を見てみましょう。
★ 過去倍率推移+2016年倍率
------------2012--2013--2014--2015----2016----(平均)
------------------------------------------------------------------
両国--------7.4----8.2----9.1----8.7-------8.4------8.4
大泉--------7.8----9.5----8.0----7.5-------7.3------8.3
白鴎--------7.5----8.6----7.7----6.4-------6.8------7.4
桜修館-----6.4----9.4----9.2----7.1-------6.7------7.8
小石川-----6.6----6.3----6.5----5.5-------6.6------6.3
三鷹--------6.6----7.6----7.3----7.1-------6.6------6.9
立川国-----6.0----6.4----6.2----6.4-------5.6------6.1
南多摩-----7.2----7.4----6.3----5.5-------5.6------6.9
武蔵--------5.8----6.1----4.7----4.9-------4.9⇒------5.6
富士--------6.1----6.5----5.7----5.3-------4.9------5.7
------------------------------------------------------------------
(平均)-----6.7----7.6----7.1----6.4-------6.3------6.8
※ 2016年の受検倍率が高い順に表示しています。
※ 九段は区外・区内の差が非常に大きいことから、記載を省略しています。
※ 数値は男女の平均値です。又、複数の情報源をつなぎ合わせいる為、四捨五入等の誤差があるかもしれません。
※ 特別枠は含まず、一般枠のみの倍率です。
★ 思うことを徒然なるままに
上記数値を見て、思うところを簡単に記載します。
@ 10校の平均倍率
受検倍率の平均を見ると、2015年から若干ですが低下しました。
やはり、落ち着いて受検方針を考える家庭が増え、無謀に近い受検が減ったのではないかと想像します。
2013年や2014年は、小石川・両国・桜修館・九段の中高一貫化後の1期生・2期生による大学合格実績のインパクトが大きく、「とりあえず受検してみよう!」という家庭も多かったように思います。
しかし、時間の経過と共に、落ち着いて受検方針を考える雰囲気が醸成されたということでしょう。
A 地域差 ± 1年間のトピックス
各校の受検倍率を見てまず気づくことは、「毎年毎年、倍率の高い学校はおおよそ決まっている」ことです。
逆の見方をすれば、倍率の低い学校も決まっているというこでもあります。
ただ、私が思うに、これは決して学校毎の施策が支持されたりされなかったりの人気が反映した結果というよりも、各学校のロケーション⁽立地場所⁾による要因がかなり大きいはずです。
まあ、たまに国会議員選挙の「1票の格差」がニュースで取り上げられますが、この問題と基本的には同じ理由なのでしょう。
各学校の通学圏内に住む子供の数で、受検倍率のベースが決まるのでしょう。
そして、この「各学校の通学圏内に住む子供の数」というベースの上に、各学校の「1年間のトピックス」などで人気のポイントがプラスマイナスされると考えて良いと思います。
B 6人に1人
しかし、受検倍率の若干の上下に一喜一憂し、大切なことを見逃してはいけません。
受検倍率は、昨年と比べて低下し、2013年や2014年頃から見るとかなり落ち着いたとは言え、依然として「6人に1人」しか合格できない数字です。
各小学校を代表する優等生が集まっての「6人に1人」であり、都立中高一貫校では合格者の辞退率も低いですから、やはり依然として狭き門です。
★ 今後の予想
おそらく、来年以降もしばらくは、昨年や今年と同じような倍率で推移するように思います。
今後、大きな変動になりうる要因は、2013年以降に入学した生徒達が出す大学合格実績かなぁという気がします。
そう考えると、今後3年間はあまり変動がないように思います。
私の子供が通う都立中高一貫校では、2013年以降に入学した生徒達からかなり飛躍的に学力があがっていると聞きます。
2012年までに入学した生徒も当然ながら優秀なのですが、2013年以降に入学した生徒達は更に勉強ができるようです。
2013年⁽現3年生⁾の生徒達と言えば、小石川・両国・桜修館・九段の1期生の大学合格実績を見た翌年に、激しく上昇した受検倍率の中を勝ち抜いた強者達です。
この勝負所に強い頭脳明晰な子供達は、都立中高一貫校のイメージを更に変えるかもしれません。
まあ、何はともあれ、受検倍率ばかり気にしても仕方ありません。
今までやってきたことを信じて、頑張ってほしいと思います、
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※ 2018年の各都立中高一貫校におけるZ会会員合格者数:桜修館(52名)、三鷹(47名)、大泉(29名)、九段(29名)、白鴎(28名)、南多摩(28名)、富士(25名)、両国(24名) 、武蔵(23名)、小石川(22名)、立川国際(21名)
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以上
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コメントありがとうございます。
公立にメリットのある点、記載頂いた通りと思います。
やはり、この世の中には色んな人がいますから、思春期に様々な人と接することは重要なことと思います。
又、男子校や女子校にも良い面はたくさんあると思いますが、思春期に異性との接点が少ないのも寂しいだろうなぁと思います。
やはり、たくさん恋愛して、異性の友達とも交友を深めて、青春を謳歌してほしいと思います、私も。
人生はたった一回きりですからね、楽しまないと。(笑)
Z会、受験コースから普通コースに変えようか迷っていたところでしたので、継続させようかなあと思い直しました。
長女様は、中学も塾なしなんて、素晴らしいです。結局しっかりやれるお子様は自分でできるのですよね。うちのこは授業中のお喋りや宿題忘れなどの日常生活などが響いてしまってペーパーはできても成績が普通なので困ったものです。
公立も逆にメリットも沢山あると思っております。私は中受をしましたが、この年になると、女子校だったことや特定の学力や家庭の子供ばかりの思春期のメリットだけでなくデメリットもあると感じます。親は安心ですけれど、、とりあえず息子は共学にいれたいです〔笑〕またブログよらせていただきたいです。たのしみにしています
コメントありがとうございます。
Z会については、中学受験コースをしました。
私自身、コースはどちらを選択してもいいと思います。
やや難しいと感じる問題を使い、子供が継続的にしっかりと考えて取り組んでいく環境を作り上げれれば、良いという考え方です。
Z会など考えさせる問題を多く提供する通信教育を活用すれば、「子供が継続的にしっかりと考えて取り組んでいく環境」を整えやすいです。
長女の小学校時代の勉強の様子は、う〜ん、あまり覚えてないです。(笑)
ただ、中学受験をせずに、最初から地元の公立中学に進むつもりでしたので、いわゆる受検勉強というものは全くしませんでした。
当然、塾にも行きませんでした(中学でも行きませんでしたが)。
でも、このようなことを書くと嫌味な言い方と聞こえるかもしれませんが、小さな頃から利発で積極性があり、負けず嫌いな子供でしたから、学校の勉強は非常によくできました。
このような子供でしたから、私や妻が、長女に手とり足とり勉強を教えた記憶はほとんどありません。
ちなみに、私の肌感覚では、私の子供達の小学校時代に勉強ができた順は、長女→長男→次女となります。(笑)
こんな感じで地元の公立中学に進みましたが、今は都立トップ校の一つに通っています。
長女を見ていると、無理に中学受験しなくとも、地元の公立中学でも問題ないと思いますよ。
また、ぜひコメントをよろしくお願い致します。
受検を考えていた時にこちらに出会いました。
Z会は受験コースと小学生コースとどちらをやられていらっしゃいましたか?
我が家は子供が大量の宿題を課す私立受験塾に耐えられないと家族で判断し、公立中もしくは公立一貫受検を検討しております。
公立中にいかれたお嬢様の小学生時代の勉強などももしお時間があれば教えていただきたいです。
お忙しいところ突然のコメント、申し訳ありません。