2011年05月03日
元祖ピーナッツ売り楽団
今回は、息抜きタイムとしたいと思います。
取り上げるのは、The Fabulous Sunglowsです。
取り上げる理由は、ジャケがポップで楽しいからです。
Side 1
1. Peanuts (L.Guerrero)
2. The Circus (Tony De La Rosa)
3. Merry Go Round (Jesus R.Martinez)
4. Happy Hippo (Nanez, Guerra)
5. Battle Of Flowers (Chucho Monge)
6. Beer Barrel Polka (Will Glahe)
Side 2
1. Popcorn (P.Bernel)
2. La Raspa (R.Carrion)
3. Rancho Grande
4. Chin-Wen-Wen Chona
5. Colt 45 (Tomas Mendez)
6. The Indian (Alfonso Ramos)
このバンドについては、はっきりいってよく分かりません。
アルバムによっては、ボーカル曲もやっているようですが、本作は全編インスト・ナンバーとなっています。
アルバム・タイトルの"Peanuts"という曲は、サニー&サンライナーズも、ブレイヴ・コンボも、そしてダグ・サームもやっている、チカーノ系ダンス・インストの定番です。
曲調は、ラテン(?)・ポルカで、アルバムは、ほぼ全曲が同じようなパーティ・ダンス・チューンになっています。
わざわざ「オリジナル・ピーナッツ」と謳っていますが、本家であるとか、元祖であるとか主張してるんでしょうか。
だとすれば興味深いです。
Sunglowsといいますと、Sunny and the Sunlinersの前身バンド、Sunny and the Sunglowsを連想します。
検索しますと、このThe Fabulous Sunglowsのほか、Los Fabulous Sunglowsというバンドのアルバムもヒットします。
これらのバンドの関係は、どのようなものなのでしょうか?
知りたいものです。
というわけで(?)、ここからは私の推測になります。
まず、The Fabulous SunglowsとLos Fabulous Sunglowsですが、同一バンドではないかと考えます。
おそらくは、スペイン語コミュニティでは、Los Fabulous Sunglowsと名乗っているのではないか、という推測です。
あるいは、活動時期により、名称を改めたという可能性もあります。
最近の活動は、Los Fabulous Sunglows名義でやっているというのはどうでしょう。
実は、Los Fabulous Sunglows名義のアルバムで、Sunny OzunaやJoe Bravoらが参加したものがあるようなのです。
これらから、次のようなストーリーを考えました。
まず、50年代後半に、Sunny and the Sunglowsとしてスタートします。
その後、60年代初めにバンドが分裂し、Sunny Ozunaが独立して、一部のメンバーを引き連れ、Sunny and the Sunlinersをつくります。
残されたメンバーは、その後もSunglowsを名乗り活動を続けますが、このとき、Sunny Ozunaに代わってリード・ボーカルをとったのが、Joe Bravoではないでしょうか?
Joe Bravo and the Sunglows名義を名乗っていた時期もあるのではないかと思います。
その後、Joe Bravoにも逃げられたバンドは、The Fabulous Sunglowsと名乗って活動するようになった、というストーリーです。
繰り返しますが、このあたりは、私は想像で書いています。
ちなみに、Sunny and the Sunlinersも、60年代後半か70年代初頭には分裂し、一部のメンバーが、Latin Breedというバンドになったようです。
Latin Breedの当初のリード・シンガーは、後にソロ・シンガーとなる、Jimmy Edwardでした。
先に触れました、Los Fabulous Sunglowsの、あるアルバムなんですが、どうもリュニオン・アルバムのような感じで、フューチャリング・ボーカリストとして、Sunny Ozuna、Joe Bravo、Jimmy Edwardが参加しているようです。
ここから、私の勝手な妄想がさく裂しました。
これは、Sunglowsをルーツとする、親族バンドの歴代ボーカリストが一堂に会した、同窓会アルバムだと解釈するのは、話を面白くしすぎでしょうか?
