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イーストLAの郷愁

 今回は、気分がのった休日のみにやっている、アナログ盤の整理をする中で、ひょっこり出てきて、聴いたところ、とても嬉しくなった1枚です。


The History Of Latino Rock
Vol.1-1956-1965 The Eastside Soud
East L.A.'s Greatest Hits、Artists

Side One
1.La Bamba : Ritchie Valens
2.Hippy Hippy Shake : Chan Romero
3.Lonely Lonely Night : Lil' Julian Herrera
4.La La La La : The Blendells
5.That's All : Thee Midniters
6.Queen Of My Heart : Rene And Ray
7.I Want To Do The Jerk : Ronnie & The Pomona Casuais
8.Donna : Ritchie Valens

Side Two
1.Whittier Blvd. : Thee Midniters
2.Darling (Please Bring Young Love) ; The Salas Brothers
3.I Who Have Nothing : Lil' Ray
4.Farmer John : The Premiers
5.My Heart Cries : The Romancers
6.Tonight : The Carios Brothers
7.You've Broken My Heart : The Velveteens
8.Land Of A Thousand Dances (extended Version) : Cannibal And The Headhunters

 まずは、収録曲をご覧ください。
 多分、大半は知らない曲や、アーティストだと思います。
 もちろん、Ritchie Valensは、ロス・ロボスによって、超有名になりましたし、Chan Romeroも名前はご存知かと思います。
 曲はもちろん有名です。古くはSwinging Blue Jenes盤、近年ではGeorgia Satelites盤もありました。
 しかし、この原曲のバージョンは聴かれたことがあるでしょうか?
 「オールディーズのコンピレーションで聴いたよ」という方はいらっしゃるでしょうが、それほど多くないと思います。

 このアルバムは、83年に米Rhinoからリリースされています。
 私は、アナログ盤時代の米Rhinoを全く評価していませんでした。
  こちらは、懐かしいアナログ時代のRhinoのロゴです ⇒

 日本盤に、自分が好きなものがない、と輸入盤店をあさり始め、とにかくレアなものに価値があると盲信していた頃だったと思います。
 当時は、米Rhinoが持つ、基本的なアイテムを良い音で、継続して提供し続けるというポリシーの素晴らしさが理解出来ていませんでした。


 当時は、英チャーリーと、仏パテ・マルコーニが、私のお気に入りのリイシュー・レーベルでした。
(その後、ルート66というスウェーデンのブート・レーベルもそれに加わります。)

 英チャーリーは、元々サン・レコードのリイシューを目的として作られた会社で、次第に手を広げて、果ては膨大なカタログを所有することになり、多くの再発ファンの支持を得ていました。
 ただ、一部の間では、レコードから音を起こしているという噂があったりして、怪しさもありましたが、レアさを求めていた私には、眼がくらむような魅力的な会社でした。

 一方、米Rhinoは、比較的有名なバンドのベスト盤などばかり出している、お堅い会社というイメージでした。
 その頃の私には、権利関係をクリアにして、ベーシックなアイテムを最良の形で発信するという、姿勢の素晴らしさの価値に気付いていませんでした。

 CD時代になって、英チャーリーは勢いを失い、米Rhinoは、多くのファンから圧倒的な支持を得るようになりました。
 アトランティックの傘下に入って、活動が制限されたのは残念です。


 さて、このアルバムです。
全ての音をお聞かせできないのが口惜しいです。
 胸がしめつけられるような、わくわくする音が詰まっています。
 ここには、時代の空気感、南カリフォルニアのアナザー・サイドといったものが込められていると感じます。

 チカーノ、テハーノという言葉があります。
 私の勝手な解釈では、メキシコ系アメリカン人を指すのがチカーノ。
 テキサス在住のメキシコ系アメリカ人を指すのがテハーノ。
と単純に思っています。

 ラティーノは、一般的にはスペイン語を公用語とするラテン・アメリカの出身者を指すのではないかと思われますが、このアルバムで言う、ラティーノは、カリフォルニア在住のメキシコ系アメリカ人、ないしは文化と解釈していますが、どうでしょうか?

 テキサス州は、元メキシコ領でしたが、有名なアラモ砦の戦い等を経て独立し、テキサス共和国時代ののち、合衆国に編入されました。
 カリフォルニア州は、スペインによって開拓され、その後メキシコ領となり、後にアメリカが買いとったという歴史があります。
 メキシコは、元々スペイン領から独立した国ですから、どちらもスパニッシュ文化の影響下にある土地柄です。

 音楽については、ボーカル&インスト・バンドというスタイルが多く、テキサス音楽との共通性を感じます。
 一方、ホワイト・ドゥ・ワップ的側面もあり、こちらはニューヨークなどの大都会のマイノリティ系ハーモニー・グループを連想します。
 このアルバムのVol.2が出たのか知りませんし、CD化されたかどうかも調べていませんが、もしあるのならコレクションしたいです。

 こういったアルバムに再会できることが、アナログ盤整理の最大の楽しみです。






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