サーバーを起動するとPOST画面が出た後、以下のような画面になります。
Illegal OpCode
EAX=4F902B2C EBX=0000FE6E ECX=00004D50 EDX=0000F066
EBP=00000000 ESI=00064D52 EDI=0000FC6F
DS=6000 ES=F000 FS=0000 GS=0000
CS:EIP=FB74:0000E866 SS:ESP=0000:0000EC2C
EFLAGS=00000282
サーバー所有者より聞き取りによると、
最初はフリーズした事が発端のようでした。
その後もたまにレッドスクリーンになってしまい、
再起動するとしばらくは何事もない様子が続き、
いつしかレッドスクリーンが頻繁に出るようになり、
もはやサーバーとして機能する事ができないほどになりました。
最後はBIOS画面にも入れない状態となってしまいました。
しばらく放置していたのですが、気合を入れて調べてみると
解決方法が見つかったので、記録として記述します。
■ 解決策
マザーボード上に10個のディップスイッチがあるのですが、
シャットダウンした状態でその6番のスイッチをONにし、
サーバーを起動する事でNVRAMをクリアし、
症状を改善する事ができます。
症状が改善したらサーバーを終了させ、
6番スイッチを元の位置へ戻して終了です。
ただこの作業を行ってしまうと、
設定がデフォルトに戻る為、
環境構築を再度行う必要があると思われます。
私はLinuxにてデータをサルベージし、
RAIDを再構築、サーバーOSインストール、
データの復旧、という具合で直しました。
色々試しましたが、
この方法以外に解決方法は見つかりませんでした。
ディップスイッチは以下のような物です。
縫い針や爪楊枝でオンオフすると簡単です。
この症状はBIOSの不具合で起こるようなので、
改善しましたら念のためにBIOSアップデートを行っておく方がよいと思います。
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