というわけで、全くウラ取りをせずに書いてしまいましたので、正解をご存じの方は、誤りをご教示いただけたら嬉しいです。
関連記事はこちら
ピーナッツを求めて
ウエストサイド・ソウル
ぼくらのチカーノ・ヒーロー
チカーノ・タウンからの贈り物
サニー・オスナに捧ぐ
イーストLAの郷愁
ブレイヴ・コンボを聴こう
取り上げるのは、The Fabulous Sunglowsです。
取り上げる理由は、ジャケがポップで楽しいからです。
The Original Peanuts
The Fabulous Sunglows
The Fabulous Sunglows
Side 1
1. Peanuts (L.Guerrero)
2. The Circus (Tony De La Rosa)
3. Merry Go Round (Jesus R.Martinez)
4. Happy Hippo (Nanez, Guerra)
5. Battle Of Flowers (Chucho Monge)
6. Beer Barrel Polka (Will Glahe)
Side 2
1. Popcorn (P.Bernel)
2. La Raspa (R.Carrion)
3. Rancho Grande
4. Chin-Wen-Wen Chona
5. Colt 45 (Tomas Mendez)
6. The Indian (Alfonso Ramos)
このバンドについては、はっきりいってよく分かりません。
アルバムによっては、ボーカル曲もやっているようですが、本作は全編インスト・ナンバーとなっています。
アルバム・タイトルの"Peanuts"という曲は、サニー&サンライナーズも、ブレイヴ・コンボも、そしてダグ・サームもやっている、チカーノ系ダンス・インストの定番です。
曲調は、ラテン(?)・ポルカで、アルバムは、ほぼ全曲が同じようなパーティ・ダンス・チューンになっています。
わざわざ「オリジナル・ピーナッツ」と謳っていますが、本家であるとか、元祖であるとか主張してるんでしょうか。
だとすれば興味深いです。
Sunglowsといいますと、Sunny and the Sunlinersの前身バンド、Sunny and the Sunglowsを連想します。
検索しますと、このThe Fabulous Sunglowsのほか、Los Fabulous Sunglowsというバンドのアルバムもヒットします。
これらのバンドの関係は、どのようなものなのでしょうか?
知りたいものです。
というわけで(?)、ここからは私の推測になります。
まず、The Fabulous SunglowsとLos Fabulous Sunglowsですが、同一バンドではないかと考えます。
おそらくは、スペイン語コミュニティでは、Los Fabulous Sunglowsと名乗っているのではないか、という推測です。
あるいは、活動時期により、名称を改めたという可能性もあります。
最近の活動は、Los Fabulous Sunglows名義でやっているというのはどうでしょう。
実は、Los Fabulous Sunglows名義のアルバムで、Sunny OzunaやJoe Bravoらが参加したものがあるようなのです。
これらから、次のようなストーリーを考えました。
まず、50年代後半に、Sunny and the Sunglowsとしてスタートします。
その後、60年代初めにバンドが分裂し、Sunny Ozunaが独立して、一部のメンバーを引き連れ、Sunny and the Sunlinersをつくります。
残されたメンバーは、その後もSunglowsを名乗り活動を続けますが、このとき、Sunny Ozunaに代わってリード・ボーカルをとったのが、Joe Bravoではないでしょうか?
Joe Bravo and the Sunglows名義を名乗っていた時期もあるのではないかと思います。
その後、Joe Bravoにも逃げられたバンドは、The Fabulous Sunglowsと名乗って活動するようになった、というストーリーです。
繰り返しますが、このあたりは、私は想像で書いています。
ちなみに、Sunny and the Sunlinersも、60年代後半か70年代初頭には分裂し、一部のメンバーが、Latin Breedというバンドになったようです。
Latin Breedの当初のリード・シンガーは、後にソロ・シンガーとなる、Jimmy Edwardでした。
先に触れました、Los Fabulous Sunglowsの、あるアルバムなんですが、どうもリュニオン・アルバムのような感じで、フューチャリング・ボーカリストとして、Sunny Ozuna、Joe Bravo、Jimmy Edwardが参加しているようです。
ここから、私の勝手な妄想がさく裂しました。
これは、Sunglowsをルーツとする、親族バンドの歴代ボーカリストが一堂に会した、同窓会アルバムだと解釈するのは、話を面白くしすぎでしょうか?
というわけで、全くウラ取りをせずに書いてしまいましたので、正解をご存じの方は、誤りをご教示いただけたら嬉しいです。
Beer Barrel Polkaです。
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